こんにちは。今回は谷口がお送りします。
ITエンジニアを目指す学生の皆さんは、何か就職活動の対策を講じたり、プログラミングの勉強をしたりしていますでしょうか?
■新卒ITエンジニアの採用試験
最近は、新卒者の入社試験でも、プログラミング問題を解く試験を導入して、応募者のプログラミング力を見る企業が増えてきました。
一次面接の代わりに「実技試験」 グリーのエンジニア採用: J-CAST 会社ウォッチ
http://www.seeds-std.co.jp/recruit/new_face/
http://www.seeds-std.co.jp/recruit/new_face/
https://acaric.jp/modules/acaricuserpub/?action=viewComInfoPub&cid=55851
https://acaric.jp/modules/acaricuserpub/?action=viewComInfoPub&cid=55851
https://www.cyberagent.co.jp/recruit/fresh/program_detail/id=9309
https://www.cyberagent.co.jp/recruit/fresh/program_detail/id=9309
この傾向は、特にWebサービス系の開発企業に多く見られます。
企業は、新卒者にもある程度のプログラミング力があり、ITエンジニアとして即戦力になることを求めています。
また、エンジニアの転職求人サイトであるpaizaでも、「新卒可の正社員求人」が現在70件あります。
paizaのスキルチェックでAランク以上を取得していると、新卒でも就活がかなり有利になります。エンジニアを目指す学生の皆さん、ぜひチャレンジしてみてください!
新卒者にも技術力を求める傾向は、今後も加速していくと思われます。これは、もともとエンジニアを目指している人にとっては良い流れがきていると言えます。
■今後新卒のプログラミング実技試験は増加する
海外のIT企業のソフトウェア開発職では、面接時に白板にプログラムを書かせたり、プログラミング実技試験を課したりするのがスタンダードです。日本でもWebサービス系の企業を中心に、技術職の中途採用でプログラミング試験をするというところが、この1〜2年で急速に増えてきています。
本来技術職というのは、人柄ややる気で採用されるよりも、技術力ベースで採用された方が、企業とのミスマッチも少なくて済むはずの職種です。
企業にとって新卒採用は、経歴や実績で評価できる中途採用と違い、業務面での実績がゼロな人材の採用のため、判断が難しくなってしまう面があります。ともすれば、学生時代の経験や人柄など、仕事(技術)とは余り関係のない部分で評価される部分が多くなってしまいがちです。
しかし、技術面でのアピールが出来る場が増えてくれば、就活の定番の型にはまった志望動機や自己PRよりも、より有効なアピール材料となることは言うまでもないでしょう。特にプログラミングスキルについては業務と直結しているため、うまくアピールできれば、他の応募者よりも頭一つ以上抜きんでることができるのです。
paizaを使って就活をされた方でも、就職浪人をし、既卒・業務未経験ということが仇になって、一般的な就職活動では苦労したものの、paizaのスキルチェックでランクAを取得したところ、それから1ヶ月足らずで内定取得・入社することができたという方もいらっしゃいます。
業務未経験・既卒扱いの新卒プログラマが、即戦力採用された理由 - paiza開発日誌
このような、採用試験にプログラミング問題を課す企業が増えてきた中で、エンジニアを目指す学生の皆さんは、採用試験に向けてのプログラミング試験の勉強はされていますでしょうか?
「そうは言ってもどんな勉強をしたらいいのか分からない」「入社試験ではどんな問題が出るの?」という方も多いかと思います。
プログラミングスキルに応じた転職支援を行っているpaizaにも、「そういった試験対策の勉強会を開催してほしい」という声が多く届いており、この度弊社に蓄積されたプログラミングスキル向上のノウハウを生かした就活生向けの無料勉強会を12月14日(日)に開催する運びとなりました。
当日は、ITエンジニアを目指す学生の皆様へ、「プログラミング試験におけるアルゴリズムの考え方」や「企業がプログラミング試験で見ているポイント」等、プログラミング試験を突破する秘訣についてお話したいと思います。
参加ご希望の方は、下記参加応募ページからお申込みください!
https://atnd.org/events/59620
https://atnd.org/events/59620
12月14日【IT系就活生向けプログラミング試験対策勉強会】開催決定! - paiza開発日誌
■『就社』ではなく『就職』するということ
企業が新卒者にも技術力を求める傾向が加速する中で、ITエンジニアを目指す学生の皆さんにお伝えしたいことがあります。
それは、『会社に入社すること』ではなく『ITエンジニアとなり、技術で食べていける人間になること』を目指してほしいということです。
IT業界は日々技術も環境も進歩しています。それが、エンジニアという仕事の大変なところでも、楽しいところでもあります。また、安定した大企業と言われていたところの経営が急激に傾いたり、5年前にはなかったような企業が上場して急成長を遂げたりと、今後の動向が予測できない業界でもあります。
業界の動向が変わっても、作るものが変わっても、所属が変わっても、エンジニアを支えるのは自分自身の技術力です。そんな中で、技術職であるエンジニアを目指す皆さんには、企業への『就社』ではなく『ITエンジニア』という職業に『就職』することを目指してほしいなと思います。
■まとめ
今は、新卒の方でも『自分が何をやりたいのか分からない』『やりたいことが見つからない』という方が非常に多くいます。
そんな中で、『自分はプログラミングが好き!』『ITエンジニアになりたい!』と言える皆さんは、一歩進んだ存在だと思います。
ご自分の目標に向かって努力を続けることで、ぜひ社会人になってからの人生も実り多きものにしてください。
■paiza新卒について
paizaは、技術を追い続けることが仕事につながり、スキルのある人がきちんと評価される場を作ることで、日本のITエンジニアの地位向上を目指したいと考えています。
「paiza新卒」は、ITエンジニアを目指す人たちのための、IT/Webエンジニア求人に100%特化した就職サービスです。プログラミングスキルチェック(コーディングのテスト)を受けて、スコアが一定基準を超えれば、ES選考なしで複数の企業へ応募ができます。
まずはスキルチェックだけ、という使い方もできます。自分のプログラミングスキルを客観的に知ることができますので、興味がある方はぜひ一度ご覧ください。
また、paiza新卒をご利用いただいている企業や、paiza新卒を使って就職に成功した方へのインタビューもございます。こちらもぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちら