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【厳選12冊】企画力を上げたいプランナー・ディレクターにおすすめの書籍

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Photo by Stiller Beobachter
f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

現在、コンテンツプランナーやディレクターといったお仕事をされている皆様は、普段どんな書籍を読んでいますか?

企画や編集の仕事は多岐にわたり、幅広い業務を担うことになってくるかと思います。私も普段はpaizaオンラインハッカソン(POH)の企画や漫画の内容を考えたり(漫画は描けませんがプロットからネームまでは私がきっています……)、転職者の方や経営者の方に取材をしたり、こうしてブログを書いたり、あとなんかいろいろ考えたり、書いたり、調べたり、一言で説明しにくいこともいろいろやっています。

今回は、プランナーやディレクターの方々が読むと仕事に役立ちそうな書籍をジャンルごとに12冊ご紹介いたします。

目次

 ・アイデアの発想
 ・思考法
 ・企画
 ・ゲームプランニング
 ・編集
 ・テレビ

■アイデアの発想

◆1.アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

古い書籍ですが、現在もアイデア発想の本としてかなり有名なので読んだ方も多いかと思います。薄くてすぐに読み切れるので、「まだ読んでないけど忙しくて本読む時間なんかないわ」という方にもおすすめです。

アイデア作成時に通る5つの段階アイデアの基礎となる原理が解説されています。著者はもともと広告代理店にお勤めだったそうですが、広告以外でもアイデアが必要なあらゆる仕事をする人に役立つ書籍だと思います。

◆2.アイデアのヒント

アイデアのヒント

アイデアのヒント

アイデア関連ではこちらもかなり評価の高い一冊です。また、本著自体が上記の「アイデアの作り方」をベースに受けて書かれた書籍です。

「アイデアって何だろう」「もっと楽しもう」「自分を信じよう」といった章立てを通して、普段の生活からアイデアを発想する具体的な方法が書かれています。「アイデアの作り方」と合わせて読むとさらに理解も深まるかと思います。

■思考法

◆3.今日から始める思考のダイエット

今日から始める思考のダイエット

今日から始める思考のダイエット

長すぎる会議や残業、要点が伝わらないメール文面など、コミュニケーションや思考プロセスの無駄に疑問を抱いたことのある方はたくさんいらっしゃるかと思います。

こちらはアートディレクターの佐野さんが、そういったコミュニケーションや時間のコストを減らすことで、よりシンプルでクリアな仕事ができるようにする思考のダイエット方法を説いた一冊です。

取り上げられている事例は広告やデザイン関連のものが多いのですが、それ以外の職種の人にも役立つメソッドがたくさん書かれています。

◆4.デザイン思考が世界を変える

デザイン思考が世界を変える (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

デザイン思考が世界を変える (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

最近耳にすることが増えた「デザイン思考」とは、ちょっと説明するのが難しいですが、問題発見から問題解決にいたるまでのプロセスを体型化した思考法のことで、この書籍では「人々のニーズを探り出し、飛躍的発想で生活を豊かにする」ことであるとされています。

こちらは、デザイン思考の考えを最初に発表した著者による書籍です。少々難解ではありますが、デザイン思考とは何なのか、どうやって実践したらよいのかという基本的なことがしっかり書かれています。

■企画

◆5.なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本 なんクリ

クリエイティブへの憧れを現実化するために、どういった思考や行動をするとよいかが書かれた書籍です。

企画とは選ばれた才能やセンスがある人にしかできないことではなく、「企画をするための技術がある」として、誰もがその技術を学び、習得し、企画クリエイティブの仕事に活かせるような方法論が書かれています。

◆6.考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考えることが仕事になってしまった人に対して、さまざまな考えるための道具「考具」を教えてくれる一冊です。

例えば「カラーバス」「ポストイット」「マインドマップ」など、考えるときに役立つツールや方法が取り上げられています。企画などに限らず、「考える」ということは多くの仕事に共通する行為ですので、実務に反映できる方法が多く見つかると思います。

◆7.自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法―“企画の魔眼”を手に入れよう

自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法―“企画の魔眼”を手に入れよう

自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法―“企画の魔眼”を手に入れよう

著者の米光さんは「ぷよぷよ」を手がけたクリエイターの方で、ゲームだけでなくかなりいろいろな企画を手がけ、また表現力や発想力を鍛えるための教育活動にも力を入れていらっしゃいます。(私も米光さんの講座を受けたことがあるのですが、すごく楽しかったです!!)その講義で教えられていることをベースにした著書がこちらです。

実践方法として、発想力を高めるための「弾丸化トレーニング」が書かれていますが、こちらは米光さんのブログでもまとめて掲載されています。

blog.lv99.com


◆8.Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール

Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール

Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール

  • 作者: ニール・イヤール,ライアン・フーバー,Hooked翻訳チーム,金山裕樹,高橋雄介,山田案稜,TNB編集部
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2014/05/23
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トリガー(きっかけ)→アクション(行動)→リワード(報酬)→インベストメント(投資)」という行動心理学とデザインに裏打ちされた「フック・モデル」のフレームワークを経て、豊富なケーススタディーを通して「人がなぜハマるのか」について解説しています。

FacebookやTwitter等の有名Webサービスをもとに、何がどう仕掛けられて人々がハマっていったのかという仕組みを知ることができます。

■ゲームプランニング

◆9.ゲーム屋が教える! 売れるゲーム企画書の書き方

ゲーム屋が教える! 売れるゲーム企画書の書き方

ゲーム屋が教える! 売れるゲーム企画書の書き方

実際のゲームの「企画書」「プロジェクト試算表」「売上予測表」などが掲載されており、ゲームやオンラインサービスの企画をする際、書類を作成する際などにも大変参考になります。

◆10.ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ―

ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ― (ThinkMap)

ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ― (ThinkMap)

「リンダキューブ」や「俺の屍を越えてゆけ」を作ったゲームデザイナーの桝田さんが、ゲームを通してアイデアの考え方や視点を語られた書籍です。エンターテイメントとしてもめちゃくちゃ面白いので、ビジネス本というよりは読み物としても楽しく読めます。

■編集

◆11.働く、編集者―これで御代をいただきます。

働く、編集者―これで御代をいただきます。

働く、編集者―これで御代をいただきます。

「週刊現代」元編集長による、雑誌「編集会議」での連載「職業編集者になるための練習問題」がまとめられた一冊です。

「編集者とはなにか」というところから始まって、編集としてのピンチやトラブルの対処方法なども掲載されています。Webコンテンツの制作に当たっても編集の側面はありますので、ノウハウとして参考になる部分もたくさんあります。

■テレビ

◆12.たくらむ技術

たくらむ技術 (新潮新書)

たくらむ技術 (新潮新書)

ロンハーやアメトーーク!のプロデューサー、加地さんの本です。バラエティ番組を作るためのアイディアの出し方、会議のやり方、仕事と向き合う姿勢など、テレビの裏側を通して加地さんの仕事論が展開されています。仕事でいろんなことを「仕掛けて」いる人が何を「たくらんで」いるのかに触れられる一冊です。事例として挙げられている企画はバラエティ番組が主なのでいい意味ですごくバカバカしく、楽しんで読めます。

■まとめ

実際のところ、プランナーやディレクターというのはプロデューサーやデザイナーなどの役割も兼ねている場合が多くあります。また、そうなるとそれぞれの業務に関する知識も必要になってくるかと思います。

企画や発想の方法などに関しては、違う業務でも活かせる部分が多いため、習得しておいて損はないと思いますので、興味のある書籍が見つかりましたらぜひ読んでみてください!

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