Photo by Cory Sitko
こんにちは。谷口です。
プログラミング初心者の皆さん、勉強ははかどっていますか?
最近は「プログラミングを学びたい!」という人が増えていますが、プログラミングを習得するにはさまざまなハードルがあります。教材が増えて学びやすくなった一方で、「途中でつまずいて諦めてしまった」「過去に挫折した経験がある…」といった人も少なくありません。
初心者がプログラミングの勉強で挫折する理由とはなんでしょうか?そしてプログラミング初心者が勉強を続けるために必要なこととは?今回はこれについてお話しします。
■初心者がプログラミングの勉強でやってはいけないこと
◆覚えなくていいことを暗記しようとする
たとえばですが、現役のRubyエンジニアの人たちも、Rubyのメソッドを全部暗記してコーディングしているわけではありません。「こんなときどうすればいいんだっけ?」と思ったら、みんな検索したりドキュメントで調べたりしながらプログラミングをしています。
プログラミングは暗記科目ではありません。無意味に暗記しようとするより、例えばメソッドなら実際にコードを書いて実行した結果を見たほうが、その機能についての理解は深まります。
◆考えてもわからないことを考え続ける
もちろん複雑なシステムを作ろうと思ったら、どんなアルゴリズムを使うか、どんなコードを書くか、しっかり考えて取り組む必要はあります。
しかし、やったことのない課題・やったけど思い出せない内容などに関しては、考えるだけ時間の無駄です。自分の中で前提知識がない問題に対し、延々と悩んでいても仕方ないですよね。さっさと調べたり、詳しい人に質問したほうが、スムーズに次の段階へ進めます。
勉強を始めたばかりだと、こういった「プログラミングに関する情報はWeb上にたくさん転がっている」のも「どう調べたらそういったページを見つけられるのか」も知らないので、なかなか「調べる」という行為にたどり着けないものです。
◆本やサイトを読むだけで勉強したつもりになる
もちろん本を読んだり教材として利用したりするのはよいことなのですが、プログラミングは「本を眺めていればできるようになる」ものではありません。
自分で手を動かしてコードを書かないと、いつまでたっても身につかないです。本を使って勉強するにしても、「読みながら手を動かしてやってみる」実践が必須です。
◆細かいところまできっちり理解しようとする
「=」で右から左に代入するとか、「*」を付けるとポインタになるとか、あらゆる型とか、言語ごとに変わる処理の書き方とか……。最初は理不尽に感じるかもしれませんが、プログラミングの勉強を始めたら、最初の頃はそういった状態が続くかと思います。ある程度「これはこういうものなんだな」という認識でいないと、すべてに引っかかっていては先に進めません。
◆難しい環境設定などに手を出して行き詰まる
やってはいけない…というわけではありませんが、プログラミングに取り組む以前の段階で挫折してしまうと、スタートラインに立つこともできません。
エンジニアを目指すのであれば、環境設定などはいずれはできるようにならないといけませんが、そこで詰まって諦めてしまったり、先に進めなくなったりしてしまうぐらいなら、ブラウザでプログラミングを学べるオンライン学習サービスなどを使ってみるのもひとつの手です。
たとえば、paizaラーニングは一回3分程度の動画を見ながらブラウザ上で演習問題を解き、すぐに実行して結果を見ることができます。未経験者でもブラウザさえあれば、環境構築不要で手を動かしながらプログラミングの基礎を習得できます。
■プログラミング中の疑問を解決するには
初心者がプログラミングの勉強をしていて、わからないことにぶつかると、どう解決したらよいかがわからず、そのまま挫折してしまうケースも珍しくありません。
しかしエンジニアたちは、プログラミング中に疑問を感じたら「調べる・試す」ことでさっさと解決して先へ進んでいます。
初心者がプログラミング学習中の疑問を解決する方法については、こちらの記事でも解説していますのでご興味のある方はぜひごらんください。
また、調べ方・試し方などについては、paizaラーニングの「エンジニアの小話編 :paiza.IOとGoogleで疑問解決」(全編無料)でも解説しています。
「エンジニアの小話編 :paiza.IOとGoogleで疑問解決」について、詳しくはこちら
■まとめ
プログラミングの勉強をしていると、わからないこと、思い出せないことにしょっちゅうぶつかりますが、スキルを向上させるには、そこで挫折してしまわない習慣づけが必要です。
特に最初は、初心者でもとっつきやすい学習サービスなどをうまく利用すると、スムーズに勉強を進めやすくなるかと思います。
プログラミングの勉強を続けて基礎知識が身についてきたら、ぜひpaizaのスキルチェック問題に挑戦して、ご自分のスキルレベルをはかってみてください。
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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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