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こんにちは。今回は谷口がお送りします。
エンジニアの皆さんは、ボードゲームやカードゲームといったテーブルゲームでお好きなものはありますか?
テーブルゲームには、あの手この手で勝つための戦略を練らなければならないものが多くあります。ベストな選択のための計算や状況判断等のアルゴリズム的な部分と、プレイヤー同士の駆け引きや交渉といったアナログな部分が入り混じった数々のゲームには、エンジニアの皆様もハマってしまうこと請け合いです。
そこで今回は、弊社エンジニアに聞いた、エンジニアの皆様におすすめのテーブルゲームを7個ご紹介いたします。
■弊社エンジニアが選ぶおすすめテーブルゲーム
◆1.ガイスター

- 出版社/メーカー: メビウス
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 1人 クリック: 2回
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自分のお化けコマとして、背中に青印のついた「良いオバケ」コマと、赤印のついた「悪いオバケ」のコマが4つずつある。ゲーム開始時にボードの自陣に自分のお化けコマを全て配置する。背中の印は相手からは見えない。
ゲームは順に自コマのいずれかを縦または横にひとマスずつ動かすことで進められる。パスはできない。将棋のように、相手のコマのある位置に自分のコマを進めると相手のコマを取ることになる。
ゲームの勝利条件は、以下の3種類のいずれか。
相手の「良いオバケ」を全部取る。
自分の「悪いオバケ」が全部相手に取られる。
自分の「良いオバケ」のひとつを相手側脱出口から外に出す。
ガイスターは相手のコマが良いオバケか悪いオバケかが分からないので、予測しながらプレイするのが面白いゲームです。
相手の性格等を踏まえて、悪いオバケを敵地に送り込んでみたり、悪いオバケと見せかけた良いオバケを突っ込ませて脱出を図ったり、相手のコマを予測したり……かなりの心理戦を要しますね。
◆2.ドミニオン

- 出版社/メーカー: ホビージャパン(HobbyJAPAN)
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 135人 クリック: 6,166回
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ドミニオンは、デッキ(自分の手札)を構築するゲームです。ドミニオンとは、領土のこと。プレイヤーは中世欧州の小王国の領主となり、領土を拡張していきます。
自分のデッキが自分の領土(ドミニオン)になります。自分のデッキには財源や勝利点や自分が実行できる事項が入っています。ゲームは、銅貨と屋敷だけの小さなデッキからスタートしますが、終了するまでに、金貨や属州や住民や城と王国の建築物で自分のデッキをいっぱいにしてください。ゲーム終了時に、自分のデッキ内の勝利点が最も多いプレイヤーが、勝利者となります。このゲームでは、ゲーム中に購入(入手)する全25種類ある王国カードのうち、1回のゲームで使用するのは10種類のみ。したがって、使用する王国カードの選択次第で、何百通りの戦い方があることが特徴。また、王国カードの使用法にはTCG(トレーデイング・カード・ゲーム)のメカニズムが取り入れられ、何通りものカードのコンボを発見する楽しみもあります。さらに、対戦相手の戦術を見ながら、臨機応変にそれに対抗できる戦術を編み出すという楽しみも、世界中のゲームプレイヤーから大きな支持を受けている理由です。
いろいろなカードがある中で、いかに効率的に有効なカードを得るか、また他のプレイヤーのカード獲得の邪魔ができるかということを考えてプレイするゲームです。
他のプレイヤーの手札を減らすアクションを起こしたり、逆にそういった攻撃を防御したり、カードの組み合わせを考えるのに頭を使います。
◆3.カタンの開拓者たち

- 出版社/メーカー: ジーピー
- 発売日: 2011/04/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 42人 クリック: 1,533回
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最初に六角形のタイルを並べて作るカタン島が舞台となる。各タイル(土地)には2~12(7を除く)の数字が割り振られる。プレイヤーが手番で振るサイコロ2つの合計と同じ数字の土地から、土地に対応した資源(木材、粘土、麦、鉄、羊毛)が産出する。各プレイヤーは産出した資源を使い、道(道路)、家(開拓地)、街(都市)を建設していく(それぞれの建造物は版によって呼称は異なるが機能は同じ)。開拓の度合いが点数化され、自分の手番時に最初に10点に到達した人が勝利となる。
カタンはプレイヤー間の交渉で資源のやりとりができます。ちょっと難易度の高いドイツ発祥のゲームですが、他のプレイヤー達と交渉をしながら、目的達成のために限られた資源をどう運用していくのかを考えるのが楽しいです。
◆4.ごきぶりポーカー

