paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

【1位はGo言語】機械学習人気でPython・R言語も上位に!言語別年収ランキング

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Photo by bradleypjohnson
f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

ITエンジニアの皆さんはどのプログラミング言語で開発をした経験がありますか?また、興味があるプログラミング言語は何ですか?

2018年8月に求人検索エンジン「スタンバイ」が発表した「プログラミング言語別年収ランキング2018」では、これまでランキング圏外だったGo言語が600万円で1位となっており、今後も注目されると予想されています。

そこで今回は、上記のランキングを始めとするさまざまなデータを見ながら、人気やニーズがある言語、また企業が実際に求人票に記載している言語にはどのようなプログラミング言語が多いかなどのランキングを集めてみました。

ご自分の経験のある言語や得意な言語が、IT業界や転職市場でどのような位置づけになっているかを知ることで、転職活動や今後の学習の参考になればと思います。

プログラミング言語別年収ランキング2018

初めに冒頭でも触れた、求人検索エンジン「スタンバイ」が2018年8月に発表している「プログラミング言語別年収ランキング2018」(提示年収の中央値ベスト10)を見てみましょう。

プログラミング言語別年収ランキング

1位のGo言語はDockerに採用されているということでご存知の方も多いと思います。

実はGo言語は2017年も平均年収571万円と高額でしたが、求人数が100件未満だったため除外されていました。表を見ていただくと1年で求人件数が大幅に増加したことが分かります。最大提示年収も1,600万円と飛び抜けています。

昨年2位だったPythonはランクを1つ落として3位ですが、求人件数が多く、機械学習の盛り上がりもあり引き続き人気の言語です。

6位のR言語は求人件数は少ないもののPythonと同じく機械学習で人気が出てきた言語で、統計分析には欠かせない言語でもあります。

5位のTypeScriptも昨年までは圏外でした。TypeScriptは大規模開発に適した言語で、JavaScriptとの互換があり注目されている言語です。

そしてこのランキングからはJava(昨年6位)、JavaScript(昨年9位)、PHP(昨年10位)が姿を消しました…。ただし、Javaは求人数が34,000件と圧倒的に多く、ランキングでは500万円で14位に位置しているとのことです。

求人人気言語ランキング

続いて、paiza転職の求人票にメイン言語として掲載されている言語の多さのランキングです。

paizaの求人票は、このように開発環境欄に言語を表示しています。大きく表示されているのが業務において最もメインで使用する言語、その他の小さく表示されているのは部分的に使用することがあるサブ言語です。

開発環境 - 言語

今回はメイン言語として多く掲載されている順にランキングを作ってみました。

求人人気言語ランキング

順位 言語 割合
1 PHP 24.5%
2 Java 22.8%
3 Ruby 13.4%
4 C# 6.6%
5 Python 5.1%
6 JavaScript 4.6%
7 C++ 4.5%
8 C 3.0%
9 Swift 3.0%
10 Objective-C 2.9%


求人票記載のメイン言語としては、PHPとJavaで半分近くを占める割合になっています。また、一時期に比べると人気が落ちてきたと言われているRubyも依然として求人は多いという結果になりました。

実は2年前にもこの集計をしており、1~3位は変わらずですが、そのときの4位はObjective-Cでした。2018年はC#に取って代わられ、10位の2.9%となりました。

この結果はあくまで業務でメインとなる言語の集計ですので、JavaScriptの順位は少し低くなっています。JavaScriptはメインというよりサブで使用する言語として記載されることが多いですね。

paiza転職では開発言語を指定して求人検索が可能となっています。ランキングには10位までの言語しか載せられませんでしたが、C++やSwift、Go言語の求人も掲載しています。

転職時に希望する言語ランキング

paizaに登録しているエンジニアのデータから、「どの言語での開発を希望しているか」のランキングを集計しました。

これはpaizaのプロフィール設定で、「希望する条件」に選択された言語(複数選択可)を集計しています。母数は「希望する条件」を登録している全人数で未登録者は除外しています。

