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【調査結果】コロナで就活激変!エンジニア志望学生が今すべきことは

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StartupStockPhotosによるPixabayからの画像

f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活は大きく変化しました。先行き不透明な中、特に就職活動中の学生の皆さんは不安を抱えている方も多いと思います。

このたびpaizaでは、新卒採用をおこなっている企業および21卒・22卒の学生を対象に「新型コロナウイルス影響調査」を実施しました。この回答結果からは、企業・学生ともに大多数がオンライン選考にシフトしているなど、就活スタイルの変化が起きていることが分かりました。

この記事では今回の調査結果を詳しく見ながら、就活に臨む学生の皆さんが今シーズンの就活をどのように進めるとよいかを考えていきたいと思います。

新型コロナウイルス影響調査結果

調査概要

「新型コロナウイルスによる就職活動への影響と、オンライン選考に関するアンケート」
調査期間:2020年4月14日~4月21日
調査対象:paiza新卒ご利用中の21年卒・22年卒学生、計98名

「新型コロナウイルス感染症の採用活動への影響と、オンライン選考についてのアンケート」
調査期間:2020年3月30日~4月9日
調査対象:「paiza新卒」に求人を掲載中の企業、97社

就活に「影響が出ている」は6割超

「新型コロナウイルス感染症によって就職活動に影響は出ていますか?」という質問では、61.2%が「現時点で影響がでている」と回答しています。

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4月時点の回答ですので、もう少し増えている可能性もありますね。

具体的にどのような影響があったかも見てみましょう。

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90%が「面接や説明会がオンラインになった」と回答しています。オンラインへの切り替えが急速に進んでいるようです。

「企業との面談が止まった/延期になった」71.7%、「企業からのスカウトメールが減った」25.0%と続いています。また数は多くないものの「企業からの採用見送りが増えた」という回答も見られました。全体的に「悪い影響が出ている」と感じている方が多かったです。

すでに就活生の8割が「オンライン選考の経験あり」

「オンラインでの面接や説明会の経験はありますか?」には、学生の80%が「経験がある」と回答しました。

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選考が止まった・延期になったという回答も多かったのですが、他方で、オンライン選考を利用して積極的に就活を続けている方が多いことも分かりました。

また、もとよりITエンジニアを目指す学生は、オンラインでの選考への抵抗は少なく、「オンライン面接・説明会に抵抗はない」と答えた人は69.4%にのぼっています。

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まだオンラインでの選考は慣れないこともあり、対面とはまた違った緊張感もある人がいるかもしれませんね。

ただ、気をつけるべきポイントさえ押さえておけば必要以上に構えなくても大丈夫です。このブログでオンライン面接の対策記事も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

paiza.hatenablog.com

4割以上が「いままでと変わらず選考を進めたい」

「今後の就職活動をどう進めていくか」との問いには「今までと変わらず選考を進めたい」と答えた人が43.9%となりました。

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「新型コロナウイルスの問題が落ち着いてから選考を進めたい」と答えた学生は30.6%にとどまり、オンライン選考などを活用しながら就職活動をしたいと考えている学生が多いことが分かりました。

もちろん応募した企業側の都合もあるのですべて変わらずに進めることは難しいかもしれませんが、オンライン選考を実施している企業を探して応募するなど、今できることは多くあります。

調査結果を見ると、他の学生、そして企業は積極的にオンライン選考をしていると思われます。「事態の収束まではのんびりしていても大丈夫と思っていたら、すでに応募を締め切っていた……」なんてこともありえます。志望度の高い企業がオンラインで選考を進めていないかは常にチェックしておくべきですし、オンライン選考への備えもしておきましょう。

また、少し見方を変えると、こういった状況の変化に対応できる企業かどうかを見極めるいい機会とも言えます。

多くの企業がオンライン選考を利用

これまでオンラインでの選考実施はカジュアル面談、一次面接までといった企業も多かったのですが、コロナウイルスの影響でアンケート時点では以下のような結果になりました。

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「すべての面接で利用している」が45%、「最終面接以外で利用している」が30%ということで、オンラインのみでもかなり就活を進めることができそうですね。

業界によってはなかなかオンライン選考の導入が進められず、採用がうしろ倒しになっている企業も多いことを考えると、IT業界は比較的影響を受けにくいと言ってもよいかと思います。

ちなみにpaiza新卒に求人を掲載している企業の「オンライン選考実施比率」は3月に増え、4月にはほぼ100%に達しました。こんな状況でも、企業の選考は進んでいます。繰り返しになりますが「悠長に構えていたら希望する企業の選考がすべて終わっていた」といったことにならないように、企業の動き、求人媒体のチェックを怠らないようにしましょう。

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paiza新卒では、オンライン面談できる企業の求人情報を特集していますのでぜひごらんください。

なお、「就活成功ガイド」では、電話やメールなどのマナーの基本や、就職活動の準備方法、面接対策など、入社までのさまざまなポイントをまとめています。こちらも参考にしてみてください。

まとめ

21卒・22卒学生および企業が、就職活動において現在どのような状況かをアンケート結果からお伝えしてきました。

5月半ばになり多くの県で緊急事態宣言が解除され、状況は常に変化しています。就活においても情報収集を続けていくことが大切です。

ただ、これまでの常識が通じない大きな変化への不安や膨大な情報量に流され、ネガティブになりやすい時期でもあります。

無理はせず、健康を第一に考え、できることからやっていきましょう。


(参考)プレスリリース




paiza新卒からの応募であれば、体調がすぐれず面談の延期やキャンセルをご希望される場合もpaiza新卒運営事務局にご連絡いただければ、paiza新卒が応募企業との間に立って、日程を再調整いたします。

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