<この記事の著者>
大谷大 - Tech Team Journal
ウェブデザイナー/映像クリエイター/作曲家/ギタリスト/ブロガー/YouTuber
BGMや効果音を無料でダウンロードできるサービス「タダオト」を運営し、自らが作曲した楽曲を掲載。2023年に生成AIにハマり、さまざまな仕事でフル活用しながらそのノウハウをYouTubeやブログで情報発信している。
「普段ChatGPTで何してるの?」という質問を受けることがあります。
さまざまなことができる自由度の高いツールであるが故に、どう使っていいか迷ってしまうんでしょうね。
今回は、ChatGPTを一年以上使ってきた僕なりにいま特に使用頻度が高い使い方を羅列してみます。
【目次】
- コードを書いてもらう
- ブログ記事でHTMLのマークアップ
- 画像生成AIのプロンプトを書いてもらう
- 誰かに相談をする前にChatGPTで要件を整理
- 雑なメモを議事録風にまとめ直してもらう
- 関連記事を考えてもらう
- 自分にあった使い方を見つけよう
コードを書いてもらう
一番使用頻度が高いのは「コードを書いてもらう」もしくは「書いたコードをチェックしてもらう」用途です。
僕はWordPressを扱うことが多いので、HTML, CSS, PHP, JavaScriptのコードを書いてもらったりチェックしてもらうことが多いです。
元々Google検索して調べたコードをコピペしてから自分なりに書き換えて使うことがありましたので、その延長線のツールとして活用しています。
コードを書くための生成AIとしてはGitHub copilotや、Cursorなどのエディタに生成AI機能が搭載されたものもありますが、自然な会話でコードが書けるChatGPTは手軽だと感じています。
ブログ記事でHTMLのマークアップ
ブログでHTMLのマークアップをすることもよくやっています。
コードを書くこととやっていることは一緒なんですけども、Webサイト制作ではなくブログで活用していることなのであえて別枠で紹介しておきます。
ガジェット系の記事を書く時にスペックをtableタグでまとめたり、ライブレポ記事でセットリストをliタグでマークアップしたりしています。
画像生成AIのプロンプトを書いてもらう
Webサイトの画像素材やブログ・YouTubeのサムネ画像を生成AIで作ることが増えました。
その画像生成AIで使うプロンプトの雛形をChatGPTに書いてもらうことが多いです。
特に画像生成AI用のGPTsを使えば、日本語入力からそれっぽいプロンプトを生成してくれるため、好みの画像を作りやすいです。
ゼロからプロンプトを書くにはコツが必要ですし、試行回数が増えすぎる傾向にあるため、ChatGPTのおかげで時短になっています。
誰かに相談をする前にChatGPTで要件を整理
仕事で連絡する前にChatGPTに相談して要件を整理することも多いです。
ChatGPTを使うまではもちろん全文を自分で書いてたわけですが、相談したい内容のピントが定まっておらず相手を困惑させてしまうことが稀にありました。
一度ChatGPT相手に壁打ちすることで内容が整理できますし、抜け漏れがないかどうかも確認できます。
そして、雑な文章をChatGPTに投げてもそれっぽく整えた文章にしてくれるのもありがたいです。
雑なメモを議事録風にまとめ直してもらう
GTDというタスク管理の手法では、最初に「頭の中にあるものを全て書き出す」というステップがあります。
順番を気にせず頭に浮かんだ言葉を片っ端から書き出すとスッキリしますし、書き出したメモを視認することでわかりやすくなります。
書き出しただけのメモは使いにくいのでそこからカテゴリー分けしたり優先度に応じて並べ替えたりするんですが、その作業をChatGPTに任せるとあっという間に綺麗にまとめてくれます。
抜け漏れがあってもフォローしてくれますし、誤字脱字があっても修正してくれるので、本当に「雑なメモ」でも良いのが嬉しいところ。メモを取る際の労力が減ります。
関連記事を考えてもらう
ブログの毎日更新を13年以上続けていて、これくらい習慣化していてもたまにネタ切れを起こします。
そんな時は過去の記事のタイトルをいくつかピックアップして「この記事の関連記事を考えて」とChatGPTに聞くと思いもよらないアイデアと出会えることがあります。
ゼロベースでブレストしてももちろん良いんですが、過去の実績があることでよりフォーカスを絞って新しい記事を作れるためこの手法をよく使っています。
自分にあった使い方を見つけよう
人によって便利だと感じる使い方は違うため、今回僕が紹介した活用法がハマる人とハマらない人がいると思います。
冒頭でも書いた通り、ChatGPTはさまざまなことができるツールですので、ご自身の環境に合わせて便利に使える方法を探してみてください。
(文:大谷大)
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