IT人材の需要が高まる現代において、プログラミングの学習に興味を持っている初心者の方は多いでしょう。しかし、どのように学習すればよいか迷ってしまいがちです。そこで今回は、初心者に向けてプログラミング学習のロードマップや、おすすめの学習方法を解説していきます。
- プログラミング学習のロードマップ
- 初心者が知っておきたいプログラミングの基礎知識
- 初心者におすすめの学習方法①：webサイト
- 初心者におすすめの学習方法②：入門書籍
- 初心者におすすめの学習方法③：スクールでエンジニア経験者からレッスンを受ける
- 自分のレベルに合った学習方法でプログラミングを習得しよう！
プログラミング学習のロードマップ
Photo by narrow road under cloudy skies at daytime photo – Free Road Image on Unsplash
まずは、プログラミング学習のロードマップを把握しておきましょう。プログラミング初心者に把握してほしい、具体的な学習ロードマップは下記の通りです。
ロードマップ
- 開発したいアプリやシステムを定める
- プログラミング言語の種類を選ぶ
- 無料で始められるpaizaラーニングなどのWebサイトや書籍、スクールで学習する
- 開発環境を用意してコーディングを行う
- 簡易的なツールを作成してみる
興味があるアプリやシステムを思い浮かべて、開発目的に適したプログラミング言語の種類を選びましょう。選択したプログラミング言語の記述法について、Webサイトや書籍、スクールなどの手段でインプットしていきます。paizaラーニングは言語ごとに無料体験講座があるので、特におすすめです。
記述法が理解できたら、開発環境を用意してコーディングを実践し、最終的に簡易的なツールを作成するなどして知識・スキルを定着させていきます。家計簿アプリなど、身近で役立つツールがおすすめです。
初心者が知っておきたいプログラミングの基礎知識
Photo by Pixabay
プログラミングはコーディングを行うことから、ほかの分野と異なる学習が求められます。初心者だとわからないことが多く、なかなか学習に踏み出せない方も多いでしょう。ここからは、プログラミングの学習初心者が知っておきたい基礎知識から解説していきます。
プログラミングは独学でも学べる
プログラミングの学習では、Webサイトや書籍などで情報が入手しやすくなっているので、初心者でも独学しやすいです。インターネットによる情報収集で、コーディングのトラブルを効率的に解決できることもあります。基礎知識の習得程度であれば、スクールなどで高額な費用をかけなくても効率的に学習していけるでしょう。
開発経験のない営業の方がプログラミングでWebサービスを作った話をまとめた記事がありますので、初心者の方は併せて読んでみてください。
プログラミング言語の種類は目的や将来を見据えて選ぶ
プログラミング言語の種類はさまざまあります。たとえば、Webサイトを制作するのにはHTMLという言語が役立ち、最先端のAIに関するシステムではPythonという言語がよく使われます。企業によって開発のベースとしているプログラミング言語が異なることもあります。したがって、初心者がプログラミングを始めるときは、目的や将来を見据えて言語の種類を選択することも重要です。
プログラミング言語を学習するには開発環境が必要
プログラミングを学習するにはコーディングをして処理を実行する開発環境が必要です。開発環境の準備と聞くと尻込みしてしまいそうですが、最近はWebサイトで開発環境が用意されている学習サービスもあります。ブラウザでコーディングできるWebサイトが気軽です。paizaラーニングでは開発環境が用意されているので、ぜひ体験講座から試してみてください。開発環境の整備に不安がある初心者は検討してみましょう。
初心者におすすめの学習方法①：webサイト
Photo by Pixabay
初心者のプログラミング言語の学習で代表的なのが、Webサイトの利用です。動画を視聴したりコーディングを行ったりしながら、効率的にプログラミングを学習できます。早速、初心者におすすめのWebサイトをご紹介していきます。
初心者におすすめのwebサイト（1）paizaラーニング
paizaラーニングは、1本3分の動画と練習問題で効率的にプログラミングを学習できる初心者向けWebサイトです。ブラウザでプログラミング言語を実行できます。環境構築が必要ないので、初心者でもスムーズにプログラミングの学習をスタートできるのが大きな魅力です。無料でプログラミングスキルをチェックする問題もあります。自分のレベルを把握しておけば、適切なレッスンを探して効率的に学習しやすくなるでしょう。
また、有料プランも月額600円〜と非常に安価なうえ、現役エンジニアに質問できるサービスが受けられるので、初心者の方には特におすすめです。
初心者におすすめのwebサイト（2）Progate
Progateは、イラスト中心のスライドでプログラミングを学習できる初心者向けWebサイトです。書籍だけではわかりにくいプログラミング工程も、視覚的に理解しやすくなっています。小学生が利用している実績もあるので、初心者でも気軽に利用を検討しやすいでしょう。
初心者におすすめのwebサイト（3）ドットインストール
ドットインストールは、幅広いレッスンでプログラミングスキルを習得できる初心者向けWebサイトです。レッスンの数は450以上、動画の数は7,000本を超えています。プレミアム会員にならレッスンでわからない点について質問可能（試験運用中）です。挫折が不安な初心者におすすめです。
初心者におすすめの学習方法②：入門書籍
Photo by blue book on brown wooden board photo – Free Blue Image on Unsplash
