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Evernoteヘビーユーザーだった僕が現在使っているノートサービス・メモアプリ

スマホやパソコンでメモを取るサービスといえば、一時期はEvernoteが代名詞とも言えるくらいのシェアを誇っていました。

最近ではさまざまなノートサービス・メモアプリが登場し、機能や用途に応じて使い分けている方も多いと思います。

僕は以前、「MoveEver」「MergeEver」「AutoEver」などのEvernoteとの連携アプリを多数リリースしていて、Evernoteを愛用していた1人なんですが、現在はほとんど使っておらず、より自分の手に馴染むサービスへと移行しました。

決してEvernoteを下げるわけではなく、自分のメモ運用方針とはしっくりこなくなってきただけなんですが、Evernoteを使っていたことを振り返りつつ、現在僕がメモを取るのに活用しているサービスやアプリを紹介します。

【目次】

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当時はEvernote以外の選択肢がなかった

Evernoteを使い始めたのが2008年ごろで、当時はクラウドという概念が目新しく、クラウド連携ができるだけで価値がありました。

OSもデバイスも跨いで使えるメモアプリって、Evernote以外に選択肢がなかった記憶です。もしかしたら他の選択肢もあったのかもしれませんが、テキストのメモ以外に画像も音声ファイルも放り込むことができ、ワンクリックでWebサイトをクリップできて、検索機能も強力で……、という具合にとにかく多機能で便利なサービスでした。

冒頭でも触れた通り、僕自身がEvernote連携アプリを多数リリースしており、Evernote単体では難しかったことも、アプリで使いやすくカスタマイズできたのもメリットでした。

ただ逆にいうと、より使いやすいアプリを開発したいと思ってしまう程度には、痒いところに手が届かないサービスでもありました。

やっぱりメモアプリには「速さ」がほしい

気づけばさまざまなノートサービス・メモアプリがリリースされ、それぞれを相対的に評価できるようになると、Evernoteが重いと感じるようになってきました。

メモを取るためにはアプリがサクッと立ち上がってほしいものですが、いつからかEvernoteの立ち上がりが遅く感じるようになりました。これは他のアプリが爆速で立ち上がるようになったことで比較として重く感じるようになったのか、Evernoteのアプリの動作が重くなっていったのかはわかりませんが、とにかく立ち上がりが速いメモアプリを自然と使うようになっていった記憶です。

最近ではメモを取る作業はApple純正のメモを使うことが多いです。MacでもiPhoneでも立ち上がりが速く、メモを取ったら即同期されるため、僕のようにマルチプラットフォームで使いたい場合には便利なメモアプリです。

iPhoneで音声入力したテキストが瞬く間にMacで表示されたり、Macのキーボードで打ったテキストもすぐにiPhoneで閲覧できます。

立ち上がりと同期の速さであれば、GoogleドキュメントやGoogle Keepもあてはまるので、もし僕がWindowsやAndroidを使っていたら、それらのメモアプリをメインで使っていると思います。

また、情報に速く辿り着けることもメモアプリにとっては大事な要素です。Evernoteは検索機能が優秀で、整理整頓しなくても検索でメモをすぐに取り出せるのがメリットだと思っていました。

ただ、最近では検索機能が優秀なアプリばかりで、こちらもEvernoteを使う理由にはならなくなってきました。

メモアプリの苦手を補完するノートサービスとしてNotionを活用

しかし、実感としてApple純正メモはテキストだけを書くのであれば便利ですが、表組みやリストなどの機能は実装されつつも、即時性を第一に考えているため見やすい表示に整えることは苦手だと考えています。

僕の場合は、その苦手な部分をノートサービスを活用することで補完しています。つまり、アプリやサービスの特性を活かしながら、用途に合わせてツールを使い分けているイメージです。

具体的には、僕はノートサービスとしてNotionを活用しています。Notionはブラウザで開いてもスマホアプリで開いても立ち上がりが遅いため、サクッとメモをするのには向いていないと感じています。しかし、情報を整理したいときには、強力な相棒となってくれます。

Notionについて語ったら別記事を書いても1記事で終わらないくらいの魅力があるため、ここでは詳しい説明を省きますが、僕なりの使用例をいくつか挙げておきます。

  • ほしいものリスト
  • 本や映画や音楽などの気に入ったものリスト
  • ブログやYouTubeのネタ帳&更新管理

これらは思いついたときにApple純正メモに記録を残して、あとでNotionにまとめて見やすく取り出しやすいように管理しています。

使い勝手よく記録をインプット・アウトプットできることが重要

現在ではさまざまな特性を持ったメモアプリやノートサービスがリリースされていて、僕と同じように自身の用途に合ったツールを使い分けている方も多いのではないかと考えています。

僕は忘れないうちに記録を残すことができて、書き留めた情報を取り出しやすければどんなツールを使ってもいいと思っています。大切なことは、記録のインプットとアウトプットの効率をいかに高めるか、そしてなにより、自分にとってどれほど使い勝手がよいかです。

僕の場合、メモアプリは立ち上がりが遅いとその間に忘れてしまうこともあり、せっかく記録した情報も取り出せなかったら意味がないので、速さにこだわっています。ノートアプリには「整理のしやすさ」といった記録の整理性、アウトプットの利便性に重きを置いています。

僕はEvernoteを経てiPhone純正メモとNotionを活用することにしましたが、さまざまなツールを試してみて、自分の手に馴染むものを使うのが一番です。

ぜひ自分のこだわりや使い勝手に焦点を当てて、快適なメモアプリ・ノートサービスを探してみてください。


(文:大谷大)





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