paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

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ITエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

40代エンジニアのニーズ急増!転職・年収アップできる人の特徴とは

こんにちは。谷口です。

最近は、若手だけでなく40代以降の方からの「転職したいけど、年齢で弾かれるのではないか」「業務内容が選べなかったり、年収が下がってしまうのではないか」といったご相談が増えています。

以前は「エンジニアの35歳定年説」や「エンジニアの転職は若手であるほど有利」などといった定説もあったため、不安に感じる方も多いかと思います。ただ最近はpaizaでも40代以上の応募者、転職者の方は増加傾向にあり、募集企業からも「経験を積んできたエンジニアを採用したい」といったニーズが高まっています。

今回は、paizaが調査した40歳以上のITエンジニアの転職動向とともに、40代以上のエンジニアの転職市場や、エンジニアを続けていくために必要な要素などについて考えてみます。

エンジニアの転職市場で40歳以上の占める割合は増加傾向

以下は2013年〜2021年にかけて、paiza転職(エンジニア向け転職サービス)を利用した求人応募者のうち、40歳以上が占める割合と、採用が決まった方のうち40歳以上の方が占める割合です。

8年前と比べて、40歳以上の応募者の割合は2倍程度に、採用が決まった人の割合はゼロから16.4%に増加しています。

近年のエンジニアの転職市場では、35歳定年どころか40歳以上の需要も高まっている傾向がうかがえます。

では、こうした40歳以上のエンジニアは、どんなスキルや経験が求人募集企業から求められ、評価されているのでしょうか。

以下は2019年〜2021年にかけて、paiza転職で採用が決まったエンジニアの方が、「転職前にどのような経験を積んでいたのか」の分類です。

年齢を問わず、Web開発などのモダンな技術やスキルを持った方は採用されやすい傾向にありますが、40代以上においては、A.I.、機械学習、画像解析などを使った「研究開発」(21.4%)、またプロジェクトマネジメント(57.1%)、マネジメント(51.8%)の経験を持つ方の割合が特に高くなっています。

企業が40歳以上のエンジニアを求める背景

かつては、エンジニアといえばSIerからの受託案件を開発する仕事で、35歳くらいになる頃には会社からマネジメント職への転向を求められるというキャリアパスが主流でした。

しかし最近は、以下のような事情から30代後半・40代以降のエンジニアを積極的に採用する企業が増えています。

新卒採用を絞っていた時期の影響

数年前、リーマンショックや震災の時期に新卒採用を絞っていた企業は少なくありません。当時の新卒は現在30代前半〜後半にかけての世代です。順当にエンジニアとしての経験を積んでいれば、自社の取り扱うプロダクトの知見や開発業務に必要なスキルは十分に身につき、チームリーダーや後輩の育成などにも携わるポジションについている人も多いでしょう。

ただ、彼らが新卒の時代に採用を絞っていた企業では、そういったポジションを担ってくれるエンジニアが育っていない組織も多いようです。そのため、他社で経験を積んできたエンジニアを中途採用して、スキルを発揮してもらったり、リーダーのポジションを担ってもらったりしたいという需要が生じています。

DX化やシステム内製の推進

最近はIT業界外の企業でも、社内のDX化や、システム内製化を進める企業が増えています。

ただ、これも新卒採用を絞っていた企業と同じで、その分野に知見や経験のあるエンジニアが社内にいないケースがほとんどです。他社で経験を積んできたエンジニアを中途採用して、DX化や内製化を引っ張っていってもらいたいという需要が生じています。

スタートアップ企業の成熟化

数年前にブーム的に立ち上がったスタートアップ企業ですが、現在も事業を継続できている企業の多くは社員が大幅に増加し、「エンジニアの組織づくり」という大きな課題に悩まされています。

そのため、スタートアップ企業でもリーダー経験やチームマネジメントの経験がある30代後半〜40代以上のエンジニアの需要が増えています。また、エンジニア側からも「キャリアアップのために組織づくりにおけるスキルも身に付けたい」といった声をよく耳にします。

40代以上でも求められるエンジニアの特徴

経験が武器になる仕事で価値を発揮できる

エンジニアに限らず、今後のキャリアを考える上で、自分の強みやスキルについて把握しておくのは非常に重要です。

若手エンジニアのほうが体力も吸収力も高く、流行の技術についても詳しかったりしますが、年齢を重ねたエンジニアには、今まで積み重ねてきた経験や知見が武器になります。

40代で転職を決めているエンジニアには、開発スキルははもちろん採用やチームビルディング、チームマネジメントやプロジェクトマネジメントなどの経験を持っている人が多くいらっしゃいます。

例えば、現職ではマネジメント寄りのキャリアパスしかないという場合も、一度マネジメントも経験してみるとマネジメントスキルが身について、さらに需要の高いエンジニアになれるかもしれません。いや、マネジメントはしたくなくてあくまで技術寄りの環境に行きたいという場合は、これまでの開発経験を活かして難易度の高い技術選定や複雑な設計が必要なシステム作りができる人を求めている企業を探す手もあるでしょう。

自分を客観視した上で、己の経験や強みがどこで必要とされているのか、なにで自分の価値を発揮していくかを考えていきましょう。

効率よくどんどん学べる

繰り返しになりますが、新しいことを吸収したり集中してガッと学んだりする力は若手にはかないません。加齢とともに、今まで酷使してきた身体の支障も増えているしょう。また、例えば若手の頃よりも家族が増えていれば、勉強に避ける時間も減っているかもしれません。

ただ、ベテランにはこれまでの知識と学習経験があるぶん、習得の効率は上がっているはずです。例えば新しいプログラミング言語に触れるときは、初心者みたいに条件分岐やループの使い方などを1から10まで学ぶようなやり方はせず、ほかの言語と違うところなどをポイントに絞って学んだり、フレームワークを使ってものを作ったりながら全体像をつかんでいったりしますよね。そうやって、時間を見つけて少しずつ挑戦したり知見を増やしたりしていきましょう。

エンジニアリングを続けていくのであれば、知識のアップデートが不要になることはありません。

また、ベテランになってくると新たなチャレンジをする機会も減るため、自分で意識して挑戦の機会を作っていかないと、その感覚や吸収力も衰えていってしまいます。エンジニアリングを続けるためにも、ふだんから自分の領域が広がるちょっとした挑戦が重要なのだと思います。

まとめ

転職する・しないにかかわらず、エンジニアを続けていくのであれば常に自分ができること(開発経験+αのスキルの掛け合わせ、もしくはスペシャリストとしての技術)を考えること、そしてまだまだ学びが必要な部分を把握することが重要なのだと思います。

最近は、エンジニア経験を積んだあとのキャリアも多様化しています。マネジメントに特化する人、VPoEを目指す人、CTOになって経営にも携わる人はもちろん、人事ニアとして採用担当者になる人などもいます。

キャリアは人それぞれですが、「自分の強みを把握して、それを価値として発揮する」のはどんな職種でも継続的に必要なはずです。

年齢を重ねると、つい「まあ自分はここまでの人間だろう」という考え方をしてしまいがちですが、ぜひ「自分の価値が最大限に発揮できる仕事はどこにあるのだろうか?」という観点で、これからのキャリアを考えてみてください。


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