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意味のないアウトプットをやめる7つの方法


<この記事の著者>
ばんか(bamka) - Tech Team Journal

Web制作会社の会社員として働きつつ、個人でブログ/メディアライターとしても活動するパラレルワーカー。
ChatGPT等AIを公私で駆使し、ITツール・ガジェットを用いて人々の生活をより豊かにするための活用術を提供するブログも運営。


Webサイトや本で学んだ知識を、自分のものにして活用できるレベルまで引き上げるには、アウトプットが重要だと考えて、積極的にアウトプットするようにしています。
ただ、アウトプットの仕方も大事。知った知識をただSNSにコピペで貼り付けるようなやり方は、良質なアウトプットとは言えないと考えています。
そこで今回は、私が実践している「良質なアウトプット」に転換するために気を付けているポイントについてお話しします。

【目次】



PPG



1:第三者に見てもらう

誰かの目に付くところにアウトプットするようにしています。人の目に着くところに発信するのは、それだけで気が引き締まり、アウトプットの品質が向上します。
また、レビューをもらえる可能性もあります。「自分はこうやってるよ」「こういうやり方もあるよ」と、さまざまな議論が交わされるきっかけにもなります。
私はSNSやブログに書きつつ、会社の方では社内のSlackやTeamsにも投稿します。自分の手元にあるメモ帳やNotionはメモとして保存しますが、これはあくまで自分用の記録であって、アウトプットとはちょっと違いますね。

2:自分の言葉で語る

学んだものは一度自分の中で咀嚼をして、改めて自分の言葉で語るようにしています。間違っても本の引用文をそのまま掲載して満足はできません。
知識を自分のものにするためには「解釈と納得」が必要不可欠です。そこから「分解」と「再構築」を行えるかどうかが、きちんと自分の中で「知識を習得できた」と納得できる目安になると考えています。

3:図にまとめる

どんな知識も図に置き換えられると思っています。逆の言い方をすれば、図を作れないのであれば、どこかにまだ足りていない知識があったり、納得できていない部分があるという目安になります。
図といっても、大げさなものではありません。因果関係・相関関係・時系列・並列・列挙など、シンプルなものばかり。単語を矢印でつなぎ合わせる程度のものです。

4:途中経過でも発信する

特にSNSでは、試行錯誤している途中経過も積極的に発信するようにしています。
たとえば私は最近、ChatGPTによる画像生成についてトライアンドエラーを繰り返しているのですが、結論が出るにはもう少し時間がかかりそうです。
プロンプトの書き方について結論が出てから発信してもいいのですが、途中の試行錯誤を発信すると、他の方のコメントやレビューをもらえて、新たな学びを得られる可能性が高まります。
行動のログを残すような感覚で、SNSには自分のアクションの過程を頻繁に発信しています。

5:毎日続ける

アウトプットするには、ある程度の訓練が必要です。今日いきなり始めても、なかなかうまくいかないかもしれません。なので練習の意味も込めて、毎日何かしらの形でアウトプットは発信しています。
場所はどこでもいいですし、頻度もバラバラでも構わないです。私の場合、ブログの更新は2〜3日に1回ですが、その代わりSNSでの発信頻度は意識的に高くするようにしています。

6:当たり前を当たり前と思わない

「こんなことを発信して、なんの意味があるだろうか」「いまさらこんなことを発信しても恥ずかしいだけだろうか」など、アウトプットに尻込みしてしまうかもしれません。
ここで重要なのは「自分にとっての当たり前が、他人にとっての当たり前ではない」という考え方です。
昔、自分にとって当たり前だったiPhoneの知識をいくつかまとめて記事にしたら、大きく評価を得た経験がありました。そして同じような経験を、ブログやSNSを通じて、何度も味わいました。
自分の知識がチープだなんて思わず、胸を張って発信していいのだと思います。

7:目的意識を持つ

「なんのためにアウトプットをするのか?」という理由を、自分の中で固めておくと、アウトプットの習慣化に役立ちます。
私がブログやSNSなどを通じてアウトプットをするのは、自分の得た知識・経験が誰かの役に立てばいいと思うからです。
もちろん「学んだ知識を習得するため」という自分のためでもありますが、「誰かのためになる行動だ」と思えると、高いモチベーションを維持できます。

最後に

アウトプットを前提にしていると、インプットのときの心構えも変わります。

「言い換えると、どういう表現になるかな」「どうやって表現したらもっとわかりやすくなるかな」「自分のケースで考えると、どういうことだろうか」など、思考を巡らせながらインプットをするので、インプットの質も向上します。

(文:ばんか(bamka))





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