paiza開発日誌

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既卒者がエンジニアに就職したい…失敗を防ぐための2つのポイント

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Photo by Shilad Sen
f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

新年度に入り、新社会人としての生活をスタートさせた方がいる一方で、内定がないまま卒業し、「既卒」となってしまった方もいるかと思います。

既卒には「就職が厳しくなってしまう」イメージがあるかと思いますが、実際には、厚労省が卒業後3年以内の既卒者は新卒として扱うことを奨励する通達を出していることもあり、多くの企業が既卒者の受け入れを実施しています。paiza新卒でも、ITエンジニアとして内定を獲得している既卒者の方がたくさんいます。「既卒になったら就活できない……」などということは絶対にありません。

しかし、新卒と同じようでもまったく同じではないため、具体的に「新卒の就活と何が違うのか?」「既卒の就活では何に気をつけるべきなのか?」といったことはあまり知られていません。そこで今回は、既卒者の就職活動で気をつけたいポイントについて解説していきます。

■そもそも「既卒」って何?

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Photo by Colin Kinner
実は就職市場における「既卒」という言葉に明確な定義はありません。ただ、一般的には学校を卒業して1~3年以内の人で、一度も就職した経験がない(=社会人経験がない)人を意味する場合が多いです。

では、4月1日時点でどれぐらいの人が既卒者になっているのでしょうか?

今年の調査結果はまだ出ていませんので、厚労省による2016年の「大学等卒業者の就職状況調査」を見てみますと、4月1日時点で大学卒業者全体に占める就職者の割合は72.0%となっています。ただ、この就職しなかった28%には卒業後に大学院や専門学校等に進学した人も含まれています。

このうち、「就職希望者に絞った就職率」を見てみますと、大学卒業者の就職率は97.3%となっています。逆に考えると、2016年4月1日時点では、前年度の就職希望者のうち2.7%が既卒者になったと言えます。

大学等卒業者の就職状況調査 |報道発表資料|厚生労働省
(※これは4月1日時点での調査のため、卒業から間もなく就職する人や、逆に進学した大学院などを中退する人など、年度途中で状況が変わる方ももちろんいらっしゃるかと思います)

既卒って就職できるの?

ディスコの調査による「既卒者の応募を受け付けている企業」の割合を見ると、既卒者を新卒枠として応募を受け付けている企業は、2015年度時点で全体の66.0%にのぼり、毎年増加の傾向を見せています。

その一方で、実際に既卒者に内定を出した企業の割合は14.2%という結果が出ています。

これは低く見えるかもしれませんが、実際のところ既卒者の数も少ないため「受け付けてはいたが、そもそも既卒者からの応募がなかった」企業の割合が多いかと思います。

さらに言うと、近年の採用現場は売り手市場の傾向が強く、新卒のみに絞った採用活動だけでは、充分な人材を確保できない状態に陥ってしまう企業も続出しています。

そのため、「若くてポテンシャルが期待できる人材であれば、新卒に限らず既卒者や第二新卒にあたる人たちも採用したい」企業も増加傾向にあります。

「2015年度・新卒採用に関する企業調査-内定動向調査」

既卒の就活では必須。これだけは気をつけたいポイント

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Photo by Alex Luyckx

◆「既卒になった理由」は必ず用意しておく

「なぜ既卒になったのか」は、ほぼ確実に聞かれると思っておいた方がよいでしょう。

既卒である以上、「どうして新卒で就職しなかったのだろうか?」「新卒で就職できなかったということは何か問題がある人物なのか?」と懸念されてしまうのは仕方ありません。

逆に言うと、この懸念点さえ払拭できれば、その他は新卒と同じような内容の質問を聞かれるはずです。

ここは、「正直な理由」をベースにして、客観的に見て納得感のある理由が必要です。

ただ正直に言うといっても、留学や研究に忙しかった、家族の介護などやむを得ない事情があった場合などはまだしも、「単位が足りず授業を受けていた」「就活を軽視していた」「バイトばかりしていて気付いたら採用が終わっていた」……などといった感じで「ネガティブ要素が強い理由」はなかなか言いづらいですよね。

こうした理由で既卒になった方は、「新卒のときはこんな考えでいたが、それは間違っていた。今はそのときのことを反省し、こんな考えのもとに就活をしている」という理由の組み立て方をしてみましょう。

「単位が足りなくて授業に出てたから」で終わってしまう人や、「研究室のせいで」「サークルのせいで」などと他責思考が強い理由で終わってしまう人は、自分を客観視できない人、今後に活かすための反省ができない人と思われてしまいかねません。


例えば
「大学4年の時点で、卒業までの単位が足りず授業をとっていたため満足に就活できず、既卒になってしまった。学生時代にサークル活動やアルバイトなどに力を注ぎ、優先順位を考えずに学業をおろそかにしてしまったのが原因であり、愚かだったと深く反省している。今は既卒になってしまったが、プログラミングが好きなのでエンジニアになりたいと考え、就職活動をしている。一刻も早くエンジニアとして活躍できるよう、就職活動をしながら〇〇言語やWebサービス開発についての勉強もしている……」
といった感じで、「今になって分析すると過去の自分はここが悪かった。今は過去を反省して、このような方向性を目指して就活している」といったことがわかる受け答えができるとよいでしょう。

過去は変えられませんが、過去の自分を客観視して省みることはできるはずです。特に「既卒になってしまった現実を受け入れ切れず、自分はもっと評価されるべき人間である」という意識の強い人は、この理由作りでつまずいてしまうことが多いです。

このような方は一度「既卒になってしまったので、大変なこともあるかもしれないが、過去は変えられないから仕方がない。自分なりにできることからやっていこう」と、既卒である自分を受け入れることから始めたほうがよいかと思います。

◆自分から積極的に行動をする

当たり前ですが、自分から動かないと内定を獲得することはできません。

もちろんこれは新卒者にも言えることですが、既卒者の場合は同級生のほとんどが就職しているため、みんなで一斉に就活を進めていこうという環境にいるわけではありませんよね。

そのため、就職に対するモチベーションを保てなかったり、情報収集が不足していたり、少しうまくいかなかったりすると「自分が既卒なせいだ」と思い込んで諦めてしまう人もいます。

しかし、何もしないままでいては既卒の期間をいたずらに伸ばす結果となってしまいます。

前述のとおり、最近は既卒でも応募できる企業が増えているわけですから、そのような企業の情報を集め、少しでも気になる企業があれば応募して話を聞いてみるとよいでしょう。

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■まとめ

一般的には「既卒になってしまったら就職は厳しい」というイメージがあると思いますが、最近は必ずしもそうではなくなってきました。

paiza新卒でも毎年、既卒になってから内定を獲得される方が多数いらっしゃいます。

これは毎年就活生の方に言っていることですが、内定を獲得するタイミングが少し遅れたからと言って、その人の人格に問題があるわけでも、その後の職業人生に大きな影響があるわけでもありません。

ただ、自分から積極的に動かない限り内定獲得できないのは新卒も既卒も同じですから、通年採用や既卒OKの求人に目を向けることが、可能性を広げるポイントになってくるかと思います。

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