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就活生向け・面接の最後に合格率を底上げする!20の逆質問例


Photo by Maryland GovPics
こんにちは。倉内です。

就活での面接対策というと、「志望動機は?」「学生時代に力を入れていたことは?」といった面接官からの質問への対策をすることだと思いがちです。

一方で、実は「なにか質問はありますか?」と企業から言われたときの逆質問タイムへの対応も面接対策の1つなのですが、こちらまでできている人はあまり多くありません。

逆質問は面接のおまけではなく、応募者の評価を左右する重要な時間です。そして、志望企業に直接質問して情報を得られる貴重な機会でもあります。ぜひ有効活用して就活に役立てていきましょう。

そこで今回は有意義な逆質問タイムのために、具体的にはどんな質問をするとよいか、逆質問で気をつけたい点などお話ししたいと思います。

就活における逆質問タイムとは

足りない・知りたい情報を直接企業の人に聞くことができる

志望企業について、インターネットや説明会で情報を集めるだけでは、具体的な仕事内容や働き方について分からないことも多いでしょう。「実際どうなんだろう……」と疑問に感じる点があるはずです。

OB・OG訪問ができればいいですが、難しい場合もありますよね。そこで逆質問の時間を利用して企業へ直接聞くことによって、その企業で働くイメージが明確になります。

企業選びや企業比較のための情報を得ることができる

逆質問で気になることを聞いて、「より具体的な情報を知ることができてよかった」となるだけではなく、場合によっては「思っていたのと違った……」と感じることもあるでしょう。その時点で選考を受け続けるかどうか考え直すという判断もできます。

また、同業界の企業であまり違いがなさそうに思えても、情報収集してみると意外な違いが見えてきたりします。

情報を得ることで志望度をさらに高めることもできますし、自分に合わない会社を回避することもできます。

企業はなぜ逆質問タイムを設けるのか

逆質問の位置づけは理解できたので、次は企業が逆質問タイムで就活生に何を求めているかを知っておきましょう。

「うちに関心があるか?」「志望度はどれくらいか?」を確認するため

他の企業ではなくうちを選んで受けに来たのだから、企業研究する中で何か気になったことや疑問が生まれるだろうと考えています。

逆質問がないと企業について知りたいという熱意が感じられず、志望度が低いのではと思われる可能性があります。

「うちと相性はいいだろうか?」を確認するため

面接はどちらか一方が選び、もう一方が選ばれるという場ではなく、双方が理解を深める場です。企業側は応募者が考えていること・思っていることが自社と大きくズレていないか確認したいと考えています。

入社後にミスマッチに気づくとお互いが不幸なので、逆質問を通して理解を深めてもらいたいという狙いがあります。

シーン別・逆質問の具体例

質問の準備として、企業の情報を集めている段階で浮かんだ疑問をメモしておく習慣をつけましょう。

メモは選考に持参し、逆質問タイムになったら「聞きたいことをメモしてきたので、メモを見てもよいでしょうか」と断りを入れれば失礼にはあたりません。メモがあれば忘れてしまって慌てることもありませんし、事前に調べてきたというアピールにもなります。

以下に具体例をご紹介しますので参考にしてみてください。

◆面接:対人事

・御社ではどのような人が活躍され、評価されていますか?

「この企業に入社したらどんな役割が求められ、評価されるのか」は、企業選びの判断基準として聞いておくとよい質問です。

評価について聞くことで、エンジニアであれば、技術職として開発に携わるスペシャリストになることを求められるのか、ゆくゆくはリーダーやマネージャーとして管理側になることを求められるのか…など、企業による違いが見えてきます。

・○○という事業領域に興味があるのですが、配属はどのように決まりますか?

配属については会社説明会で話がある場合もありますが、このような質問は企業の事業内容についてきちんと調べてきているという熱意を見せられます。

「もし希望どおりの配属がかなわなかったらどうしますか?」など話を広げられる可能性もあるので、その回答も準備しておきましょう。

◆面接:対エンジニア・SE

・御社のエンジニアのみなさんは、普段どのような流れで仕事を進めていますか?
・新卒でエンジニアとして入るとまずどんな仕事を任されますか?

選考が進むと募集職種の社員(現役のエンジニア)が面接官となることが多くあります。日々の仕事内容や仕事の流れを聞くことで、入社後の働く姿を具体的にイメージしやすくなります。

・入社するまでに身につけておいた方がいいスキルはありますか?

この質問は意欲や熱意を見せると同時に求められるスキルが分かるため、これも実際の仕事をイメージするのに役立ちます。

もし「今このような勉強をしているのですが…」と言えることがあれば、質問をする場ではありますが質問の前に軽く話してもよいと思います。

・プロジェクトは何名くらいのチームでおこないますか?
・開発で主に扱うプログラミング言語やフレームワークを教えていただけますか?

