Photo by ITU Pictures
こんにちは。谷口です。
プログラミング初心者の方々、プログラミングを学びたい方々は、普段どのような方法で学習をしていますか?
最近は、Web上でコーディングができるサイトや、プログラミングを学習できる動画コンテンツなど、独学での勉強に役立つサービスが増えてきました。そこで今回は、初心者でも独学でプログラミングの基礎を楽しく学べるサービスを11件ご紹介いたします。
■初心者でもプログラミングして実行できる!学習サイト
◆1.Codecademy
http://www.codecademy.com/learn
学習可能言語:HTML/CSS、Ruby、Python、PHP、JavaScript、jQuery
対応言語:英語(一部日本語)
料金:無料
Codecademyは、実行環境を構築しなくても、書いたコードを実行できます。サインインすると実際にWebサイトを作ったりする実践的で本格的になコースで学習をすることができます。利用ユーザーはすでに全世界で2400万人以上とも言われています。ただサイト内は一部のみ日本語対応していますが、ほとんどは英語のみの表示となっています。
◆2.paizaラーニング
https://paiza.jp/works
学習可能言語:Java、Python、Ruby、PHP、C言語、SQL、JavaScript、HTML+CSS
対応言語:日本語
料金:基本無料(一部機能は$1.0)
paizaには、オンラインでプログラミング学習ができるpaizaラーニングという学習コンテンツがございます。さまざまな言語のプログラミングスキルが動画と演習課題で習得できます。こちらはもちろん日本語です。
このように、動画を見たりや補足テキストを読んだりしながら、自由にコーディングをして実行結果まで確認することができます。動画を見た後に演習課題が用意されているので理解を深めながら学習が可能です。Ruby入門編、PHP入門編の全47回が全て無料でごらんいただけます。初学者向けだけでなく初中級者向けのコンテンツも用意されています。今後Python、Java、JavaScript、HTML/CSSの講座も追加されるとの事です。
◆3.ShareWis
http://share-wis.com/
学習可能言語:HTML、CSS、PHP、JavaScript
対応言語:日本語
料金:無料
プログラミングだけではありませんが、動画を通して学習ができるサイト、ShareWisです。『WordPressで簡単にWebサイトを作ろう!』なんていう魅力的なコースも人気です。1つのレクチャーは5~30分で完結しているので、「勉強はしたいんだけど仕事が忙しくてなかなかまとまった時間がとれない……」「隙間時間でできる学習法ってないかな?」というときに最適です。
◆4.CODEPREP
http://codeprep.jp/
学習可能言語:HTML、CSS、JavaScript
対応言語:日本語
料金:無料
基本的にはテキストで学び、穴埋め問題を解くという形式で学びます。Webページやブログレイアウトを作ってみようといった「ブック」(CODEPREPでのコンテンツの呼称)がたくさんありますので、すぐにでも使えそうな実践的な技術を自分のペースで学べます。経験値や称号といったゲーミフィケーション要素もあるので、ブックを制覇したくなりますね。
◆5.JEEK Codestudy
http://jeek.jp/study/exp
学習可能言語:JavaScript、jQuery
対応言語:日本語
料金:無料
学生向けに作られたサービスですが、JavaScriptを学びたい社会人にも充分に使えるサービスとなっています。Codestudyにもゲーミフィケーション要素があり、経験値やレベルアップの表示があります。初心者でもとっつきやすい小問題が多いので、「最初から難しい話や時間がかかる問題だと挫けそう……」という方にはぴったりです。正解すると「おめでとうございます!セッションをクリアしました!」等の表示が出てくるので、ちょっと嬉しいです。
◆6.Progate
http://prog-8.com/
学習可能言語:HTML、PHP、jQuery
対応言語:日本語
料金:無料
東大生のお2人が共同で作ったProgateはかなりの注目を集めています。スライドを使った分かりやすいレッスンがあり、オンライン上にコーディングをして、実行結果を見ることができます。コーディングの際は、エディタやプレビュー画面と一緒にお手本となる見本画面や解説も見ることができますので、これまで「独学でプログラミングを学ぼうとしたけど挫折した……」「他の学習サイトでいまいちよく分からなかった……」という人にもうってつけです。
