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Notionを使ってプライベートタスク管理をスクラムぽくやってみた

突然ですが「やりたいことはたくさんあるけど、なかなか実行に移せない…」そんな経験はありませんか?

年末年始に立てた目標も、気づけばもう半年近く経っている…なんてこともよくあるのではないでしょうか。

そこで今回は、そんな「やる気はあるけど行動に移せない」という課題を解決してくれる最強ツールNotionと、通称ぼっちスクラムによるタスク管理術を紹介します。


<この記事の著者>
ガッツ

Another works という企業で複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を開発しています。
心はany型をモットーに日々生きています。


【目次】

やりたいこと100個、やり遂げるまでに挫折

まず、今回のぼっちスクラムを実施に至った背景についてお話したいと思います。

年明けに所属している会社の代表から、「毎年、年末年始は1年でやりたいこと100個を書き出している」という話を聞いて、自分でもやってみようと意気揚々とやりたいことを100個リストアップしました。 一方で、1年で達成するにはきちんと計画をしないと無理だなと思ったことが、今回の記事を執筆した背景です。

そもそも、個人的にやりたいことを書き出すメリットは以下かなと思っています!

1.目標の明確化: リストにすることで、自分が本当にやりたいことが明確になること

2.モチベーションの維持: やりたいことを可視化することで、常に目標を意識しやすくなること

3.達成感の向上: リストの項目を一つずつ達成していくことで、自己肯定感が高まること

しかし、いざ実行に移そうとすると、あれもこれもやらなければいけないと思い、次第にエネルギーがなくなってしまいました…。

その際、Notionを使ってタスク管理していたことから、そこでのノウハウを取り入れた プライベートタスク管理、通称「ぼっちスクラム」をやってみようと思いました。

※ あくまで非公式な呼称であり、厳密な意味でのスクラムとは異なる点にご留意ください

ぼっちスクラムとNotionでタスク管理してみた

Notionにした理由

これらの目標を達成するためのツールとして、私はNotionを選びました。

Notionは、タスク管理や情報整理、プロジェクトの進捗管理など、さまざまな用途に対応できるオールインワンの生産性向上ツールです。

Notionを選んだ理由は、

1.私自身が会社でもタスク管理に使っており、その使いやすさと柔軟性を実感していること

2.カスタマイズ性が高く、自分のニーズに合わせて自由に使い方を工夫できること、また、クラウドベースなので、どこからでもアクセスできること

3.情報を一元管理できて、どのメモアプリやノートに書いたのか忘れずに見返しやすいこと

ぼっちスクラムとは

・プランニング:1週間の中で、やりたいことに費やせる時間を大まかに算出し、プランニングする

・振り返り:1週間後、結果を振り返り、プランニングとのギャップを考える

どうタスク管理していったのか

それでは、実際にNotionとぼっちスクラムで、やりたいことをどう管理していったのかを紹介します。

必要なNotionページを用意

1. やりたいことページ作成

まず、Notionで「やりたいこと100選」というページを作成します。

そして、それぞれのやりたいことに対して以下の項目を設けました。

・タイトル: やりたいことの内容を簡潔にまとめる

・内容: 参考URLや、やりたいことに対する子タスクなど

・カテゴリー: 絞り込みをするためのグループ分け

・優先度: High/Medium/Lowの3段階で設定

・期限: 期限があれば設定

・ステータス: Todo/InProgress/Done/Archiveの4種類で設定

・メモ: その他、補足事項があれば記入

2. リストの作成

ページ内に、やりたいことのリストを作成します。

Notionのデータベース機能を使って、それぞれに具体的な目標ややりたいことを記入していきます。

例えば、「1. 老舗旅館に泊まる」「2. 楽器を始める」「3. 猿島に行く」などです。


3. カテゴリー分け

リストをさらに使いやすくするために、カテゴリー分けをします。

例えば、「旅行」「趣味」「健康」などのカテゴリーを設定し、それぞれの目標をカテゴリーに分類します。

Notionのタグ機能を使うと、視覚的に整理しやすくなったり、フィルタしやすくなります。

4. タスク分解

それぞれの目標に対して、具体的なタスクを設定します。

例えば、「猿島に行く」という目標に対して、「行き方を決める」「宿泊先の選定」「観光地リストの作成」などの子タスクを追加します。

Notionのチェックリスト機能を使うと、タスクの進捗を簡単に管理できます。

5. リマインダーの設定

Notionでは、リマインダー機能を使って重要なタスクの期限を設定することができます。

リストに記入した目標やタスクに対して、リマインダーを設定することで、忘れずに実行に移せます。

6. Sprintテーブルを用意

Sprintテーブルを用意し、やりたいこと100選テーブルとリレーションさせます。

ぼっちスクラムやっていく

1週間を1Sprintとして扱い、月曜日にプランニング、翌週月曜日にSprintの振り返りを行います。

1. プランニング

Sprintとやりたいことを紐づける
そのSprintで行うやりたいことを、該当Sprintと紐づけしていきます。

例えばイベント参加などの場合、すでに日程が決まっていると思うので、その段階で紐づけをしておきます。

Sprintボード作成
Notionのフィルター機能を使い、Sprintで絞り込んだボードを作成し、タスク状況を可視化します。

ドラッグ&ドロップで、やりたいことのステータスを変えていきます。


2. 振り返り

1週間を振り返り、所感だったり反省点を記入します。

さいごに

やりたいことがたくさんあるけれど、なかなか実行に移せないという悩みは、多くの人が抱えていると思います。

まだNotionを使ったことがない方は、ぼっちスクラムが気になった方、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?

(文:Another works 山下将史


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