エンジニア募集の求人でも、開発に関する情報があまり載っていないこともあるため必要に応じて聞いてみてもよいでしょう。

paiza新卒はエンジニア就活に特化しているため、開発言語・フレームワーク、マシンスペック、プロジェクトについての情報を求人に詳しく掲載している企業が多いです。

事前にこのあたりの情報を押さえておいて、面接ではもう少し深掘りして聞いてみるのもよいかと思います。

(求人票への記載例)他にも開発部門の特徴・強み、組織構成、エンジニア評価の仕組みなどの情報も

◆面接:対社長・役員

・御社で仕事をする上で、最も大切にすべきことはなんですか?
・新入社員のうちに「これはやっておくべき」というものはありますか?
・5年後、10年後も御社で活躍していそうな社員はどんな人ですか?

最終面接では、仕事の細かいことよりも大枠や将来のことを聞くとよいでしょう。

学生の皆さんにとってはまだ少しイメージがわきづらいかもしれませんが、社長や役員は「応募者がどんな業務に携わりたいか、どんなキャリアを積んでいきたいかを知り、自社と方向性が合っているかを見たい」と考えています。

そのためこれまでの人事やエンジニアといった面接官とは違い、スキルや素養が合いそうかよりも、長期的に見てうちで活躍し続けてくれるかを重視しています。

◆説明会:対先輩社員

・1日の仕事の流れを教えてください。
・仕事をしていてうれしかったこと、逆につらかったことはなんですか?
・現在の業務で一番魅力を感じていることはなんですか?
・どんなときに仕事でやりがいを感じますか?
・これまでに達成したことと今後の目標を教えてください。

定番ではありますが、実際に働いている社員から聞くと具体的な仕事のイメージができるだけでなく、何をモチベーションとしているかなども分かり参考になることが多いと思います。

特に「つらかったこと」はどうやって乗り越えたかも聞いておくと、組織の雰囲気(チームで助け合って乗り越えた、上長が手助けしてくれた、など)を知ることもできます。

説明会に参加する社員がエンジニアだけとは限らないため相手を見てになりますが、エンジニア職で応募しているなら「新しい技術や手法を取り入れようという雰囲気や、実際に取り入れたことはありますか?」「今注目している/気になっている技術はありますか?」といったことを聞いてみてもよいでしょう。

◆面談:対リクルーター

・○○さんがIT業界/この会社を選んだ理由はなんですか?
・学生時代の経験で仕事に生きていることはありますか?
・入社前と後で会社や仕事に対してギャップはありましたか?
・同業他社に比べて強みだと感じるのはどんなところですか?
・今後どんなエンジニアになりたいですか?

基本的には説明会の質問と同じでいいのですが、リクルーターは比較的年が近い人が選ばれているはずなので、就活時のことを聞いておくと自分が面接で志望動機や学生時代のエピソードを聞かれた際の参考になります。

逆質問については、paiza新卒の就活成功ガイドにもまとめてありますので、参考にしてみてください。

逆質問で気をつけたい4つのこと

・逆質問タイムも評価対象と認識する

企業からの質問が終わると緊張感がちょっとゆるんでしまうかもしれませんが、逆質問タイムも面接中には変わりないのでもちろん評価の対象になっています。

逆質問の内容や態度によって評価がプラスになることもマイナスになることもあります。

・企業サイトに載ってるようなことを聞かない

質問に困って、少し調べると分かるような「御社の従業員数は…」「企業理念は…」といった質問をしてしまうと逆効果です。

このような状況を避けるためにも逆質問はいくつか準備しておきましょう。

・面接官の立場に合わない質問をしない

エンジニア採用でも面接官がエンジニアとは限りません。人事相手に「開発ではどんな言語をよく使いますか?」と質問しても答えられない可能性があります。逆にエンジニア相手に「入社後の研修について…」と聞いてもなかなか正確な答えは得られないでしょう。

具体例に挙げたように面接官の立場に合った質問をしてください。

・先輩社員やリクルーターとの面談で油断しすぎない

基本的には面接と違って学生に寄り添っていろいろぶっちゃけた話もしてくれます。

なので常識の範囲内で突っ込んだ質問をしてもいいと思いますが、多くの場合(採用に影響があるかは置いておいて)人事に学生の印象は伝わってるので気を抜かないようにしましょう。

まとめ

逆質問は企業のことをより深く知ることができ、疑問を解消できるチャンスです。

面接では緊張したり萎縮したりしてうまくいかないこともあるかと思いますが、慣れもあるので数をこなして本命企業のときに慌てないようにしっかり準備しましょう。

なお、paizaのカジュアル面談ならはじめに企業から会社説明があり、通常の面接の場より質問しやすい仕組みになっています。カジュアル面談について詳しくはこちら

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