また、最近の傾向を見るために2017年以降に登録もしくは更新があったデータだけを抽出しています。

転職時に希望する言語ランキング

順位 言語 割合
1 Python 16.4%
2 HTML+CSS 10.6%
3 Java 10.4%
4 JavaScript 8.1%
5 C 6.3%
6 C# 6.0%
7 Ruby 6.0%
8 PHP 6.0%
9 C++ 5.6%
10 SQL 4.8%

※11位以下省略


Pythonはやはり人気が高いですね。ちなみに、Pythonは2年前は8位で、そのときの1位・2位はJavaとJavaScriptでした。

C言語がC#より少し多いのが意外でした。C言語は組み込み・制御系の求人が多く、求められる技術が高い領域でもあります。

世界のトレンド

これまでは日本国内に限った情報を集計してきましたが、プログラミング言語の世界でのトレンドにも注目してみたいと思います。

TIOBEプログラミング言語ランキング

オランダのTIOBE Softwareが発表している「TIOBE Index for December 2018」のランキングです。

TIOBE IndexはGoogle、Yahoo!、Wikipedia、Amazon、YouTube等の検索クエリ数をベースとして独自のアルゴリズムで指標化しています。

TIOBEプログラミング言語ランキング

TIOBEプログラミング言語ランキング

TIOBEのランキングは世界でどの言語がどれだけ話題になっているかというトータル指標であるため、開発での利用率や世界シェアというわけではありませんが、世界的にホットな言語のランキングと言えます。

JavaとC言語はそれぞれ大規模な業務システム、組み込み系で依然として利用されており、納得の数値となっています。

伸び率ではPythonが高い値を出しています。世界的にも機械学習の分野ではPythonが人気ということでしょう。

Visual Basic .NETが5位というのが意外な結果ですね。プログラミング初学者が触れる言語としてまだ根強く残っているというのが分かります。

急成長している言語ランキング

GitHubのコントリビューター数に基づいた急成長している言語ランキングです。

急成長している言語ランキング

Kotlinが1位という結果になっています。これまでのランキングとはまた違った視点のため、他のランキングには入っていなかった言語もいくつか見られます。

新しい言語の中でも急成長している言語は、既存言語との相互利用性が高いという見解があり興味深かったです。例えば、TypeScriptはJavaScript、RustはC言語、そしてKotlinはJavaとの相互利用性が高い言語です。

(番外編)開発言語別の給与と経験年数の相関

10万以上の回答があった、Stack Over Flowのアンケート調査結果から、開発言語別の給与と経験年数の相関を出したデータを紹介します。最初に挙げた日本国内の言語別年収ランキングと比べてみると面白いかもしれません。

開発言語別の給与と経験年数の相関

言語別年収ランキングと同様、Go言語、Scalaは非常に高い給与を得ている人が多いことが分かります。回答者に欧米のエンジニアが多いのもありますが、経験年数7年ほどで中央値が$75,000(約850万円)は高年収と言っていいでしょう。

PythonとR言語は上記には及ばないものの、経験年数6年未満で$60,000(約680万円)は超えているので、昨今の需要増も考えるとやはり抑えておきたいプログラミング言語ですね。

この中ではClojureという言語が飛び抜けて高いです。ClojureはLISPの方言の一つで、2007年に登場した関数型プログラミング言語です。国内では求人は少ないものの、経験者への提示額は高いようです。

そしてCOBOLの位置がなかなかに哀愁を感じます…。

まとめ

さまざまな視点でプログラミング言語のランキングを見てきました。

年収ではGo言語が1位でしたが、求人数など実際のニーズと照らし合わせるとやはりまだまだJavaは安定感があるなという結果でした。

Pythonは人気もニーズもあり、バランスがよいと言える結果だったと言えそうです。

プログラミング言語は特徴や用途によって使われるシーンも異なり、年収や人気だけで選ぶのは難しいですが、転職や学習の参考になればと思います。

なお、paizaラーニングではプログラミング言語の入門講座をご用意していますので、新たに言語を学習したいときはぜひご活用ください。


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