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エンジニアを目指す未経験者が転職活動で失敗する4つのパターン


こんにちは。谷口です。

未経験からエンジニアを目指している方は非常に多いですが、実は未経験者の転職活動は、すんなり成功する人となかなかうまくいかない人の二極化が進んでいます。

この記事では、未経験者からエンジニアを目指す人に多い、転職活動で失敗しやすい4つのパターンをご紹介します。

これからエンジニアを目指して転職活動を始める予定の方や転職活動に苦手意識がある方、エンジニアを目指しているけど転職活動をしているけどなかなかうまくいかない方の参考になればと思います。

エンジニアを目指す未経験者が転職活動でなかなかうまくいかないパターン

転職について検索するけどなかなか実行しない

「エンジニアに転職したい」と言いながらエンジニアの仕事や転職について検索はするけど、なかなか実行に移さない人がいます。

  • 未経験でスキルに自信がない
  • 経験年数が浅い
  • 年齢が若くない

などなど、何かと理由をつけて行動を始めない背景には

  • 失敗したくない
  • 落とされたくない
  • 恥をかきたくない

といった気持ちがあるかと思います。

失敗を恐れてベストな転職活動方法や絶対に受かる面接対策、理想的な会社の求人などが見つかるまで何もしたくないのかもしれませんが、残念ながらそんなものは存在しません。

それよりも今日からプログラミングの勉強を始めて、自分の経歴を整理して、求人情報を見て応募して……といった行動をとったほうが、早くエンジニアになれるでしょう。

もし面接で失敗して落とされたとしても、現職を続けていればなにか損をすることもなければ、その後の生活に影響が出ることもありません。

むしろ企業の面接を受けてみると

  • 今の自分が受ける評価
  • 自分に不足している経験や知識
  • IT企業の求人で求められるスキルのレベ感

などがわかってきます。(EN:TRYでは、面接後のフィードバックやアドバイスをお送りしているので、改善点や評価された点などがわかります)

思いのほか高い評価が受けられたなら、そのまま転職活動を続けていけばよいですし、明らかに不足しているスキルなどがあるとわかれば、その分野の勉強を始めればよいでしょう。また、「今の自分には難しそう」「エンジニアって思ってた仕事と違った」となれば、現職を続ければよいのです。

転職活動では、一社への応募だけで決まる人はほとんどいません。多くの人は5社10社と応募して、面接を通してお互いをよく知った上で転職先を決めています。経験者でもそうなのですから、気になる会社はどんどん応募して、面接を受けていったほうが、内定への近道になるだけでなく、自分にあった会社に巡り合うチャンスも広がるはずです。

自分の現状と希望がかけ離れている

極端な例ですが「エンジニア未経験で何も勉強してないけど、大企業に入社して有名なゲームの開発がしたい」という人がいたとしたら、すぐにその夢が叶うことはないでしょう。

そこまで極端な人は少ないですが、多かれ少なかれ希望ばかりが先に立つ割に、行動がともなっていないせいで選考で落とされるケースは珍しくありません

未経験に100%希望通りの転職はできないというわけではありませんが、「やりたい」と「できる」は違います。

中途の求人募集をしている企業は、基本的に該当する業務を「やりたい」ではなく「すぐできる」人を求めています。この「できる」かどうかをどうやって見極めるかというと、これまでの経験やスキル、自分で勉強してきた内容などが根拠になってきます。

この場合、まずは「応募求人の業務を『できる』と言えるようになるにはどうすべきか?」から考えてみましょう。

たとえば、どうしても有名ゲームを開発している企業に転職したいのであれば、まずはゲーム開発の勉強を始める、自分でもゲームをつくって面接で見せてみる、まずは他の企業でエンジニアになって開発経験を積む…といったステップを踏んでいけば、徐々に希望が見えてくるかもしれません。

「前職を辞めたい」だけでエンジニアを目指している

未経験者の場合、面接で「転職理由(エンジニアを目指す理由)」はほぼ必ず聞かれます。

そこで「私が転職したいのは、前職の労働環境や経営状態がこんなに悪かったからです」という話だけで終わってしまう人がいますが、それだけでは転職理由とは言えません。

上記は前職を辞めようと思った「退職理由」であって、エンジニアになりたいと思った「転職理由」ではありません。

退職理由だけを聞いても、企業側は「前職を辞めたい理由はわかったけど、なぜエンジニアになりたいの?」となってしまいます。

とくに未経験者の場合は、業界を変えて経験のない分野の職種を目指そうとしているわけですから

  • エンジニアになりたいと思ったきっかけた理由
  • エンジニアになったらどんな仕事がしたいのか
  • どんなエンジニアになりたいか

などを中心とした転職理由を準備しておきましょう。

今までの経験やスキルについてうまく話せない

初めての転職活動をする人は、今まで自分の経歴やスキルについて振り返った経験はほとんどないでしょう。

面接は、企業と応募者がお互いを見極めるための場です。どちらかが一方的に相手を評価する場ではありませんが、企業側から落とされてしまえば、どれだけ「ここに入社したい」と思っていても、その先の選考へは進めません。

だから面接では

  • 自分にはどんなスキルや経験があるのか
  • 何が得意で何ができるのか

を的確に伝えてアピールする必要があります。

これは未経験からエンジニアを目指す場合でも同じです。「エンジニア経験がないから何も言えない」わけではありません。

たとえば、前職が営業職の人は「開発スキルは足りないけど、顧客にヒアリングしていた経験が要件定義の場面で生かせると思う」といったアピールができるかもしれません。

前職がどんな職業であっても「エンジニアの仕事で生かせそうな経験はありません」ではなく、「前の仕事で何を得たか、エンジニアになったらどう生かせそうか」を振り返っておきましょう。

まとめ

上記の項目に当てはまっていた人も、少し意識して対策や行動を始めれば、たとえ未経験でも面接の通過率は上がるはずです。

面接が苦手な人、なかなか選考を通過できない人もいるかと思いますが、改善策を探して行動に移せる人なら、いつまでたってもどこの面接も通過できない…ということはないはずです。

まずは前職での経験を見直したり、転職理由を考えたり、勉強した内容を話せるように整理したりと、できることから始めてみてください。


未経験者がよく聞かれる質問や面接対策については、paiza転職成功ガイドでも詳しく解説しています。

paiza転職成功ガイドこちら


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