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プログラミング経験がなくても大丈夫!Webサービスを一発作成する方法

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f:id:paiza:20151217152725j:plainこんにちは、吉岡([twitter:@yoshiokatsuneo])です。

ウェブサービスを作るにはどのような方法があるでしょうか?

言語は、PHP、Java、Ruby、Python、JavaScript・・・
フレームワークは、Laravel、Ruby on Rails, Struts・・・
フロントエンドは、jQueryUI、Sencha、AngularJS、React・・・
データベースは、MySQL、PostgreSQL、MongoDB・・・

プログラムを簡単・効率よく開発するために、様々な言語・フレームワーク等がありますが、いずれにしても「プログラム」を書く必要があります

今回紹介するBubble.isは「プログラム不要」で、「ウェブサービス」が作れるサービスです。繰り返しますが、「ウェブページ」ではなく、「ウェブサービス」です。

f:id:paiza:20151217180948p:plain bubble.is

データベースを操作することもでき、例えば、Bubble.isを使ってTwitterそっくりに動作するウェブサービスもあります。

f:id:paiza:20151217180716p:plain notrealtwitter.com

Bubble.isのメインサイト自体もBubble.isで作れらています!

f:id:paiza:20151217180904p:plain Edit Bubble.is

Bubble.isの大きな特徴として、分かりやすいチュートリアルが充実していることがあります。チュートリアルに従って、順番にボタンを押していくだけで、サンプルアプリケーションを作ることができます。

試しに、最初のチュートリアルに沿って、アプリケーションを作ってみましょう。

最初のチュートリアルは、Google Mapsの地図を検索して、検索場所を表示・保存するアプリケーションです。Buuble.isではこのような外部サービスとの連携も充実しています。

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■プロジェクトの作成

まず、ログイン後のページから最初のチュートリアル(Saving data)を選択してプロジェクトを作成します。

The best way to build web apps without code | Bubble

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プロジェクト作成と同時にチュートリアルが始まりのダイアログが表示されますので、「Start」(開始)ボタンを押します。

■入力フォームの作成

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入力ボックスを作成しましょう」というダイアログが表示されますので「Next」(次へ)を押します。

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「入力フォーム」要素を選ぶように赤い矢印で促されますので選択します。(矢印が出てこない場合はダイアログの「show arrow」をクリックしてください。)

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赤い矢印が移動して、入力フォームの作成を促されますので、適当な大きさで範囲を選択して作成します。なお、ダイアログは邪魔な場合ドラッグ&ドロップで移動できます。

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入力欄の質問文の入力を赤い矢印で促されますので、Placeholderに「場所を入れてください...」のように入力します。

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入力すると、「最初の要素作成おめでとう」ダイアログが表示されます! 「Continue」(続き)を押します。

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■ボタンの作成

次にボタンを作成します。入力欄と同様に赤い矢印が指しているボタンを選びます。

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範囲を選択してボタンを作成します。

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ボタンのテキストを「保存」などに書き換えます。

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ボタンが完成すると「よくできました!」ダイアログが表示されます!

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「Continue」(続く)を選びます。

■ボタンの動作作成

続いて、ボタンを押した時の動作を指定します。「Start/Edit workflow」(ワークフローの作成・編集)を選択して、「保存」ボタンを押した時の動作(ワークフロー)を作成します。

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ワークフロー作成画面が開きますので、「Continue」(続く)を押します。

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保存ボタンを押した時の動作を作成するため、「Click here to add an action...」(ここをクリックしてアクションの作成)を押します。

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「Data(Things)」(データ)の「Create a new thing...」(新しいものを作成...)を選びます。

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場所情報を作成するので、「Type」から「Create a new type...」を選択し、「Location」と入力します。

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「Continue」(続く)を押します。

場所情報を保存するため、「Set another field」(他のフィールド設定)を押します。

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「Click here」(ここをクリック)を押します。

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「Create a new field」(新しいフィールドを作成)を選びます。

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新規フィールド作成画面が表示されますので、「Field Name」に「Address」を入力し、「Field type」に「geographic address」(地理情報)を選択し、「Create」ボタンを押します。

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入力欄の内容を取り込むため、「Click here」を押して、「Input Address」を選択します。

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入力欄の値を取り込むので、「's value」(の値)を選びます。

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入力欄の内容を保存することができました!

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「Continue」を押します。

入力欄をリセットするため、「Click here to add an action」(クリックしてアクション作成)を押して、2つ目のアクションを作成します。

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「Element Actions」から「Reset content」(内容をリセット)を選びます。

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これで、「保存」ボタンの動作設定は完成です! これで、保存ボタンを押すと、位置情報を保存し、入力欄をリセットするようになりました。

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「Continue」を押して次に進みます。

デザインアイコンをクリックして、デザインモードに戻ります。

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■地図の作成

地図要素を配置するため、地図アイコンをクリックし、入力欄の下に配置します。

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入力したすべての場所を表示するため、「Numbers of makers」は「List」を選択します。

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場所を表示するので、「Type of makers」は「Location」を選択します。

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「Continue」で続けます。

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表示する場所を指定するため「Data source」で「Do a search for」(〜を検索)を選択します。

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「Type」は「Location」を選びます。

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「Map Style」で地図のスタイルを変更できます。ここでは、「Apple Map Style」を選んでみます。

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これでウェブサービスが完成しました!!!

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「Continue」を押します。

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画面右上の「Preview」(プレビュー)をクリックすると、実際に作成したウェブサービスを実行できます。

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■まとめ

Bubble.isでは、このようにプログラムを一切書くことなく、ウェブサービスを作成することができます。データベースにも保存できることや、豊富なプラグインで外部サービスとも連携できることから、かなりの範囲のアプリケーションをカバーすることができ、特にプロトタイプやプログラミングの学習目的には優れています。今回のサンプル以外にもチュートリアルも豊富にありますので、ぜひ試してみてください。




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