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最初の会社をすぐに辞めてしまう新人エンジニアは何を考えているのだろう

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f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

ITエンジニアは、常に次にやりたいことを考えている人や、より興味がある求人を見つけたらすぐに転職する人もめずらしくありません。

すでに豊富な経験やスキルのあるエンジニアが、好きな仕事を選べるというのは誰もが理解できますよね。ただpaizaを運営していると、新卒3年以内の新人エンジニアでも同じような傾向があると感じます。

まだ業務経験やスキルが浅いはずの新人エンジニアも、なぜすぐに会社を辞めるのか、あるいは転職をしてしまうのか。今回はこれについて考えてみます。

新人エンジニアが会社を辞める要因とは

先日スタッフサービス・ホールディングスが公開した「仕事を辞めたい!と思った理由」の調査結果によると、Z世代(〜25歳)の1位は「給与」、2位は「人間関係」となっています。

digitalpr.jp

paizaはエンジニア向けのサービスですが、エンジニアという職種に絞っても、若手の方の退職・転職理由は多くが近しい内容だと思われます。

以前別の記事でも触れましたが、エンジニアの方に退職理由をお聞きすると

  • 評価に対する不満(自分の評価や給与が低い)
  • 人間関係(同期や先輩との関係がうまくいかない)

といった要素はよく出てきます。

新人エンジニアが辞めたいと感じる要因や退職理由などについて、もう少し深掘りして考えてみましょう。

新人エンジニアは「リアリティ・ショック」を受けるのか?

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パーソル総合研究所が公開している「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」を見ると、入社後にイメージとのギャップ(リアリティ・ショック)を感じる新社会人は76.6%にものぼります。

rc.persol-group.co.jp

ただ、学生時代に将来やりたいことが決まっていた学生や、「学生時代で時間をかけていた活動」で「大学の授業や実験(勉強)」を選んだ学生ほど、このリアリティ・ショックを受ける割合が低い傾向が出ています。

エンジニアに置き換えてみると、これは非常に納得できる傾向です。

エンジニアを目指す就活生の方は、多くが情報系を専攻(もしくは独学でプログラミングを勉強)し、情報系の研究をして、「エンジニアになろう」と思ってインターンシップに参加したり、IT企業でアルバイトをしたりして、就活が始まったらエンジニア求人に応募して、エンジニアになる……というステップを踏んでいかれます。

学生時代に一番力を入れていたことや、ずっと研究やアルバイトでやっていた内容の延長線上の仕事に就職されるわけですから、早い段階からエンジニアを目指していた人ほどギャップやショックは少なくなるでしょう。

では、リアリティ・ショックが少ないはずの新人エンジニアが辞めてしまう要因はどこにあるのでしょうか。

新人エンジニアが転職を考えるとき

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前述の通り、評価や人間関係に対する不満が退職要因になるケースはしばしばあります。

新人エンジニア目線でもう少し分解すると、これは単に「給料が安い」とか「先輩や同僚とうまくいかない」という単純な要因ではありません。

意識やスキルが低い人が多い

もともと情報系の勉強や研究、アルバイトなどをしていた人の場合、新人でもスキルや知識のレベルが非常に高い場合があります。

そういった人が入社後にエンジニアチームで仕事をしていく中で、「もっと意識やスキルが高い職場で働きたい」と感じるのは自然なことかもしれません。

エンジニアは若手でも技術が好きで探求心のある方、勉強熱心な方が多いため、仕事を選ぶ際も学びが得られること、興味のある技術が使えることがモチベーションになっている人が多くいます。

特に優秀な方ほどその傾向が強いわけですが、エンジニアは優秀であればあるほど、周りの人や業務から得られる新たな学びは少なくなっていきます。そして既存の知識で解決できる業務につまらなさを感じ、もっとレベルの高いところを目指して現職に早めに見切りをつけることになります。

年次関係なく評価する企業がある

少し前に、複数の企業が新卒エンジニアに対して「一律初任給の制度を廃止」するというニュースが話題になりました。

例えばサイバーエージェントは、2018年から高度な技術や実績、成果のある学生に最低720万円の年俸でオファーを行う「エキスパート認定」制度を実施しています。

ここまで高額ではなくとも、優秀な人であれば新卒にしても高めの給与を保証している企業が増えてきました。

エンジニアは、もちろん業務経験がスキルと直結する仕事です。ただ、特に新しい分野の技術においては大学・大学院で高度な研究をしてきた人や、個人や研究室で成果を上げてきた人のほうが知見を持っている場合もあります。

そうした優秀な人材のスキルを、年次に限らず正しく評価してくれる企業もある。若手エンジニアであれば、学生時代の同期や先輩たちから、他社の状況なども聞いて、常に情報交換もしています。より高く評価をしてもらえる場所を求めて、退職をするのは自然なことでしょう。

より興味の持てる分野に行きたい

現職の業務内容やプロダクトに興味が持てない、もっと興味のある技術を使いたいというのは、どんなエンジニアと話していてもよくあがってくる転職理由です。

企業によっては「クライアントの都合でこの技術しか使えない」「便利なツールを使えない」「事業内容を新たな分野に展開できない」という場合もあるでしょう。

ただ、前述の評価の話と同じで、エンジニアは新人でも「もっと柔軟に新たな技術を取り入れられる」「より興味の持てる分野のサービスを扱っている」企業の存在をよく知っています。

最近は、新人エンジニアでも入社の頃から転職やキャリアアップについて考えている人も多く、(むしろ「一生この会社にこの身を捧げます」なんて人のほうが希少ですね)そういった人たちは最初から「この会社で学べることを学びきったら新たなステージに転職しよう」と思っています。そういう人は元のレベルが高いだけでなく学習意欲や吸収力も高いので、早い段階で学びきってしまって、もっとレベルの高い企業や興味の持てるサービスや技術の企業を探すのです。

まとめ

優秀な新人エンジニアが早い段階で最初の会社を辞めて次へ行くのはもはやめずらしいことでもなんでもなく、自分を生かすための効率的な選択だと言えます。

むしろだらだらと一社に所属し続けるほうが、機会損失になってしまうリスクが高い可能性すらあります。

もはや若手やベテランに限らず、優秀なエンジニアが自分のスキルに価値を見出してくれる企業へ移動していくのは自然なことだと言えるでしょう。


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