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転職活動がなかなかうまくいかないITエンジニアに多い4つの特徴

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f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

転職活動中のエンジニアのみなさん、転職活動はうまくいっていますか?

私自身も何度か転職を経験していますが、今はpaizaを通して転職を希望されている方のご相談にも乗っています。

その中でも、転職活動がなかなかうまくいかない方には、いくつかの共通点があることがわかってきました。

これから転職活動を始める予定の方、転職活動に苦手意識がある方、転職活動をしているけどなかなかうまくいかない方の参考になればと思います。

転職活動がなかなかうまくいかないエンジニアの特徴

転職活動について調べはするけど、なかなか実行しない

実際に転職活動を始めないことには転職が決まらないのは当然ですが……。

失敗を恐れてベストな転職活動のやり方が見つかるまで何もしたくない気持ちはわかりますが、残念ながらそんなものは存在しません。

自分の経歴を整理したり、求人票を見たり、応募したり、スカウトを受けたり、面接に行ったり、といった行動を自分でとらない限り、転職先は決まりません。待っているだけでは誰にも見つけてもらえません。

「転職したい」と言いつつ

  • スキルに自身がないから……
  • 経験が浅いから……
  • 年齢が……

などなど、何かと理由をつけて行動を始めない背景には

  • 失敗したくない
  • 落とされたくない
  • 恥をかきたくない

といった気持ちがあるかと思います。

ただ、別に求人に応募して面接で落とされたとしても、当然ですが現職を続けていればその後の生活に影響が出ることはありません。

むしろ興味を持った企業の面接を受けてみると

  • 今の自分が他社ではどんな評価を受けるのか
  • 今の自分には何が足りないのか
  • 他社ではどんなスキルや経験が求められるのか

などがわかってきます。(※paizaでは、応募者の方に面接後のフィードバックやアドバイスをお送りしているので、面接における具体的な改善点や評価された点を知ることができます)

思ったより高い評価を受けることができれば、そのまま本格的に転職活動を続けていくのもよいですし、「ここが足りない」という点がわかれば、その分野の勉強をすれば転職に近づけるかもしれません。もちろん、「今の自分には無理だな」「思っていた企業のイメージと違ったな」と思うのであれば、そのまま現職を続ければよいのです。少し動くだけでも情報収集になるので、何もしないでくすぶっているよりはよほどプラスになるはずです。

「転職理由」が「退職理由」だけになっている

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中途であれば、面接で「転職理由」はほとんど必ず聞かれます。

そこで「私の転職理由は、前職がこんなにブラック企業だったからです」という話をして終わってしまう人が多いのですが、これだけでは不十分です。

  • 前の仕事が嫌になった
  • 前職の残業が多すぎた
  • 人間関係で問題が起きた

などは、前職を辞めようと思った要因=「退職理由」であって、「転職理由」ではありません。上記のような退職理由を語られても、企業側は「そうですか、大変だったね。で、転職して何がやりたいの?」となってしまいます。

面接で聞かれている「転職理由」とは、「今回の転職でかなえたいこととその理由」です。

退職理由にフォーカスするのではなく

  • 今回の転職で、どんな仕事ができるどんな会社に入りたいと考えているのか
  • どうしてそう思うようになったのか

などを中心に転職理由を考えてみましょう。

自分を客観視できていない、スキルや経験をうまく伝えられない

特に、初めての転職活動をする人は、今まで自分の経歴やスキルについて振り返ったり、自己アピールなどの面接でよく聞かれる質問項目について考えたりした経験はほとんどないかと思います。

面接は、企業と応募者がお互いを見極めるための場です。どちらかが一方的に相手を評価する場ではありません。

ただ、当然ですが応募者は企業から落とされてしまえば、どれだけ「ここに入社したい」と思っていても、その先の選考へは進めません。

だから面接では

  • 自分にはどんなスキルや経験があるのか
  • 何が得意で何ができるのか

を的確に伝えてアピールする必要があります。

経歴や業務経験の棚卸しができていなかったり、応募先で求められるスキルを想像できていないと、せっかく身につけてきたスキルや経験を的確に伝えられなかったり、アピールポイントがズレたりしてしまいます。(極端な例をあげると、開発メインのポジションの求人に応募しているのに、マネジメント経験ばかりをアピールしてしまうとか…)

そのままやみくもに面接を受け続けても、企業から

  • これまで何をやってきたのか、何ができる人なのかがよくわからなかった
  • うちの仕事で成果を上げてくれるイメージができない

と思われてしまう可能性が高いです。

やりたいことがあると言いつつ、具体的には何もしていない

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これも極端な例ですが「未経験で何も勉強してないけど、大企業で超有名なあのサービスの開発がしたい!」みたいな人です。

ここまで極端な人は少ないにしても、希望ばかりが先に立ち、言動がともなっていないせいで落とされてしまう人は少なくありません。

もちろん「未経験では希望通りの転職ができない」というわけではありません。

ただ、「やりたい」と「できる」は違います。中途の求人募集をしている企業は、基本的に該当する業務を「やりたい」ではなく「すぐできる」人を求めています。この「できる」かどうかをどうやって見極めるかというと、結局これまでの経験やスキル、自分で勉強してきた内容などが根拠になってきます。

「やりたい仕事をやりたい!イケてる企業に入社したい!転職しよう!」となるのは悪いことではありませんが、「できる」を証明できないと、かなり難易度は上がります。

この場合、まずは「ある程度『できる』と言えるようになるにはどうすべきか?」から考えてみましょう。上記の例の場合、どうしてもゲーム開発ができる企業に転職したいのであれば、たとえばまずは自分でゲーム開発の勉強をして簡単なゲームを作って面接で見せられるようにしたり、それと同時進行で現職でエンジニアとしての開発経験を積んだりしておくと、希望が見えてくるかもしれません。

まとめ

上記の項目に当てはまっていた人も、少し意識して対策をしておけば、面接の通過率は上がるはずです。

面接に苦手意識がある人、落選が続いて落ち込んでいる人もいるかと思いますが、自分から改善策を探せて行動に移せる人なら、いつまでたってもどこにも転職できない…なんてことはありません。

自分の経歴やできることを客観視してみる、「辞めたい」だけにとどまらず転職で叶えたいことを考える、実際に応募して企業の話をみる…
など、できるところから始めてみてください。


paizaからの応募であれば、面接時のフィードバックやアドバイスを受けられて、面接における具体的な改善点や評価された点を知ることができます。

また、paizaの転職成功ガイドでは、採用選考におけるさまざまな落選理由や悪い例、改善のためのアドバイスなどを公開しています。実際にpaizaから応募をされた多くの方から「参考になった」という声をいただいています。転職活動に苦手意識のある方は、ぜひごらんください。

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