現役エンジニアが選ぶ・Rubyを使った開発業務に役立つ書籍4冊

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こんにちは。谷口です。

プログラミング初心者で「Rubyを勉強したい」と思っている方は多いですよね。

Rubyはコードの記述量が比較的少なくて済むため、初心者でも読み書きがしやすく、学習も進めやすいプログラミング言語です。また、Web開発に適したRuby on Railsというフレームワークがあり、実務でもよく使われています。ちなみにpaizaもRailsを使って開発されています。

Rubyを学ぶメリットとしては「学習教材が充実している」「転職にも役立つ」といったことが挙げられます。特に、Webサービスを開発するエンジニアになりたい方なら、学んでおいて損はありません。

そこで今回は、実際にpaizaを作っているエンジニアたちに、実際に読んでRubyの勉強に役立った書籍を聞いてきました。

Ruby初心者の方の参考になればと思います。

田中です。主にpaiza転職の開発担当で、最近は年収保証スカウトサービス機能を作ったりしています。DJエンジニアでもあります。

実践Ruby on Rails 4 現場のプロから学ぶ本格Webプログラミング

実践Ruby on Rails 4 現場のプロから学ぶ本格Webプログラミング

こちらは初心者向けの内容ではないですね。Railsチュートリアルの内容が理解できて「少しRailsに慣れてきたかな？」ってレベル感の人にちょうどいいと思います。
いかにも実務でありそうな要件をベースに、Railsで実装を進めていく内容になっているので「Railsを業務で使うから勉強しなきゃ」って人には特におすすめです。フォームオブジェクト、サービス層などの話も出てくるので、Railsチュートリアルにはない部分もカバーできます。

高村です。開発チームのエンジニアリーダーをしています。

メタプログラミングRuby 第2版

メタプログラミングRuby 第2版

Rubyエンジニアの人はぜひ一度読んでみてほしいです！！

Rubyにとってメタプログラミングというのは当たり前の機能なので、Rubyに慣れてきた人なら理解しやすい内容だと思います。むしろ難しい話は多くなく、ストーリー形式でテンポよくRubyのメタプログラミングについて学べます。「メタプログラミングって難しそう…」と思っている人ほど読んでほしい…。

Effective Ruby

Effective Ruby

プロのRubyエンジニアとしてやっていきたい人にとって役立つ話が満載です。

Rubyってコーディング自体は難しくないのですが、逆にそのせいで見通しの悪いプログラムになってしまったり、アクセスしにくいコレクションを作っていたり、機能的ではない例外処理をしていたり、実行速度が遅くなっていたり…ということが起こりがちですが、そのへんの問題に対する正しい解決策みたいなものを示してくれます。

文章が固めなので読みづらく感じる部分もあるかもしれませんが、個人的には逆にそれが癖になると思っています。

吉岡です。ブラウザ上でWeb開発やプログラミングが実行できるPaizaCloudやpaiza.IOの開発を担当しています。

たのしいRuby 第5版

たのしいRuby 第5版

初めてRubyを使う人でも読みやすい、理解しやすい内容になっています。

プログラミングの基本から始まって、クラスの使い方やオブジェクト指向まで、 初心者が一通りRubyのコードを読み書きできるようになるのに必要な内容が網羅され、簡潔にまとめられています。

まとめ

現役エンジニアがおすすめする、Rubyを使ったWeb開発に役立つ書籍をご紹介しました。

興味を持たれた方は、この読書の秋にぜひ読んでみてください。

なお動画でプログラミングが学べる「paizaラーニング」では「Ruby入門編」「Webアプリ開発入門 Rails編」「Webアプリ開発入門 Sinatra編」のレッスンを公開しております。プログラミング未経験から始められる動画と練習問題で、初心者でもRubyの使い方やRubyフレームワークを使ったWeb開発手法が学べます。

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「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。

そして、paizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。