- 出版社/メーカー: Drei Magier
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 26人 クリック: 66回
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嫌われ者の8種類の動物(いわゆる不快害虫も含む。ゴキブリ、ネズミ、コウモリ、ハエ、カエル、クモ、サソリ、カメムシ)が描かれたカードをはったりで押し付けあう。一定枚数押し付けられたプレイヤーが敗者となる。
ごきぶりポーカーは場に出ているカードを考えて、うまくブラフする必要があります。ルール自体は非常に単純ですが、嘘と本当を使い分けて、予想をするのが楽しいです。
◆5.サメ警報

Hai-Alarm!!!: Bluffspiel mit Biss! Für 2-5 Spieler, Spieldauer 10-15 Minuten
- 出版社/メーカー: Schmidt Spiele Gmbh
- 発売日: 2008/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
- クリック: 1回
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サメカード32枚と、イルカカード32枚だけを使ったカードゲームです。64枚のカードはすべて違うイラストが描かれていますが、サメとイルカの違いだけです。
手番でできることはたった3種類。
1.手札から1枚、自分の前に伏せて置き、1枚山から補充する。
2.自分の前に伏せて置かれているカードを1枚表にする。
3.自分の前に、サメが少なくとも1枚表になって置かれている場合は、他の人の伏せてあるカードを表にすることができます。表にしたカードがサメだった場合には、そのサメカードを取り、自分の前に表向きのまま置きます。そして山札から伏せたまま、1枚カードを取り、表にしたプレーヤーの前に伏せたまま置きます。表にしたカードがイルカだったら、このカードを取り自分の前に置きます。そして、代わりに自分の表になっているサメカードを表にしたプレーヤーの前に表のまま置きます。
これを順番に繰り返すだけです。
イルカカードを自分の前に7枚表にして並べることができたら勝ちです。また、ほかのプレーヤーの誰よりも、サメカードを3枚多く並べることができたら、サメ警報発令になります。このとき、ほかのプレーヤーは、自分の前のあるカードを順番にめくり、5枚続けているかカードを表に出きれば勝ちです。誰もこれができない場合には、サメ警報を発令したプレーヤーの勝ちです。
サメを集めているプレイヤーの伏せてあるカードを、サメだと予想して取ったらイルカだったり……。場に伏せられたカードがサメかイルカかを推理するのが楽しいゲームです。
◆6.ドメモ

- 出版社/メーカー: 幻冬舎エデュケーション
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 58人 クリック: 1,341回
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28枚のタイルを使ったゲームです。タイルの構成は「1」が1枚、「2」が2枚、「3」が3枚…「7」が7枚です。
プレイ人数により、何枚かずつのタイルを伏せて配ります。そして残ったタイルのうち2・3人プレイなら7枚、4・5人プレイなら4枚を伏せて置いきます。各プレーヤーに配られたタイルは自分だけがその内容を見ないようにして、自分の前に立てます。
このゲームは自分の前に建てられたタイルの数字を当てるゲームです。
プレーヤーは順番に自分の前に置かれているだろう数字をひとつ言います。もし、そこにその数字が描かれているタイルがあったら、隣の人がそれを1枚だけ(複数枚あったとしても1枚だけ)とってテーブルの中央に置きます。もしなければ「ありません」と言います。各プレーヤーから見て見えないタイルは、自分のタイルと伏せてあるタイルですので、伏せてあるタイルを推理するゲームともいえます。他のプレーヤーが予想する数字もヒントになります。
ドメモは期待値を計算したり、推測で発言した数字を記憶したりしてプレイしていくのですが、相手を混乱させるためにわざとでたらめな数字を言ったりすると状況が複雑になっていく奥深いゲームです。数字の推理をするのが楽しいですね。
◆7.人狼

- 出版社/メーカー: ダヴィンチゲームズ
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
- クリック: 16回
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プレイヤーはそれぞれが村人と村人に化けた人狼となり、自分自身の正体がばれないように他のプレイヤーと交渉して正体を探る。ゲームは半日単位で進行し、昼には全プレイヤーの投票により決まった人狼容疑者の処刑が、夜には人狼による村人の捕食が行われる。全ての人狼を処刑することができれば村人チームの勝ち、人狼と同じ数まで村人を減らすことができれば人狼チームの勝ちとなる。
流行りましたね~人狼。日本で最も普及しているのは「タブラの狼」のカードですが、オンラインでも盛んになりましたね。高度な推論と心理戦を要するゲームで、1人のミスリードがプレイヤー全員に影響を与え、全員の行動が疑惑を生む、かなり頭を使わなければならないゲームです。
■まとめ
弊社エンジニアおすすめのテーブルゲーム7選、いかがでしたでしょうか。
ゲームの戦略を練ることは、アルゴリズムを考えることに通じる部分があると思いますので、ご紹介しましたゲームはどれもエンジニアの皆様に楽しんでプレイしていただけることと思います。
年末年始の連休に、ご家族やお友達とプレイしてみてはいかがでしょうか。たまには麻雀以外のゲームも良いもんですよ!
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