私はpaiza転職で、エンジニアを目指す方の転職活動をお手伝いしつつ、Webメディア「Tech Team Journal」(TTJ)の運用にも携わっています。
今回は、TTJで見つけたエンジニアの転職に役立つ記事をご紹介します。
伊藤由貴さんのこちらの記事です。
ttj.paiza.jp
伊藤さんは、上司の方から受けたアドバイスをもとに、スムーズに転職活動を進められたそうです。
今回は、こちらの記事を抜粋してご紹介します。
転職活動は転職する気がないうちから
伊藤さんは、当時の上司の方やTwitterでフォローしていたエンジニアの方から、以下のようなアドバイスを受けました。
辞める・辞めないにかかわらず、自分の市場価値を常に測っておくことが大事だよ
転職活動は、転職する気になってからじゃなくて、転職する気がないうちからやっておいたほうがいいよ
これらは、わたしも転職に成功したエンジニアの方々から何度も聞いてきた言葉です。また、このブログでも何度かお伝えしていることでもあります。
しかし、伊藤さんは
QAエンジニアが市場価値を高めるための方法を、当時は全くわかっていませんでした。
といいます。
当時の伊藤さんに限らず、多くの若手エンジニアの方は
- 自分の市場価値って、どうすれば上げられるんだろう?
- そもそも自分にはどれくらいの市場価値があるのだろう?
- 市場価値を上げるのってなんだか大変そう
といったことを考えているのではないでしょうか。
コミュニティ活動への参加
伊藤さんは、まずエンジニアとして社外での認知を高めるために、ブログやTwitterによる情報発信を始めました。
そこからつながりができて、さまざまなコミュニティや勉強会に参加されるようになったそうです。
エンジニアの転職する気がないうちからの転職活動として、こうしたコミュニティ活動などへの参加や他社のエンジニアとの関わりは非常に重要です。というのも、自社で仕事をしているだけだと、なかなか社外のエンジニアとのコミュニケーションをとる機会がありません。
しかしコミュニティに参加すると、勉強会などを通して技術的な知見が増えるのはもちろん、他社のエンジニアが
- どのような会社でなんの仕事をしているのか
- どのような経験やスキルがあるのか
- 他社ではどのようなエンジニアが求められているのか
といった情報も得られます。
うまくいけば、リファラルを受ける機会もできるでしょう。実際、エンジニアは知り合いを経由したリファラル採用で転職先を決める人が少なくありません。
また、伊藤さんは実務だけでなくコミュニティでの活動が評されて転職活動がスムーズに進んだといいます。
面接が苦手な人も、こうしたコミュニティ活動を経てアウトプットを残しておくと、転職活動をする際にアピール材料となって重宝するでしょう。
まとめ
伊藤さんは、最後に
転職する気がないうちから、ブログでもSNSでも、小さなものからでもよいので自分の知見・経験・やりたいことなどを発信していくこと。そしてそれを継続すること。そうすればいざ転職活動を始めたときに、相手が自分の能力や興味を適切に評価してくれる。
これが、「転職活動は転職する気がないうちからやっておいたほうがいいよ」の本当の意味なのだと考えています。
と締めています。
たしかに、今はSNSなどを通して誰でも自分からやりたいことや情報を発信できる時代となっています。
転職活動も、従来のような応募書類を準備して、募集企業に片っ端から応募して……という方法だけがすべてではありません。
まずは自分の興味のある方向に向かって発信をしてみたり、他社のエンジニアと気軽に関わってみるといったところから転職活動を進めていくのもよいかと思います。
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まずはプログラミングスキルチェックを受けるだけでも、現在の自分の市場価値を知ることができます。
(文:谷口智香)
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