こんにちは。倉内です。
「情報Ⅰ」は、高等学校の情報科共通必修科目として2022年度から順次導入される新しい科目で、以下の4項目で構成されています。
(1)情報社会の問題解決
(2)コミュニケーションと情報デザイン
(3)コンピュータとプログラミング
(4)情報通信ネットワークとデータの活用
paizaラーニングでは、これまでも上記の項目に対応している学習講座や練習問題集を公開していましたが、今回各項目とコンテンツを紐づけ、Pythonを使って「情報Ⅰ」の内容を学習できる「情報Ⅰストーリー(Python)」を公開しました。
Pythonは人気が高いというだけでなく、これからプログラミングを始めようと考えている方にもシンプルな文法で理解がしやすい言語です。ストーリー内のコンテンツを活用することで、実際にプログラミングをしたり練習問題を解いたりしながら「情報Ⅰ」の内容を学ぶことができます。
「情報Ⅰ」をこれから学ぶ高校生の方はもちろん、プログラミングの基本を体系的に学びたいという方もぜひご利用ください。
なお、学生の方向けに全講座無料で利用できる「学校フリーパス」*1もあります。詳細はこちら
paizaラーニングのストーリーとは
ストーリーとは、目標ややりたいことに合わせて特定のレッスンを組み合わせたものです。ストーリーの通りに学習を進めることで、目標達成のためのスキルが身につきます。
現在は、冒頭で紹介した「情報Ⅰ」を学べるストーリーの他に、paizaが提供しているプログラミングスキルを測る「スキルチェック」というサービスでCランク獲得を目指すためのストーリーを言語別に5つ(Python3、Java、PHP、C#、Ruby)用意しています。
すでにプログラミングを学習していて、腕試しをしてみたいという方はスキルチェックに挑戦してみてください。ランクごとのレベル感など詳細はこちら
「情報Ⅰ」ストーリー(Python)とは
大学入学共通テストの出題教科・科目である高等学校情報科共通必履修科目「情報Ⅰ」に基づいて学習するストーリーです。
STEP順に学習することにより、「コミュニケーションと情報デザイン」における「情報デザイン」、Python3を使用しての「コンピュータとプログラミング」における「基本的プログラム」「応用的プログラム」代表的な「アルゴリズム」、「情報通信ネットワークとデータの活用」における「さまざまな形式のデータとその表現形式」などについて理解できるだけでなく、それらを使用したコードが書けるようになります。
もちろん自身の学習状況に応じて、各ステップをスキップしても構いません。学習可能な項目については随時更新していきます!
対象・学習時間目安
- 駆け出し〜初級レベル
- 約30時間で修了
- 一部有料講座あり
第3章 コンピュータとプログラミング
応用的プログラム
STEP6 Python入門編2:条件分岐、比較演算子を学ぶ - 04:おみくじを作ってみよう
STEP7 Python入門編2:条件分岐、比較演算子を学ぶ - 05:RPGのクリティカルヒットを再現
STEP8 Python入門編4:リストの基礎
STEP9 Python入門編7:関数を理解しよう
STEP10 配列メニュー
第4章 情報通信ネットワークとデータの活用
STEP15 新・SQL入門編1: SQLをはじめよう
STEP16 Python入門編5:辞書(ディクショナリ)の基礎
paizaラーニングでは、この他にもPythonでAI・機械学習が学べる講座やWebセキュリティを実践を通して学べる講座、DjangoやLaravelなどの人気フレームワークを使ったWebアプリケーション開発が学べる講座など多数公開しています。
プログラミングに興味がわいた方は自分でどんどん進めてみるのもよいでしょう。
Python×AI・機械学習入門編はこちら
講座一覧はこちら
なぜ「情報」が必要なのか?
「情報Ⅰ」が必修になり、共通テストの科目にも追加されるにあたり、「本当に全員がプログラミングを学ぶ必要があるのか」という声もあります。選択科目にして理系・情報系の学科に進む生徒だけが学べばいいといったものです。
しかし、今やわたしたちの生活はITなしには成り立ちません。
今10代の方がもしこの記事を読んでくださっているとしたら、皆さんは生まれたときからデジタル機器が身近にあり、インターネットにつながっていることが当たり前の時代を生きていますよね。
そしてきっとITがない生活に戻ることはほぼあり得ません。よって「情報」を学ぶことは、こうした現代社会をうまく生きるということにもつながってくるのではないでしょうか。
そのあたりをもう少し詳しく解説している記事もありますので、よければ参考にしてみてください。
まとめ
paizaラーニングに新しく追加された「情報Ⅰストーリー(Python)」をご紹介してきました。
こういったプログラミングに関するものや、実際にコードを書いてみることに抵抗がない、むしろ好きかもしれないという方はぜひ、その感覚を大切にして伸ばしていっていただければと思います。
そしてもし「将来ITエンジニアを目指したい!」と思った方は、いつかまたITエンジニア志望学生向けに就活サービスも運営しているpaizaのことを思い出していただければと思います。
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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