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Evernoteに保存してよかったもの、役に立たなかったもの

最近Evernoteの断捨離をしました。ここ数年はEvernoteを使っていなかったのですが、改めて活用しようと思い立っての整理整頓です。

断捨離にあたって、「これは保存しておいて役に立ったなぁ」というノートと、「これは保存したけど、結局なんの役にも立たなかったなぁ」というノートがありましたので、それをご紹介しようと思います。

Evernoteに保存するべき記録とは何か。これを考えるヒントになれば幸いです。


<この記事の著者>
ばんか(bamka) - Tech Team Journal

Web制作会社の会社員(Webディレクター)として働きつつ、個人でブログ/メディアライターとしても活動するパラレルワーカー。
ChatGPT等AIを公私で駆使し、ITツール・ガジェットを用いて人々の生活をより豊かにするための活用術を提供するブログも運営。


【目次】

保存しておいてよかったと思えたもの

■感情ログ


僕は日記というものが苦手でして。一日の終わりにノートを目の前にしても、小学校の感想文レベルの総括しか思いつかず、長続きしません。

そんな自分でも手軽に続けられる方法はないものかと悩み、思いついたのが「感情ログ」でした。

今日起こったイベントに目を向けるのではなく、自分の感情が揺れ動いたときにメモを取る方法です。長い文章を書く必要はなく、「何が起こって、自分が何を感じたのか」をその都度メモします。

基本は「喜怒哀楽」の4つ。そこから徐々に増やしていき、「驚き」や「怖い」といった感情も記録するようになりました。

昔の感情ログを見てみると、「◯◯があった」というような単純な事実より、当時を鮮明に思い返せるのだと気づきました。これは良い習慣なので、これからも続けていこうと思います。

■学びを得たクリップ


自分が何かを学んだり、気づきを得たものは、どんな形でもいいので記録するべきだと、改めて思いました。

Webクリップだけではなく、Twitterのキャプチャ、動画のリンク、名言のコピペ、TikTokなどは動画を保存もできるので、それをノートに貼り付けています。

過去に自分が感銘を受けたものは、今の自分にも刺さるものが多い。モチベーションを向上させるのにも非常に役立ちました。

■記事のアイデア


僕はブログのアイデアをすぐに書き留めるのですが、記事化されなかったものもたくさんあります。

そんな記事化しなかったアイデアが、捨てられずに、アイデア帳に残したままになっていました。

数年前の自分のアイデア。その中には、今の自分が見ても「ちょっと面白そう」と思えるものがいくつもありました。掘り起こして、今になって記事にしたものもあります。

自分から発信した言葉や思想は、時間が経過しても陳腐化せずに活きるのだなと感じました。

■食べたものリスト


妻が作ってくれた料理の写真を毎日撮って、それをノートに貼り付ける習慣がありました。

「なにか食べたいものある?」と聞かれたときの回答に非常に役立つのでオススメです。「以前作ってくれたアレが美味しかったから、また食べたい!」と伝えると、喜んでもらえたりします。

逆に外食の記録はほとんど取っていません。「誰と食べた」「食事をしたその時間が楽しかった」という意図でログを取ったりはしましたが、食べ物だけを記録はしませんでしたね。

■いただいたもの・あげたもの

人からもらったもの。あるいは誰かにプレゼントしたもの。これを写真付きで記録しておくのは本当にオススメです。

まずひとつは、当時の嬉しかった気持ちが蘇るから。「あーそうだそうだ!」と思い出して、楽しい気持ちが湧き上がってきます。

ふたつめに、失礼にならないから。人からいただいたものを忘れてしまうと、相手を悲しい気持ちにさせてしまいます。

みっつめに、もらいっぱなしにならないから。僕は基本的に「一方的にいただきっぱなし」になるのが嫌なのです。記録を残しておいて、それに対して自分がお返しできているかを確認するのに役立っています。



保存しておいても使わなかったもの

■Wantリスト

「やりたいことリスト」「欲しいものリスト」「行きたい場所リスト」など、「〇〇したい」を書き留めている人も多いと思います。数年前の僕もそうだったようです。

Evernoteを掘り返してみると、やれ「ここに行ってみたい」「あれを食べてみたい」というメモが散見されましたが、その中の多くがまともに叶えられていません。

ただのメモとして「◯◯したい」と書き残しても、簡単に忘れてしまうし、然るべきときに思い返すことができないのでしょう。

Wantリストは、定期的にレビューできる仕組みや習慣とセットでないと役に立たないのだと気づきました。

■行った所リスト

レストランや観光スポットなど、自分が訪れたスポットを躍起になって記録していた時期がありました。しかしこれらを活用する日は来ませんでした。

過去に行った場所の記録は、Googleマップがタイムラインとして自動的に取得し続けてくれます。
思い出という意味では、現地で撮った写真に位置情報が残っているので、「写真アプリ」や「Googleフォト」から検索できます。

Evernoteに記録として残しても全く活用する機会はないのだと知りました。

■自動的に取得していたログ

Twitterの投稿やブログの更新履歴などが、Evernoteに自動的に保存されていく仕組みを作りました。

ですがこれらを活用する機会も訪れませんでした。

自分の活動記録として残せればと思っていたのですが、ただただ情報として蓄積しても意味がないようです。やはり自分の意志をもって記録しないと、役には立たないですね。


あとがき

数年越しにノートを見返してみると、色々と気づきがあるものですね。今回収穫だったのは「自分の意思を持って残した記録でなければ、思い出にもならないし、情報としての価値もない」という学びを得られた点ですね。

これからのログの残し方について、改めて考える良いきっかけになりました。

(文:ばんか(bamka))


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