Photo by Boris Baldinger
こんにちは。谷口です。
転職に興味はあるけど
- 転職したことがないし周りに経験者もいないから、いまいちよくわからない…
- 上司などに「ここでやっていけないならどこへ行っても同じ」と言われて踏み出せない…
- 現職にすごく不満があるわけではないし、まだ絶対に転職したいってわけでもないし…
といった感じで、なかなか転職に踏み出せていない人も多いかと思います。
しかし、転職をすると単純に仕事内容が変わるだけでなく、自分の市場価値や業界全体やほかの企業の情報などもわかり、今後のキャリアや仕事について考えるのにすごく役立ちます。
今回は、ITエンジニアが転職をするメリットについて解説します。
業務内容や労働環境などが希望に近づく
企業の事業内容やプロダクト、メインの業務内容やキャリアパス、評価体制など…大きな組織の中で仕組みとして決まっているものは、個人がどんなにがんばっても動かすのは難しいものです。
組織が自分に合わなくなってきた…と感じたら、所属する組織を移動する(=転職する)のが、一番手っ取り早い解決方法です。
たとえば、前職で作っていたサービスや開発環境に不満があった場合は、もっと興味の持てるサービスや技術を使って開発ができる企業を探せば、前職よりもやりたい仕事に近づけるでしょう。
また、前職でのキャリアパス(たとえば開発を離れてマネジメントにまわるしかない…など)に不満があった場合は、応募先にどのようなキャリアパスが用意されているかを聞いて比較すれば、もっとも自分の希望にあった企業を選択できるでしょう。
仕事内容ひとつとっても、サービスの内容や目的、開発環境、開発の進め方、キャリアパスなど、人によって優先したい条件やかなえたいことは異なります。
いろいろな企業の求人票を見比べたり、実際に応募をして情報を集めたりする中で、自分と向き合って
- 今回の転職で重視したい条件は何なのか
- それらの優先順位
を考えておくと、最終的な企業選びを間違えずに済むはずです。
より学びのある環境に行ける
エンジニアの転職理由で非常に多いのが「もっとレベルが高く学習意欲の高いエンジニアがいる開発チームに行きたい」という理由です。
周囲に意欲的で自走力が強いエンジニアが多い組織に入れると、業務を通して学びを得ることができます。また、そういった組織では社内勉強会などを通して知見の共有も積極的に実施されているため、エンジニア同士がお互いに高め合うサイクルができあがっています。
これも前の項目と同じで、どんな開発チームに行きたいかを考えた上で、面接を通して応募先のエンジニアの人たちと話してみて、チームの雰囲気を感じとってみるのがよいでしょう。最近はチームメンバーたちとランチをしてざっくばらんに話したりする機会を設けている企業もあります。(最近は対面でのランチなどは難しいかもしれませんが、オンラインで同じようなことを実施している企業もあります)
また、paiza転職では多くの掲載企業が、オンラインで受けられて、企業側からも事業内容や業務に関する説明が聞けるカジュアル面談を実施しています。カジュアル面談では、一方的に質問をされるだけの面接ではなく、仕事内容や将来的なキャリアパス、必要なスキルなどについて詳しく質問することもできますから、企業や求人の情報収集にも最適です。
今の自分の市場価値がわかる
転職経験がないと、自分の市場価値や他社から需要のあるスキルについて意識する機会がなかなかありません。そんな人でも、一度転職活動をしてみると、自分の立ち位置や今後について客観的に見直すヒントが見つかるでしょう。
なぜなら、応募をして他社からの評価を受けることで「自分のスキルや経験が他社に需要があるのか(≒市場価値)」がわかるからです。
転職活動を通して得た「意外と自分って評価されるスキルがあるんだな」「この分野のスキルや経験は企業から需要があるんだな」といった情報は、今後自分がどんな仕事をしてどんなスキルを伸ばしていきたいか、どんな勉強をするとよさそうかを考えるヒントになるでしょう。
今後のキャリアについて考えることになる
「今後もエンジニアの仕事を続けていこうとは思っているけど、特に将来的なキャリアについて考えたことはない……」という人は多いですよね。
前の項目にもつながっている話ですが、転職活動を進めていくと、企業によってどんなエンジニアが求められているか、どんなキャリアパスがあるか、といった情報が増えていきます。
そしてそれらは、
- 今の仕事を続けていくと、将来的にどんなポジションにつくことになるか
- このスキルには需要があるみたいだから、伸ばしていこう
- 自分はここが足りないから、勉強したほうがいいかもしれない
といったことを考えるヒントになります。
実際にpaiza転職でも、転職活動を通して「いろいろな企業の話を聞く中で、これから目指したいキャリアの方向性が決まってきた」という人は少なくありません。
まとめ
というわけで、エンジニアが転職するメリットについて考えてみました。
ただし、わかっていただきたいのは、「現職を辞められたらどこでもいい」とだけ考えて適当に転職先を決めても、上記のようなメリットは得られないということです。
paiza転職を運営しているのにこんなことを言うのはなんですが、自分のキャリアをよくよく考えた上で、今の会社にいようと思ってとどまるのもよい選択だと思います。何がやりたいのか、どんな会社が合っているかは、本当に人によってさまざまですから。
ただ、「ここでやっていけないならどこへ行っても〜」とか言ってくる人の話に惑わされずに、転職を経て自分がどうなりたいかを考えるのが重要なんだと思います。
paiza転職では、スキルチェック問題を解いて、スコアが一定基準を超えれば、事前の書類選考なしで求人応募ができます。また、多くの掲載企業が、オンラインで受けられて、企業側からも事業内容や業務に関する説明が聞けるカジュアル面談を実施していますので、「なるべくオンラインで選考を受けたい」「書類選考から始まるのは面倒くさいな」「まだ絶対に転職したいわけじゃないけど話を聞いてみたいな」といった方でも転職活動を始めやすいかと思います。
paiza転職は、転職時のミスマッチをなくし、エンジニアがより技術面にフォーカスしたやりがいある仕事を探せる転職サービスです。プログラミングスキルチェック(コーディングのテスト)を受けて、スコアが一定基準を超えれば、書類選考なしで複数の会社へ応募ができます。
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