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IT知識を持ってないクライアントとの仕事の仕方


<この記事の著者>
大谷大 - Tech Team Journal

ウェブデザイナー/映像クリエイター/作曲家/ギタリスト/ブロガー/YouTuber

BGMや効果音を無料でダウンロードできるサービス「タダオト」を運営し、自らが作曲した楽曲を掲載。2023年に生成AIにハマり、さまざまな仕事でフル活用しながらそのノウハウをYouTubeやブログで情報発信している。


Webサイト制作やデザインの仕事をしていると、クライアントさんとの会話にすれ違いが生じることがあります。

専門的な知識を持っていない方に依頼されるケースもあるので、そうすると共通言語がない状態で話しているような状況になることがあるんですね。

それを回避するために、僕なりに意識している仕事の仕方を紹介します。

【目次】

1.シンプルなサイトを作る難しさを理解してもらう

例えば、「シンプルなサイトでいいです」と言われることがありますが、シンプルなサイトが必ずしもコストダウンに繋がらないことを伝えておかなければいけません。

デザイン面で言えば、シンプルにデザインすることが必ずしも簡単ではないですし、シンプルにデザインするためのデザイン費が安いとも限りません。

あくまでこちらの値付けにはなってしまいますが、どういう根拠でそのデザインがその価格になるのかは明確にしておかないとトラブルになる可能性があるため、事前にしっかり説明するようにしています。

また、ヒアリングをしていくと「見た目はスッキリさせたいけど機能面ではいろいろ追加しないといけない」ということもあります。

デザイン同様、機能を追加するための作業量がクライアントさんには見えにくくて、簡単なことだと思われてしまったりするんですよね。

これを回避するために、どの機能を追加するのにどんな作業が発生するのかをリスト化して、「この作業については工数がこのくらいかかるのでこの料金です」と共有することもあります。


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2.なるべく早めに実物を見せる

Webサイトの作り方は、作り手側にもいろんな流派があると思いますし、案件の規模感によっても変わってくるとは思いますが、僕はなるべく早めに実物を見せたいと思っています。

例えば、機能面は一旦後回しにして、まずはデザインだけでも実装し、開発環境で見られるようにします。

機能を追加していく段階に入ってからでも、例えばメール送信機能をテストするのは最終段階で良いので、そのサイトの中で重要な機能から先に完成させて、クライアントさんに早めに見てもらいます。

目で見たり触ったりすることで引き出せる情報もあるので、実機で使えるところまでを先に進めた方がいい結果に繋がることが多いです。

3.最後の最後に出てくる「やっぱりこれをこうしたい」を受け入れる

サイトがある程度出来上がってきた時にようやくクライアントさんの要望を引き出せることが多いです。

開発途中だとイメージが湧いていないものが、完成に近づくと具体的なアイデアとして出てくるんですよね。

制作者側からすると「もっと早くに言って欲しかった」と思うようなことももちろんありますが、割とこの展開にはなりがちなので、そういうものだと受け入れてしまって対応した方がスムーズだと感じています。

そのため見積もりにはある程度バッファーを持たせておいた上で、最終調整の段階でこちらの作業工数が多くなりすぎるようだったら追加で請求する可能性があるという旨も事前に伝えておきます。

4.見積もり通りには行かないことを伝えておく

見積もりはなるべく正確に出したいものの、前述した通り最後の最後に出てくる「やっぱりこれをこうしたい」をなるべく受け入れたいので、見積もり通りに行かない旨を事前にきちんと伝えています。

あとから追加される要望になるべく応えるために、まとまった作業費+追加要望分だけ別途請求という形を取ることが多いです。

大手企業との仕事ではこのような柔軟な対応が難しいこともありますが、その場合はある程度の完成度までは制作費の中で持っていって、機能追加については管理保守費の中で対応するように調整することもあります。

まとめ

専門的な知識を持っていない方と専門的な内容について交渉する際、コミュニケーションでなるべくすれ違わないためにはどうすればいいかを考えていろいろ模索した結果、このような仕事のスタンスに辿り着きました。

お互いの意図がすれ違っていることに気づかないまま制作が進んでしまうのは、双方にとってメリットがありません。そのため、予防線を張りながらも、万が一齟齬があった場合に回収できるような余裕を持たせておくことが重要です。

Webディレクター・Webデザイナー・コーダーの全ての仕事ができるからこそこのやり方を選択できる面はあると思いますが、フリーランスの方などにとってはお役に立てるのではないかと思っています。参考になれば幸いです。

(文:大谷大




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