コーディングをする前に、じっくり記述方法の基礎を書籍で学習したい初心者もいるでしょう。そこで、初心者のプログラミング学習におすすめの入門書籍をピックアップしてみました。使いやすそうに思えた書籍があれば、ぜひ導入してみてください。
初心者におすすめの入門書籍（1）おうちで学べるプログラミングのきほん
「おうちで学べるプログラミングのきほん」は、スクールに通わず自宅でも、プログラミングの基礎を学習できる初心者向けの入門書籍です。プログラミングが動く仕組みについて自宅のパソコンで確認しながら学習できます。
各プログラミング言語の違いについても解説しているので、どの言語を選ぶべきか迷っている方にも役立つでしょう。そのほか、バグの要因や対処方法についても触れています。初心者がプログラミングで困ったときにも頼りになるはずです。
初心者におすすめの入門書籍（2）改訂3版 これからはじめるプログラミング 基礎の基礎
「改訂3版 これからはじめるプログラミング 基礎の基礎」は、プログラミングの基礎知識を網羅的に学べる初心者向けの入門書籍です。プログラミングとは何かという内容から解説してくれるので、初心者でも安心して読み進めやすいです。
「テーマを決める」「シナリオを書く」「動かしてみる」などのように、プログラミングのステップを7つに分けて解説しています。初心者がプログラミングをするとき、手順がわからず挫折してしまうことを防いでくれるでしょう。
初心者におすすめの入門書籍（3）プログラミングを、はじめよう
「プログラミングを、はじめよう」は、どの言語にも共通するプログラミングの真髄を学習できる初心者向けの入門書籍です。たとえば具体的な真髄として、プログラミング処理の流れを丁寧に解説しています。言語の種類や目的を問わず必要な知識である、順次や分岐、繰り返しなどの処理についてスッキリと理解できます。学習範囲が膨大にならないように配慮しているので、初心者でも挫折しづらいでしょう。
また、プログラミング処理の記述ルールも理解しやすい内容を掲載しています。たとえば、単純な文字列を表示させるコードです。実際に開発環境で記述した画面の写真を用いて解説しており、初心者でも視覚的に理解しやすいでしょう。
初心者におすすめの学習方法③：スクールでエンジニア経験者からレッスンを受ける
Photo by Pixabay
Webサイトや書籍だとわからないことを確認できず、つまずいてしまうこともあります。自分で学習するのが不安であればスクールでエンジニア経験者からレッスンを受ける方法もおすすめです。引き続き、代表的なプログラミングスクールをご紹介していきます。
初心者におすすめスクール（1）FREEKS（フリークス）
FREEKS（フリークス）は、エンジニアから実践的な指導を行ってもらえるプログラミングスクールです。教科書には書かれていない実用的なノウハウまで伝授してくれます。HTMLやCSS、JavaScript、PHP、Javaなどさまざまなプログラミング言語を学習可能です。自分の目的に応じたカリキュラムが見つかりやすいでしょう。
カリキュラムごとに実習課題が設けられ、提出すると講師が添削してくれます。学習中にわからないことがあったら、講師に直接質問したりチャットでやり取りしたりできます。初心者でも安心してプログラミングを学習していけるでしょう。
初心者におすすめスクール（2）TECH CANP（テックキャンプ）
TECH CANP（テックキャンプ） は、転職の成功に定評があるプログラミングスクールです。「未経験から10週間でITエンジニアへ」というテーマを掲げているサービスであり、プログラミングを効率的に学習できます。
学習の途中離脱率が3%という実績もあり、挫折が心配な初心者にとって安心です。しかも条件を満たせば、転職できなかったときに全額を返金してもらえます。プログラミングのスキル習得だけでなく、転職まで目的としている初心者にもおすすめです。
初心者におすすめスクール（3）KENスクール
KENスクールは、「人」対「人」の個別指導によって効率的に知識を学べるプログラミングスクールです。授業の進捗について担当講師がWebシステムで管理し、一人ひとりに適した学習プランを提案してくれます。個別指導をベースとした環境で質問しやすく、未経験者でも社会で需要の高いプログラミングスキルを習得可能です。
対応しているプログラミング言語はJavaやC言語、C++、VB、VBA、PHPなどさまざまです。入学前に無料カウンセリングを行ってもらえるので、学習したい分野を明確にしたうえで自分のレベルに適した講座を選択できます。プログラミングの目的が定まっていない方でも、迷わず勉強を進めていけるでしょう。
自分のレベルに合った学習方法でプログラミングを習得しよう！
Photo by Pixabay
初心者に向けてプログラミング学習のロードマップをおさらいしつつ、おすすめの学習方法をご紹介しました。心強い味方となり得るWebサイトや入門書籍、スクールなどが見つかり、早速学習してみようと思えたのではないでしょうか。
ただ、初心者が自分のレベルに合わない教材・サービスを選んでしまうと、挫折するリスクが高まります。まずはpaizaラーニングから学習を始めてみて、途中で挫折しないよう自分のレベルに合う方法で学習することがおすすめです。自分のレベルに適している学習方法を選択して、少しずつプログラミングスキルを上達させていくようにしましょう。
初心者がプログラミングを学ぶのに効果的な勉強方法をまとめている記事もあるので、併せてチェックしてみてください。
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
詳しくはこちら
そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
詳しくはこちら
