
こんにちは、谷口です。
皆さんは統合開発環境(IDE)を利用していますか?
「自分でプログラミングしてWebサービスを作りたい!」と思ったら、エディタにコードを書いて、コンパイラでコンパイルして、デバッガでデバッグして…と、作業ごとにさまざまなツールを導入・設定する必要がありますよね。
この手間を解消できるのがIDEです。IDEはエディタ、コンパイラ、デバッガなどがひとつにまとまったツールで、それだけでさまざまなシステムやサービスの開発に活用できます。対応言語もIDEによりさまざまです。
今回は、こうした便利で人気なIDEを5つご紹介します。

■Intellij IDEA
IntellijはJet Brains社製のIDEで、デフォルトでJava・JavaScriptなどの言語に対応しています。また、下記のPycharmやRubyMineなど、各言語に適した機能を持ったIDEも開発されています。
【Jet Brains社製のIDE】
IntelliJ IDEA: Java、HTML、JavaScript、Kotlinなど
RubyMine:Rubyなど
PyCharm:Pythonなど
GoLand:Goなど
PhpStorm:PHPなど
CLion:C、C++など
AppCode:Swiftなど
などなど…
それぞれJavaScript、HTML/CSSといったWebアプリケーション開発に必要な言語にも対応しているため、Webのフロントエンド開発に便利です。
■Eclipse
IBM製のIDEで、非常に高機能なJava開発環境がデフォルトで設定されているため、Javaの開発現場で非常に人気が高く、動作も軽快なため、多くの企業で採用されています。
Javaで有名なEclipseですが、プラグインによりC、C#、C++、JavaScript、PHP、Python、Rubyなどの言語にも対応します。

■NetBeans
NetBeansは、Javaの開発元であるOracleが開発コミュニティに参加しているため、Javaのアップデートにいち早く対応できるIDEです。英語にしか対応していない・日本語版はプラグインが必要なIDEも多いですが、NetBeansはデフォルトで日本語にも対応しています。
NetBeans公式マスコットのねこび~んちゃん。
■Visual Studio
Visual StudioはMicrosoft社が開発しているIDEです。高機能かつ柔軟で、ひとつの画面だけであらゆる機能を使って開発を進めることができます。
2018年の人気IDEランキングでも一位になっているくらい、世界的に人気のあるIDEです。
pypl.github.io
■PaizaCloud
PaizaCloudは、paizaが提供しているクラウド型開発環境サービスです。ブラウザを開くだけでエディタ、Webサーバ、DB等の開発環境が完了、OSの種類やバージョンなどに関係なくすぐに開発を進めることができるため、商用利用から初心者の学習・研修などにもおすすめです。
LAMP、Ruby on Rails、JSP、Djangoなどベーシックな環境が設定済みですが、それ以外のツールも追加インストールが可能です。またクラウド型開発環境サービスとしては珍しく、UIはもちろんエディタやターミナルなども完全日本語対応しています。
お試しで無料で使うこともでき、課金プランは月額でライトプラン・ベーシックプランがございます。PaizaCloudで開発したWebサービスは、ベーシックプランに移行すれば一般的なホスティングサーバと同様にそのままサービスの公開・運用ができます。
■まとめ
IDEは、それひとつでWebアプリケーション開発を実現できるものが多く、「これからWeb開発について学びたい」「Webサービスを作って公開してみたい」というプログラミング初心者にも最適です。
興味のわいた方はぜひ導入して開発に取り組んでみてください!

ブラウザを開くだけでWeb開発環境が整う PaizaCloud
動画でプログラミングが学べるpaizaラーニングで、新講座として「Python×AI・機械学習入門編」が追加されました。
人気声優の上坂すみれさんによる進行役のスベトラーナ・小百合・ベレフスカヤと一緒に、実際に画像認識技術を使いながら、初心者でも機械学習を体験・学習できるレッスン内容になっています。
Python×AI・機械学習入門編は全編無料でごらんいただけます。詳しくはこちら
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
そして、paizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

ブラウザを開くだけでWeb開発環境が整う PaizaCloud