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転職成功者の共通点とは?未経験からエンジニアを目指す3つのポイント

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

働く上で時差出勤やリモートワークができるかというのは、以前よりずっと重要な条件になりましたよね。

また、現在のように経済の先行きが不透明な状況で、あらためて会社に依存しないキャリア構築をしたい、専門的なスキルを身につけて強みにしたいという方も多いのではないでしょうか。

そのような働き方ができる選択肢として、ITエンジニアへの転職を考えている方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、最近の転職市場の動向と、未経験からITエンジニアへの転職に成功した人たちの共通点、および転職活動で気をつけるべきポイントについてお伝えしたいと思います。

これから転職をしたい方、そして転職活動を続けているけどなかなかうまくいかないという方にとってなにかヒントになれば幸いです。

未経験からエンジニア転職に成功した人の3つの共通点

今の自分のレベル感を客観的に把握している

皆さんも実感していると思いますが、売り手有利だった転職市場は、コロナの影響で一転して厳しい状況になっています。

ただし、リクルートキャリアの調査によると、業態・業種によって差があるという結果が出ており、IT業界については「採用活動は比較的活発」と言われています。

もちろん「専門性の高いピンポイントな求人が増加傾向」という記載の通り、経験者と未経験者を比べたときに経験者が有利であることは間違いありません。(IT業界に限った話ではないですが…)

そのため未経験の方で経験者向けの求人にしか目を向けず「やっぱり未経験じゃ無理か…」と断念してしまう人も少なくないのですが、「今の自分のレベル感」を把握して準備ができていれば十分転職は可能です。

未経験でも選考を通過できる人は、「自分でここまでは学んだけど、この分野の知識や経験が足りないから、こんな勉強をしよう」という考え方をして、「足りない経験や知識を早く埋めるためにはどうすべきか」に基づいて行動しています。

たとえば、経験者のみが求められているような仕事がしたいなら、まずはどこかで開発経験を積んで、経験者になってからあらためて応募するというのもひとつの方法です。

どんなエンジニアを目指したいか具体化できている

他の業種・職種から未経験でエンジニアを目指す場合、面接では「なぜエンジニアになりたいと思ったのか?」といった志望動機や、今後どんなエンジニアを目指したいかは必ず聞かれます。

企業がそういった質問をする目的はさまざまですが、まずは応募者が「IT業界やエンジニアの仕事について正しく理解できているか?」「イメージだけで語っているのではなく自分なりに調べて準備をしてきているか?」を知りたいからです。

同時に入社後のミスマッチを防ぐために「応募者のやりたいことはうちで実現できる内容か?」も知りたいと思っています。

ただ、特に将来どんなエンジニアになりたいかについて今はまだ考えられないという方もいるかもしれません。

長期的なキャリアプランを立てるのは難しくても、応募先における事業内容・仕事内容、使っている技術を調べて、入社したらどんな仕事がしたいか、入社して数年後にどんなポジションについていたいかといったことを考えてみるとよいでしょう。

具体的にはこちらの記事も参考にしてみてください。

paiza.hatenablog.com

応募企業がどんな人を求めているか知っている

もともと業界・業種に関係なく、「中途採用者には入社後すぐに活躍してほしい」と期待している企業は多く、やはりこのような状況下では未経験者採用の評価基準はこれまで以上に厳しくなっています。

ただし、未経験者採用を実施しているということは、すぐに実務での活躍を期待しているわけではなく、どちらかといえば「教えた内容をなるべく早くものにして、実務で通用するレベルになりそうな人」を求めていると言っていいでしょう。

そのため企業は面接で説得力のある転職理由や志望動機、ふだんの学習や取り組みなどの話から応募者がそういった人かどうかを判断しようとします。

最近はpaizaラーニングのようにブラウザさえあれば独学でもプログラミング学習できるサービスも増え、Webサービスやアプリケーション開発まで試してみることができます。

逆に言えば誰でもプログラミング学習に手を出せる時代に「これから勉強しようと思っています」と言っているようでは、選考通過が厳しいことが分かりますよね。

実務経験はなくとも「入社前からこんな勉強をして自分でアプリを作ってみました」などと言うことでやる気や本気度は企業に伝わります。

未経験からの転職活動で押さえておくべきポイント

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ポートフォリオで成果とともに意欲も見せる

さきほどお伝えした中で、選考通過においてもっとも重要なのは「できる限り早く実務で通用するレベルになりそうな人」であることを企業へしっかり伝えることです。

そのため言葉で説明するだけでなく、今まで自分で作ったサービスやアプリなどの作品をまとめたポートフォリオを用意しておくことをおすすめします

成果物があれば、独学で身につけたスキルはもちろん、「自分で勉強して手を動かして作った」という自主性や意欲もアピールできます。せっかくいろいろ取り組んできたのに伝えられないのはもったいないですからね。

ポートフォリオについて詳しくはpaizaラーニングの無料講座「ITエンジニアの就活準備編2: ポートフォリオ制作」で説明しています。初めてポートフォリオを作るという方はぜひ参考にしてみてください。


求人票から情報収集をする

さきほど「企業がどんな人を求めているか知る」と言いましたが、初めてIT業界へ転職を考えている方にとってはそれがまず難しいと思います。

SNSで情報発信しているエンジニアの方をフォローしてみるとか、知り合いにエンジニアがいたら話を聞いてみるとか、そういったこともいいですがいろいろな求人票を見て情報収集するのが転職活動においては重要です。

求人票を見ると、どんな企業・どんな仕事があって、どのぐらいのレベルのスキルや経験が求められているのか、今の自分が目指すべきポジションは…など現実的な情報を広く集めることができます。

paizaが運営している未経験者・経験の浅い方向けのエンジニア転職サービス「EN:TRY」では、求人票に主要開発言語やフレームワーク、開発環境のことだけでなく、開発部門の特徴・強みや技術向上、教育体制といった項目も記載されています。

もし自分のレベルと応募先が求めるレベルに乖離がある場合、それを埋めてから転職するのか、もしくは今の自分に合った応募先を見つけるのか…なども考えることができます。

ただ、求人票を眺めているだけでは分からないこともあります。EN:TRYでは、多くの掲載企業が企業側からも事業内容や業務に関する説明をおこなう「カジュアル面談」を実施しています。

カジュアル面談は、一方的に質問をされるだけの場ではなく、仕事内容や将来的なキャリアパス、必要なスキルなどについて詳しく質問することもできますので企業や求人の情報収集にも最適です。

EN:TRYについて、詳しくはこちら

“EN:TRY"

まとめ

未経験からエンジニアへの転職を成功させた人の共通点と、転職活動で気をつけることをお伝えしてきました。

エンジニアは専門職ですので誰でも簡単になれるわけではありませんが、意欲を持って勉強を続けていたり、技術やものづくりが好きという方には十分転職のチャンスがある職種だと思います。

なお、本文でもご紹介したEN:TRYを使ってエンジニアへ転職された方のインタビューでは、転職活動や業務について生の声をお届けしています。

合わせて未経験からエンジニアになるまでのステップや企業が応募者を見ているポイント、面接対策など転職を目指すITエンジニアにとって役立つ面接アドバイスが満載の「転職成功ガイド」も公開しています。ぜひ参考にしてみてください。





paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。

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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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