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未経験からエンジニアになりたい人向け「適性を確認する4つの方法」

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Photo by Kathleen Murtagh
f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

未経験からITエンジニアを目指している方から、「本当に今からITエンジニアになれますか…?」と相談をいただくことがあります。

プログラミングを学び始めるのに遅いということはありませんし、実務経験のなかった方でも着実にスキルを身につけ、実際にITエンジニアとして活躍されている方もいらっしゃいます。

ただ、このブログでも過去に何度かお伝えしているとおり、ITエンジニアは適性の有無で能力や生産性に大きな差が出る職業です。そのため、まずは適性があるかどうかを確かめてみる必要があります

そこで今回は未経験からITエンジニアを目指す方がどのように適性を見極めるとよいかについてお話ししたいと思います。

IT業界は未経験者を歓迎している?

適性の話に入る前に、IT業界が未経験者をどのくらい受け入れているかを簡単に確認しておきましょう。

2017年11月のマイナビの調査によると、掲載されている求人のうち「職種未経験者」を歓迎している割合は以下のようになっています。

上位の職種には敵いませんが、それでも約半分は未経験者を歓迎する求人であることを考えると、挑戦する意義は大いにあると言えます。

なお、実務未経験から応募できるエンジニア求人はEN:TRYで多数公開しています。

詳しくはこちら
“EN:TRY"

ITエンジニア適性を判断する方法

ITエンジニアはIT系の職種の総称で、Webサービス開発に携わるフロントエンドエンジニアといった開発業務をメインにしている職種もあれば、データベースやネットワーク、セキュリティを専門にしている開発職ではない職種も含まれます。

今回は開発業務をおこなうITエンジニアについて考えていくことにします。

プログラミングの基礎を学ぶ

未経験の方が適性を判断するためには、なんと言ってもプログラミングをやってみないことには始まりません。

「なんとなくITに興味があるから…」「Webサービスやアプリはよく利用している」というのと、実際手を動かしてプログラミングをしてみるのとではかなりギャップがあることが分かると思います。

初心者のうちは環境構築なしにプログラミング学習をスタートできるサービスを利用して、コードを書くことを早めに経験してみてください

paizaラーニングでは動画でプログラミングを学ぶことができ、学習したことをすぐブラウザ上で演習問題として復習することができます。

ある程度基礎を学んだらスキルチェックのDランク問題にチャレンジしてみましょう。入門編で学習した内容を使って、もう少し具体的な仕様に沿って処理を書く練習ができます。

なんでもいいので1つ動くものを作ってみる

基礎文法は大事ですが、それだけを学習していてもアプリケーションやサービスを作ることはできません。

基本的なコードが書けるようになってきたら何か動くものを自分で作って、できれば完成させてみてください

作品として完成させるのは根気が要ります。どう進めたらよいか分からない箇所やエラーが出るたびに、調べたり人に聞いたりして解決していく必要があります。

「調べるのが大変すぎてもう投げ出したい」「問題解決に興味が持てない」と感じて手が止まってしまう人は、エンジニアとしての適性はないかもしれません。

paizaラーニングでは、ブラウザだけで動画を見ながらWebアプリケーション開発を学べる「Webアプリ開発入門」を公開していますので、そちらも参考にしてみてください。

自分の書いたコードや作品を公開する

プログラミングを勉強したいと思っている(けど何もしていない)という人も多い中、基礎を学び、何らかの作品を1つ完成させたとなるとかなりのアドバンテージです。

そこで、さらなるステップアップとして、自分で作った作品やコードをGitHubやWeb上に公開してみましょう

すごいサービスでなくとも構いません。未経験から何かのサービスを完成させて、公開したという実績は転職活動時の立派なアピールポイントとなります。

「なぜこのサービスを作ろうと思ったのか」「どういった点を工夫したか」「何が大変だったか」なども合わせて考えておくとよいでしょう。

このようにエンジニアがスキルをアピールするときに役立つものを「ポートフォリオ」といい、ポートフォリオ作成に役立つ講座も公開しています。

また、Web上に公開することで現役エンジニアの方からアドバイスをもらえたり、ユーザーからフィードバックをもらったりできるので新しい気づきを得ることができます。

プログラミングが楽しいと感じられたか振り返る

プログラミングの基礎を学び、実際にアプリケーションやサービスを完成させてみて、「全然楽しくなかった」「大変なだけだった」というのであれば、ITエンジニアという職業に就くのは辞めておいたほうがいいかもしれません。

「大変なこともあったけど楽しかった」と感じられるかどうかは適性判断の大きな要因になってきます。

実際の業務ではユーザーのニーズを要件に落としてサービスの仕様を決めたり、チームで開発をおこなったり、セキュリティを考慮したり…といったこともおこなうため、一人で延々開発をすることはないかもしれません。

しかし、「コードを書くのがつらい」状態ではもしITエンジニアになれたとしても苦労することになるでしょう。

楽しいと感じられればプログラミングの学習も継続できますし、ITエンジニアになったあとも必要に応じて自らスキルアップに励むことができます。

まとめ

未経験からITエンジニアを目指す方が、どのようにITエンジニアとしての適性を判断するとよいかについて考えてきました。

ITエンジニアはスキルを身につける努力ができる人であれば、未経験からでも目指すことができます。ただし、これまで述べてきたように適性の有無で仕事の生産性が大きく変わってくる職業でもあります。

ITエンジニアになったあとに「プログラミング楽しい!向いてる!」と思えればいいのですが、「全然向いてない…やめておけばよかった…」という可能性がないとは言い切れません。

ITエンジニアになりたいと考えている方は、本文中でも紹介したpaizaラーニングスキルチェックなどのサービスを上手く利用して早めに適性を判断をしておきましょう。





paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。

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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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