◆7.ドットインストール
http://dotinstall.com/
学習可能言語:対応言語:JavaScript、PHP、Ruby、Python、Java、Perl、C、Node.js、HTML、CSS、COBOL、R、Go、swift等
対応言語:日本語
料金:基本無料・プレミアム会員は月額880円
動画でプログラムの書き方や、ローカル実行環境の作りかた、サーバ構築の仕方など、Webサービスを作るための1から10までが動画で学べます。最初はとにかくドットインストールで学習を始めたという方も多いのではないでしょうか。レッスンはどんどん追加されていて、swiftやGo言語のレッスンなんかも追加されています。すごい。「専門外だけどちょっとあの言語を勉強したいんだよな~」というときはまずドットインストールを覗いてみるといいですね。また、プレミアム会員になると中上級者向けのレッスン動画が視聴できたりといったさまざまなサービスが受けられます。
◆8.TheCodePlayer
http://thecodeplayer.com/
学習可能言語:HTML5、CSS3、Javascript
対応言語:英語
料金:無料
英語のみの対応にはなりますが、人がコーディングする動画を眺めているだけでも勉強になるものです。ちなみに動画の再生速度は自分で選択できます。他人の書いたコードを読んで、自分でもさらに変更を加えてみることができますので、Webデザインを覚えたい初心者の方には役に立つと思います。
◆9.Codeschool
https://www.codeschool.com/
学習可能言語:HTML/CSS、JavaScript、Ruby
対応言語:英語
料金:月$25(無料コンテンツもあり)
動画とコーディングを通して、RailsでのWebアプリを作る勉強ができるCodeschoolですが、ゾンビが出てきたりして、動画も課題もコミカルに楽しく学習できます。そしてRailsに特化した学習サイトなので、「とにかくRailsで何か作れるようになりたい!できれば楽しく!」という人にはかなり良いサービスだと思います。
◆10.Treehouse
http://teamtreehouse.com/
学習可能言語:HTML、CSS、Ruby、JavaScript、PHP、Python
対応言語:英語
料金:月$25(無料コンテンツもあり)
Treehouseは目的別にたくさんのコースが用意されいます。動画でレッスンを受けながら実際にコーディングができるという点において大変習熟度が高くなっています。動画でのレクチャーも英語さえ理解できれば初心者向けのかなり分かりやすい内容になっています。
◆11.TechAcademy
http://techacademy.jp/
学習可能言語:HTML、Ruby、swift、PHP
料金:オンライン10,000円、スクール20,000円~
スクール所在地:東京
オンラインでもスクールでもプログラミングが学べるTechAcademyではプログラミング初心者や未経験でWeb担当者になった人達向けのコースがたくさんありますので、受講料を捻出できる方にはよいのではないでしょうか。
■まとめ
最近では多くのプログラミング学習サービスが、環境構築なしでWeb上でコーディング→実行して結果を見るという学習方法を採用していて、プログラミング未経験者が独学で学習を始めるハードルは、かなり下がっていると思います。
ただ、やはり自分自身が楽しみながら学習を継続させていくには、自分に合った学習方法を見つけることが重要だと思います。なるべくコストを押さえたいという人もいれば、有料サイトの方がもとを取ろうと一生懸命勉強できるという人もいます。
今は特に、レッスンの中に動画を組み込んで、まるでスクールで授業を受けているかのように学習ができるサービスがたくさんありますので、今回は多くご紹介させていただきました。是非プログラミング学習にお役立ていただき、基礎が身に付いたらpaizaでスキルチェック問題に挑戦してみていただければと思います。
paizaは、技術を追い続けることが仕事につながり、スキルのある人がきちんと評価される場を作ることで、日本のITエンジニアの地位向上を目指したいと考えています。
自分のスキルを磨いていきたいと考えている方におすすめなのが「paizaラーニング」。オンラインでプログラミングしながらスキルアップできる入門学習コンテンツです。初心者でも楽しくプログラミングの基本を学ぶことができます。
そして、paizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。