GoogleやAppleの本社があるシリコンバレー（カリフォルニア州サンノゼ近郊）ですが、実際に旅行やプレスツアーで足を運んで見た方に意見を聞くと「ITエンジニア／IT人材なら絶対に現地に行ったほうがいい！」と仰ります。
本当にそうなのでしょうか。実際に行ってみると、ITエンジニア／IT人材の考え方や価値観が変わるのか。今回はそれを探っていきます。
なぜ探る必要があるのか……それは記事末尾までお楽しみです。
【目次】
シリコンバレー体験、実はそこまで？
まずは、シリコンバレーを訪れるくらいでは、そこまで大きな変化は起きないんじゃない？という意見から見ていきましょう。
1.円安の今、ネットがあれば十分では？
今やインターネットで世界中の情報が手に入る時代。「Tech Crunch」や「Wired」を読んだり、X（旧Twitter）やLinkedInなどで海外のITエンジニアとつながることも容易です。翻訳機能も進化しており言語も壁も取り払われつつあります。しっかりとした情報収集によってシリコンバレーの最新トレンドはキャッチアップできます。実際に行っても本社ロゴの前で写真撮るだけでは何か大きく変わらないと思うのも無理はありません。現地のエンジニアや社員と直接話せれば別ですが……。
2.人は簡単には変わらない
大人になってから急に価値観は変わりません。価値観が変わらなければ性格も大きく変わらないわけです。つまり、シリコンバレーに行っても、長年培ってきた自分の考え方や経験が基本にあるわけで、それが一朝一夕で変わることはあまりないかもしれません。とは言っても、人には仕事でもプライベートでも人生の価値観を変えるような衝撃的な出会いというものがあります。やはり現地のエンジニアと話す機会があれば別ですが……そんな機会なかなかないですよね……。
3.短期旅行の限界
日本人の旅行スタイルや就業形態から、1か月程度の長期旅行は容易ではありません。1週間程度の短い旅行や出張では、シリコンバレー各企業の表面しか見られないかもしれません。本当の文化や価値観を理解して、自分のものにするには、それ専用のツアーに頼るか、長期滞在をする必要があるでしょう。そんなツアーがあるのか……これは次の章でご紹介します！
シリコンバレーには何かがある！
一方で、シリコンバレーを実際に体験すると、ITエンジニアとしての考え方が大きく変わる可能性もあります。
1.イノベーションの空気に触れる
「百聞は一見に如かずという言葉の通り」で、異国の地はネットで見るのと実際に行ってみるとで全然異なる印象を持ちます。シリコンバレーは、世界中から優秀なエンジニアや起業家が集まる場所です。GoogleやAppleのその地に実際に行って、現地の人たちと直接話をして、その熱意や挑戦する姿勢を肌で感じられる。その経験はやはりネットの情報に勝るものがあります。またサンフランシスコでは自動運転タクシーが実用化されていたりもします。実際に触れる機会は刺激となり、帰国後のパフォーマンスにも好影響を与えるのではないでしょうか。
2.多様性を肌で感じる
シリコンバレーの魅力の一つは、その多様性です。インド出身のCEO、中国人エンジニア、ヨーロッパからの起業家、そして第一線で活躍している日本人……。様々な国籍や背景を持つ人たちが一緒に働いている街や企業を目にすることで世界の広さとポジティブな自分自身の可能性を実感できるかもしれません。また、働き方も日本と異なる部分があり、旅行者として現地に行ったとしても実際に触れることで刺激となります。
3.キャリアの選択肢の多様性も感じる
シリコンバレーではITエンジニアの生き方が本当に多様です。大企業のエンジニア、スタートアップの創業者、ベンチャーキャピタリスト……あらゆることにチャレンジングなインターン生など。技術力と熱意を武器に、さまざまな形で自分の価値を高められることを知るのは、とても刺激的な体験になるはずです。とにもかくにも、やはり「現地に訪れる×ロゴの前で写真を撮る以上の体験」の掛け算は最低限必要そうです。
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詳細は2024年7月23日に公開します！当媒体やプレスリリース、paiza公式Xなどで展開しますのでお見逃しなくです！
行ってみる価値がある！
シリコンバレーに行って価値観が変わるかどうかは人それぞれです。
しかし、実際に足を運んで、自分の目で見て、耳で聞いて、空気を吸って体験することには大きな意味があります。
大切なのは、シリコンバレーで感じたことや学んだことを、どう自分のキャリアに活かすかです。「行ってきました」で終わらせるのではなく、その経験をよく振り返って、次の行動につなげることが重要です。
ぜひ、paizaのシリコンバレーツアー参加してみてください。
