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こんにちは。谷口です。
少し前ですが、Google I/O 2017で「KotlinがAndroidの公式言語になる」ということが発表されましたね。
Kotlinは、IntelliJ IDEAなどを開発したJetBrains社が、「Java言語をもっと簡潔・安全になるように改良した産業利用向け汎用言語」として2011年に発表した言語です。
Kotlinのコードは、Javaと同じぐらいのスピードでコンパイルされ、Java仮想マシンで動作します(このようなプログラミング言語はJVM言語と呼ばれています)。Kotlinは「Javaよりも簡潔であること」を目指して開発されているため、Javaよりもシンプルなコードで動き、人気も高まりつつある言語です。
paizaでも「Kotlinを使ってみたい」という方が増えていますので、今回は初心者でもKotlinを学べるサイトと書籍を8件ご紹介します。
■プログラマに優しい現実指向JVM言語 Kotlin入門
gihyo.jp
日本Kotlinユーザグループ代表/日本Javaユーザグループ幹事である長澤さんによる、Kotlin入門の連載です。
長澤さんは↓の『Kotlinスタートブック』も執筆されています。
■Kotlinスタートブック
Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング
- 作者: 長澤太郎
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
■Kotlin入門までの助走読本
kotlin-prior-learning-book.pdf - Google ドライブ
長澤さんをはじめとする、日本Kotlinユーザグループの方々が共著で書かれたドキュメントで、無料公開されています(とてもありがたい…)。
■Kotlin オフィシャルサイト
公式リファレンスが読めるだけでなく、「LEARN」ではチュートリアルなども公開されています。
↓公式リファレンスを日本語訳されていてる方もいらっしゃいます(とてもありがたい…)。「英語があまり得意ではない…」という方は併用するとスムーズに理解できるかと思います。
■ドットインストール Kotlin入門
動画でKotlinのコードの書き方、環境構築方法などが学べます。
■paiza.IO
paiza.IOは、ブラウザ上でコードが書け、書いたコードをその場で実行出来るオンラインプログラム実行環境です。面倒な環境構築なしに、ブラウザさえあればすぐにコードを書いて実行結果を見ることができます。Kotlinにも対応しておりますので、「ちょっとコード書いてみたい」というときはぜひ試してみてください。
■paizaのスキルチェック問題(※β版)
paizaでは、コーディングスキルをはかるコーディング問題の結果により、S・A・B・C・D・Eの6段階でランクが分かります。
Kotlinは今のところβ版の言語になりますので、一度別の言語で解いた問題に再挑戦する際にしか使えませんが、「Kotlinでプログラミング問題を解いてみたいな」という時はぜひチャレンジしてみてください!
■まとめ
Androidの新しい公式言語として注目されているKotlinは、今後が非常に楽しみな言語ですね。
最近はこんな感じで、Kotlin関連の勉強会やイベントも増えてきて楽しそうです。
connpass.com
そして、Kotlinを勉強して「どれぐらい書けるようになったか試したいなー」と思ったらぜひpaizaのスキルチェック問題に挑戦してみてください!(β版ですが…)
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
詳しくはこちら
そして、paizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
詳しくはこちら