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あなたはなんで、会社員を辞めてしまうのか?


<この記事の著者>
ばんか(bamka) - Tech Team Journal

Web制作会社の会社員(Webディレクター)として働きつつ、個人でブログ/メディアライターとしても活動するパラレルワーカー。
ChatGPT等AIを公私で駆使し、ITツール・ガジェットを用いて人々の生活をより豊かにするための活用術を提供するブログも運営。


私は、ペンネーム「ばんか」というフリーのメディアライターとして活動する一方、企業のマーケティング・Web担当としてサラリーマン活動も行っています。

パラレルキャリアとしての働き方をかれこれ12年以上続けてきました。「もういっそフリーランス一本で活動したらいいのに」と言ってくれた友人もいましたが、私は頑なにサラリーマンを辞めませんでした。

その理由は明確で、企業に勤めているからこそ得られるメリットがあり、そこに魅力を感じているからです。


信頼を獲得しやすい

私は、自身のブログメディアの運営や外部メディアでのライター活動を行っていますが、個人の名前で仕事を獲得するには実績や信頼が重要です。

企業に属している。その事実によって、相手から信用を得やすく、いい印象を持ってもらいやすいように感じています。

無名のブロガーがライターを名乗るより、「◯◯株式会社の高田がライターとしても活動している」というほうが、説得力も信頼性も高まるでしょう。

また、住宅ローンなどまとまった金額を銀行から借りられるのも、企業の信頼があってこそです。

会社の名前で仕事ができる

規模の大きなプロジェクトに参画できる機会に恵まれるのも、「会社」という単位で仕事をしているからです。

企業同士だからこそ良質な信頼関係を築きやすく、大きな予算を使ってさまざまな施策を講じられます。

もちろん個人でもできないわけではありませんが、企業に努めていたほうが機会は多いでしょう。

人と関わる機会が増える

私が企業に勤める一番の理由は、多くの人と関わり合えるからです。

同じ会社の社員はもちろん、クライアントや、協業するパートナーなど、多くの人と関わりながら仕事ができる。これは本当に貴重な体験です。

自分の専門ではない分野のプロと関わり、刺激を受け、学びを得る。自分が成長するためにも、他人と関われる環境は重要だと感じています。

毎月決まった金額の収入が得られる

ライターとしても活動をしていますが、毎月の収入の変化には緊張感があります。

ライター業は、企業から仕事の依頼をもらい、それを遂行した対価として報酬を得ています。そのため仕事がなければ収益もありません。

先月は多かったけど今月は少なかった。そういう浮き沈みが多かれ少なかれあるので、「どうしたら仕事を増やしていけるか」と常に考えるような時期もありました。

サラリーマンは基本的に、最低限得られる収入が決まっていますので、安心感があります。このご時世ですから「定年まで安心!」というわけではないかもしれませんが、それでも来月の生活に困ることはありません。

家計の計画を立てやすいのも利点ですね。「毎月の家計」という意味でもありますし、「人生設計・子供への蓄え」という長いスパンで考えても、見通しが立ちやすいです。

先の未来がイメージしやすい

「会社の先輩や上司の姿が、自分の未来のイメージに近い」という話があります。

同じ会社に勤めているのですから、大なり小なり違いはあれど、キャリアパスは似通ってきます。「自分だけが全く異なるキャリアパスを進む」ということはあまりないでしょう。

ですので、そんな会社の先輩・上司が、自分の理想や希望と異なるのなら、環境や状況を何かしら変える必要があるかもしれません。

その未来が良いにしろ、悪いにしろ、自分のキャリアや成長の先にどのような未来が待っているかのイメージしやすいのが、会社員のメリットです。

学習の機会を得られる

これは会社の福利厚生や考え方によって異なりますが、少なくとも私が勤めてきた会社はすべて、個人の成長をサポートする仕組みや制度が整っていました。

仕事におけるスキルアップを図るためであれば、セミナーや勉強会への参加費を援助してくれました。「本の購入も毎月1万円までOK」「有料のセミナーに参加してもいいから得た学びは社内で共有してね」など、さまざまな形がありました。

興味がある分野・自分が伸ばしたいスキルについて、会社の協力の元で自己投資できる。これには感謝の気持ちしかありません。

さいごに

個人事業主も、サラリーマンも、どちらも一長一短です。どちらのほうがメリットが多い・最適であると論じることはできません。

だからこそ私は、どちらも経験しておくべきだと考えています。一人で戦う力も、チームで役割を全うする力も、どちらも大切です。

私はきっとこれからも、パラレルキャリアという働き方を好んで実践していきますし、どちらにも全力を注いでいきたいと思っています。

(文:ばんか(bamka))



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