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元エンジニアが「エンジニアを経験しておいてよかった」と思うこと

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Photo by Baishampayan Ghose
f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。元ITエンジニアです。

もとは文系学部出身で、プログラミングのプの字も知らないところからエンジニアになったものの、3年弱でエンジニアを辞めました。今はエンジニアとしてではありませんがIT業界に戻ってきて、paizaでエンジニアの転職・就職やプログラミング学習にかかわる仕事をしています。

エンジニアになった経験も、エンジニアを辞めた経験もあるわけなので、今回は「辞めたけどエンジニアを経験してよかったこと」について書きたいと思います。

辞めたけどエンジニアを経験してよかったこと

「エンジニアの仕事は自分には向いてないかも」と気づけた

就活生のとき、世の中にどんな仕事があるのか、自分がどんな仕事につけるのか…ということがまったくわからず(今思うともっと調べろよって感じですが…)、とりあえず内定が出たSES企業に入社しました。

そこで初めてプログラミングを学びながらつまずきながら、3年弱エンジニアとして勤めてきた中でわかったのは、

  • 私はソフトウェア開発やIT技術そのものにはあまり興味が持てないな
  • だからスキルも伸びないだろうし、この仕事を続けていくのはつらいだろうな
  • ソフトウェアやシステムの開発よりも、コンテンツそのものを作ったり企画したりするほうがやりたいな

ということでした。

入門の仕方や最初に当たった激炎上プロジェクトが悪かったというのもありそうですが、私には結局エンジニアとしての適性がなかったのだと思います。

でも、エンジニアをやってみたおかげで、初めて「自分はエンジニアに向いてない」と気づけたのはよかったと思います。

実際、エンジニアになったものの、「プログラミングが楽しくない……」「スムーズにできない……」と悩んでいる人は意外といるのではないでしょうか。

今の時代はエンジニアになっておけば食いっぱぐれない、手に職つけられる、みたいな話を聞いて、どんな仕事かもよくわからずにエンジニアになりたがる人も少なくありません。もちろんそれ自体が悪いことではありませんが、適性がない人がエンジニアになり、仕事がうまくいかず思い悩んでしまうケースもあると思います。

そんなときは、「じゃあどんな仕事なら今よりもやりたいと思えるだろうか?」と考えてみるのもよいのではないでしょうか。世の中にはいろいろな仕事がありますし、それまでの経験がまったくむだになってしまうわけではありません。

エンジニアはやめたけど、その後のキャリアにつながった

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前述の通り、私はエンジニアを経験した上で「コンテンツそのものを作ったり企画したりする仕事がいい」という考えに至り、なんだかんだあってpaizaに転職しました。

paizaはエンジニア向けのサービスを運営している会社です。入社当時コンテンツ制作や企画の経験はなかった私ですが、「エンジニア経験はある」ところが評価されて内定が出たようです。(当時の採用担当者に聞きました)

エンジニアを辞めたときは「エンジニア経験は一応ちょっとはあるもののスキルは全然大したことないし、自分には全然何も強みがない……ハァ……」と思っていましたが、そのエンジニア経験が強みになったわけですね。

転職希望者の方のお話を聞いていると、こういうケースは意外とよくあります。

paizaでも、前職が塾講師のエンジニアがいます。開発経験はないけど、教育・学習に関する知見が強みになったケースですね。(paizapaizaラーニングというプログラミング学習サービスを運営しています)

未経験からエンジニアを目指している方は、そういった自分の経験やスキルが少しでも生かせそうな企業を探してみると、次のキャリアのとっかかりになるかもしれません。

まとめ

というわけで「辞めたけどエンジニアを経験してよかったこと」について書いてみました。

やはり就職先・転職先を決める際は、業界や業務内容に関して、自分にできそうかなとか、向いてそうかなとか、ちゃんと調べてからのほうがいいです。

例えば「経験ないけどエンジニアになるぜ~研修してくれるんでしょ!」みたいな人は、プログラミング学習サービスでちょっと勉強してみるとか。エンジニアに限らず、バイトやインターンで興味のある仕事を経験してみるとか。現職の人に話を聞かせてもらって、詳しい業務内容や気になってることを質問するとか。情報を得た上で、具体的に自分の中で働いてる姿がイメージできるようにしておくといいと思います。そのほうが面接でもスムーズに話せますし。

また、今の仕事をする中で「違ったな…」と感じている人は、一度「違うということがわかってよかった」「もっと自分がやりたいことに近づくにはどうしたらよいだろう」と考えてみるのがよいかと思います。


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