こんにちは。谷口です。
この4月から「Webエンジニアになった」という方も、情報系の学生になった方も、初心者の場合は「どんな勉強が必要なのか」「どうやって勉強すればよいのか」で迷うことがあるかと思います。
Webアプリやサービスを一から作ろうとすると非常に大変ですが、Webアプリケーションフレームワークを使えば開発に必要な土台の機能や処理があらかじめ用意されているので、素早く効率的に開発することができます。
実際にWeb開発をしている企業でも、多くの企業がフレームワークを導入しています。中でも特によく使われているのが、PythonのフレームワークであるDjango、RubyのフレームワークであるRuby on Rails、PHPのフレームワークであるLaravelです。
今回は、このDjango、Ruby on Rails、Laravelの使い方が無料で学べる学習コンテンツをご紹介します。
Django
Python入門編（全編無料）
Webアプリ開発入門 Django編（入門編1まで無料）
paizaラーニングのPython入門編では、全編無料で条件分岐、四則演算、ループ処理からリスト、ディクショナリ、クラスの使い方、例外処理などについて学べます。「まずはPythonの使い方を学びたい」という方は、Python入門編から始めるのがおすすめです。
そしてWebアプリ開発入門 Django編では、Djangoを使ったWebアプリ開発手法が学べます。
自分でWebアプリやサイトを作ってみると、実際にWeb開発をする手法やフレームワークの使い方の勉強になります。（逆に自分で作ったり使ったりしてみないと、これらのスキルを習得することはできません）
Python-izm
Python-izmはコード例と実行結果が対で掲載されています。自分でローカルに実行環境を構築する必要がありますが、Djangoを使ったWebアプリ開発の手法が学べます。
Django Web Development with Python/sentdex
www.youtube.com
YouTubeにもDjangoのチュートリアルや使い方を解説した動画がいくつか公開されています。
Python Django Tutorials/Mike Hibbert
Ruby on Rails
Ruby入門編（全編無料）
Webアプリ開発入門 Rails編（入門編1まで無料）
Ruby入門編では、全編無料で条件分岐、四則演算、ループ処理、配列、ハッシュ、二次元配列、メソッドやクラスの使い方、例外処理などについて学べます。「まずはRubyの使い方を学びたい」という方は、Ruby入門編から始めるのがおすすめです。
そしてWebアプリ開発入門 Rails編では、Railsを使ったWebアプリ開発手法が学べます。
Ruby on Rails Tutorial
「Railsチュートリアル」には日本語翻訳版もありますが、翻訳された文章が少しわかりにくい部分もあります。英語が完璧な方は最初から英語版でよいかと思いますが、そうでもない人の場合、基本は日本語版で進めていき、わからないところがあったら英語版を当たる……という進め方の方がわかりやすいかもしれないです。
Ruby on Rails Guides
Railsのリファレンスガイド『Ruby on Rails Guides』です。上記のRailsチュートリアルを読み終えてからガイドに進んだ方がよいとされています。内容はチュートリアルから一歩進んだ感じのものが多いので、チュートリアルができるレベルの人でないと少し難しいかもしれません。日本語訳版のサイトがあります。
Laravel
PHP入門編（入門編2まで無料）
Webアプリ開発入門 Laravel編（入門編1まで無料）
PHP入門編では、条件分岐、四則演算、ループ処理、配列、二次元配列、関数やクラスの使い方、例外処理などについて学べます。「まずはPHPの使い方を学びたい」という方は、PHP入門編から始めるのがおすすめです。
そしてWebアプリ開発入門 Laravel編では、Laravelを使ったWebアプリ開発手法が学べます。
ドットインストール：Laravel 5.5入門
動画でLaravelを使ったWebサービスの開発手法、環境構築方法などが学べます。
Laravel公式サイト
公式サイトではドキュメントやインストール方法などはもちろん、Laravelに関する最新ニュースや初心者向けのチュートリアルなどの情報も得られます。
日本語訳されたドキュメントや日本のLaravelコミュニティなどの情報はこちら
まとめ
というわけで、Django、Ruby on Rails、Laravelの使い方が無料で学べる学習コンテンツのご紹介でした。
「勉強」というとインプットを意識しがちですが、プログラミングやWeb開発手法の勉強においては、インプットだけでなく自分で手を動かすアウトプットが非常に重要です。ぜひ自分でコードを書いてみたり、動くものを作ってみたりしてください。
特に最初は、初心者でもとっつきやすい学習サービスなどをうまく利用すると、スムーズに勉強を進めやすくなるかと思います。
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