こんにちは。倉内です。
ITエンジニアとして働く上で、コンピュータサイエンスについて学びたいという方も多いと思いますが、独学では少しとっつきにくい分野でもあります。
paizaラーニングでは、プログラミング言語(Python・Java・C#など)やWebアプリケーションフレームワーク(DjangoやLaravelなど)の学習講座だけでなく、情報処理技術者試験で出題される分野について学べる「情報処理入門」シリーズも公開中です。
ブラウザ上で動画を見ながら学べるため、初学者の方でスムーズに学習を始められます。
今回は、その中でもコンピューターシステムの基礎を学べる「情報処理入門 テクノロジー編」に新しく追加されたレッスンをご紹介します。4月の基本情報技術者試験に向けて基本をおさらいしたい方にもおすすめです。
「情報処理入門 テクノロジー編」について
公開中レッスン
現在、レッスン03まで公開しています。(2023年3月24日時点)
レッスン01・02については、以下の記事で詳しく紹介しています。どんなことが学べるのか確認したいという方は参考にしてみてください。
今回追加されたのはレッスン03で、情報や通信、計測制御に関する理論について学べます。
もう少し具体的に内容を見てみましょう。このレッスンは以下の8つのチャプターで構成されています。チャプター一覧はこちら
チャプター1:情報、通信、計測制御に関する理論
チャプター2:情報に関する理論
チャプター3:形式言語とオートマトン
チャプター4:文字の表現
チャプター5:プログラム言語とコンパイル
チャプター6:通信の基本技術 - その1
チャプター7:通信の基本技術 - その2
チャプター8:信号処理と制御に関する理論
「初めて聞く単語が出てきて難しそう……」と感じる方もいるかもしれませんが、動画では基本的な概念からしっかり解説していますので安心して進めていただけます。
たとえば、チャプター3の動画の一部を見てみましょう。オートマトンというコンピュータの状態遷移をモデル化したものについて解説したシーンです。
講座では図を用い、音声で説明しています。説明はプロの声優さんが担当しているため、聞き取りやすいという特徴もあります。
(参考)「情報処理入門 テクノロジー編」と基本情報技術者試験
IPA*1の公式サイトで、試験要綱・シラバスを参照して、今回紹介した講座がどの出題項目に該当するのか確認してみました。
「テクノロジ系」は大分類1~4までが該当します。講座のレッスン01~03で全範囲を網羅できているわけではありませんが、すべて出題範囲に含まれる内容です。
また、「中分類2:アルゴリズムとプログラミング」という範囲は、動画講座「新・アルゴリズムとデータ構造入門 Java編」でデータ構造、探索やソートアルゴリズムについて学習するとカバーできます。
プログラミングの基本をすでに学んでいる方は、プログラミング練習問題を集めた「レベルアップ問題集」のアルゴリズム問題を学習するのもおすすめです。
その他「マネジメント系」「ストラテジ系」の出題範囲に該当する講座もぜひチェックしてみてください。講座一覧はこちら
実力をつけて「スキルチェック」でランクを取ろう
paizaはITエンジニアの就職・転職サービスも提供しており、「スキルチェック」でランクを獲得することで、実力をそのまま生かして就職・転職につなげていただけます。
スキルチェックでは、難易度別のプログラミング問題を制限時間内に解き、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。paizaの求人票には企業が定めたランクが設定されており、そのランク以上を取得することで求人に応募可能になります。
ランクのレベル感は以下の通りです。詳しくはこちらもご覧ください。
言語はJava、PHP、Ruby、Python、Perl、C、C++、C#、JavaScript、Objective-C、Scala、Go、Swift、Kotlinに対応しています。
もちろん「学習の成果を測ってみたい」「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」という使い方も歓迎です!
まとめ
今回は、paizaラーニングの学習講座「情報処理入門 テクノロジー編」に新しく登場した、情報や通信、制御の理論を学べるレッスンを紹介しました。
情報系の専攻でない方が基本情報技術者試験を受ける場合、学ぶ範囲がかなり広く大変ですが、paizaラーニングをはじめ、いろいろな教材をうまく使って効率よく学んでいただければと思います。もちろん過去問を解くことも大切です。
今後もプログラミングに関する講座だけでなく、周辺領域の技術・知識を身につけられる講座も順次追加していきます。ぜひご活用ください!
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
詳しくはこちら
そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募も可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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*1:情報処理推進機構、情報処理技術者試験を運営する独立行政法人