paiza times

paizaがお届けする、テック・キャリア・マネジメント領域における「今必要な情報」を届けるWebメディア

logo

paizaがお届けする、テック・キャリア・マネジメント領域の「今必要な情報」を届けるWebメディア

ITエンジニアを目指す未経験者が適性を知るための5つのポイント


StockSnapによるPixabayからの画像

こんにちは。倉内です。

趣味や仕事の効率化のためにプログラミングを勉強する方もいれば、ITエンジニアに転職するための方もいるかと思います。

最近はオンラインのプログラミング学習サービスも充実しているため、独学で学びITエンジニアへの転職を実現する方も珍しくありません。

ただ、ITエンジニアは向き・不向きが大きく出る職種です。適性の有無で業務効率が数倍違うとも数十倍違うとも言われます。趣味ではなく仕事としてプログラミングを続けていくのであれば、転職を考える前に適性を判断しておいたほうがいいでしょう

そこで今回は、未経験からITエンジニアを目指す方が適性を見極めるためのポイントをお伝えします。

適性判断のためにやってみるとよい5つのこと

ITエンジニアとひと口に言っても開発だけでなく、ネットワークやデータベース、セキュリティを専門とする職種やシステム運用を主業務とするインフラ系の職種などさまざまです。

ここではおもに開発業務をメインにおこなうITエンジニアへの転職を目指すことを前提にお話しします。

まずは手を動かしてプログラミングしてみる

冒頭にも書いたとおり、paizaラーニングのようにWebブラウザ上でプログラミングを学べるサービスは無料でもたくさんありますので、迷っているくらいならまずは始めてみましょう。

開発環境の構築や周辺技術を学ぶのはあとでもできます。それよりもまずはなによりコードを書くことを早めに経験することが大切です

実際手を動かしてプログラミングをしてみると「ITに興味がある」「Webサービスやアプリはよく利用している」というだけの状態とはかなりギャップがあることが分かると思います。

また、実際にコードを書いてみると「難しいけど楽しい!」「思っていたよりつまらない…」など自分で判断ができます。

paizaラーニングでは、Python、Ruby、JavaScript、C#、Java、PHP、Cの7つの主要言語の入門講座を公開しています。

たとえば、比較的文法が理解しやすい言語がいいならPythonやRuby、求人数が多い言語ならJavaやPHP、将来ゲーム開発をしたいならC#…など目的に合わせて選んでみてください。

四則演算やif文・for文、関数といった基礎的な内容を動画での解説と演習課題で理解しながら進めていけるので、初めてプログラミングを学ぶ方におすすめです。

問題文(仕様)を読み解いてコードに落としてみる

言語の基礎を勉強したら、次はそれが身についているかを試していきましょう。paizaでは、スキルチェック問題にチャレンジしてみることをおすすめしています。

スキルチェックはプログラミングスキルを評価するサービスで、問題を解いた結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得することができます。

スキルチェックについて詳しくはこちら
paizaのスキルチェック

初めての方はDランク問題から取り組みましょう。ここでのポイントは、問題文を読んで正しくコードが書けるかという点です。単純な問題でも入力値の範囲や出力形式の指定など、問題文をしっかり読まないと思わぬミスにつながります。

これは実務で必要になる「顧客から提示された(もしくはユーザーニーズから汲み取った)仕様に沿って機能実装をする」ができるかどうかの判断にもなります。

まずはどのような問題が出題されるか見てみたいという方は、テストケースや一部解答例も見ることができる練習問題集も公開していますのでご活用ください。

また、このブログでもDランク問題に取り組む際の注意点などをまとめた記事を公開していますので、これから受験する人は先に読んでおくといいでしょう。
paiza.hatenablog.com

アプリやWebサイトなど何か動くものを自分で作る

基礎文法を習得し、プログラミング問題を解くことがある程度できるようになったら、自分で何かを作って完成させるという過程を体験してみてください

その過程ではおそらくエラーに遭遇したり、どう進めていいか分からなくなる場合があるでしょう。そのときは調べる・人に聞いてみるなどの手段で解決していく必要があります。

作品として完成させるためには根気が必要です。ここで自分が「大変だけどやりがいがあって楽しい!」と感じるか、「苦痛なだけで問題解決に興味が持てない…」と感じるか判断ができます。

とはいえ、いきなり一から開発をするのは大変です。paizaでは動画で学びながら実際に簡単なWebアプリケーション開発もできる講座「Webアプリ開発入門」も公開しているので、何かを作るときの参考にしてみてください。

PythonのフレームワークDjangoを使ってランチマップアプリを作成する講座などがあります。


自分の書いたコードや作品を公開してみる

作品を完成させるだけでも十分ですが、エンジニアへの転職・就職を目指しているのであれば、作ったものをGitHubやWeb上に公開してみましょう。

すごいサービスでなくとも構いません。未経験からプログラミング学習を始めて、作品を完成させて公開したという実績は転職活動で立派なアピールポイントとなります。

「なぜ作ろうと思ったのか」「どういった点を工夫したか」「何が大変だったか」なども合わせて考えておくとよいでしょう。

このようにスキルをアピールするときに役立つものを「ポートフォリオ」といい、どのようにポートフォリオを作るとよいかを解説している講座も公開しています。


楽しい&学び続けたいと感じられたか振り返る

プログラミングを学び、自分で何かを完成させてみて、どう感じたでしょうか?

もし「楽しくないし大変なだけだった…」というのであれば、開発業務がメインとなるITエンジニアへの転職は今一度考え直したほうがいいかもしれません。

大変だったけど楽しかった」「達成感があった」というのであれば、ぜひこのままITエンジニアを目指してみてください。

paizaが運営する「EN:TRY」では、実務経験が浅い方や未経験の方向けの求人を多数公開しています。ITエンジニアへの転職をかなえたい方はぜひチェックしてください。

詳しくはこちら
“EN:TRY"

もちろん実際の業務では、ユーザーのニーズを要件に落としてシステムの仕様を決めたり、チームで開発をしたり、品質保証のためにテストをしたり…といろいろなことが必要になってきます。

加えてIT業界は技術の進歩も早いです。どのようなシステムを開発する企業かにもよりますが、開発について学び続けていく必要があります。

ただ、「プログラミングが楽しい」と思える人は学習を継続できますし、ITエンジニアになっても必要に応じてスキルアップができるでしょう。

まとめ

未経験からITエンジニアを目指す場合に適性をどのように確かめるとよいかについてお伝えしてきました。

ITエンジニアになったあとに「全然向いていない…やめておけばよかった…」となる前に実際に手を動かして、向いているか向いていないかを自分で判断しておきましょう。

昨今の状況から、未経験者の採用基準を少し厳しくみる企業もありますが、その中でも基礎からしっかり学び、ポートフォリオを用意して自身のスキルをアピールできる応募者は評価されます。


なお、「基礎をもっと楽しく学びたい!」という方向けに、paizaではプログラミングをゲーム感覚で学べるコンテンツもご用意しています。ゲームイベント一覧はこちら

こういった時期だからこそ、心身の健康管理も大事です。息抜きもしつつ無理をしすぎない範囲でがんばりましょう。





paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。

詳しくはこちら

paizaラーニング

そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

詳しくはこちら

paizaのスキルチェック

paizaのおすすめコンテンツ

PPG proken プログラミングゲーム「初恋 プログラミング研究会〜海に行こうよ〜」 PPG Bingo プログラミングゲーム「コードレビューBINGO!!」
paiza転職 paiza新卒 EN:TRY paizaラーニング 記事内に記載している情報は、記事公開時点でのものとなります。 Copyright Paiza, Inc, All rights reserved.