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【26卒・27卒】エンジニアを目指す就活生向けインターン先の選び方

26卒・27卒予定の就活生や学生の方の中には、この夏からインターンシップ(以下、インターン)に参加される方も多いかと思のではないでしょうか。

paiza新卒でも、ITエンジニアを目指す方向けのインターン求人を多数掲載しています。

就活生や内定者の方とお話をしていると、毎年「もっとインターンに参加しておけばよかった…」と後悔している方が少なくありません。早い時期からインターンに参加しておくと、就活で役立つさまざまなメリットを得られます。

ただもちろん、インターンは「とりあえず参加さえしておけばよい!」というものではありません。どのような企業や職種に興味があるのか、そのインターンでなにが知りたいのかなど、目的を考えた上でインターン先の企業を選ぶのが重要です。

とはいえ、企業情報や就活についてもよくわからない段階でインターン先を選ぶのは難しいですよね。paiza新卒でも、「インターン先ってどうやって選べばいいの?」というご相談を受けることがよくあります。

そこで今回は、インターンに参加するメリットやインターン先の選び方などについて解説します。


【目次】


インターンシップとは

インターンシップとは、学生が企業や団体の中で一定期間働く就業体験ができる制度です。

時期や対象者は企業によって異なりますが、大学生であれば主に3年の長期休暇中や春夏にかけての実施が多い傾向です。

最近は多くの企業が、優秀な学生との接触を増やす目的でこうしたインターンに力を入れています。

具体的に実施される内容は企業や職種によって異なりますが、主に以下のような形式があります。

説明会形式

インターン説明会の場合、その名の通り説明会形式で事業内容や業務内容、実際に働いている先輩社員の話などを聞くことができます。

あとから紹介するチーム開発形式や実務就労形式のインターンの前に実施される場合も多く、通常は数時間程度で終わります。

ハッカソンやゲームジャムといったチーム開発形式

たとえば「参加者同士で開発チームを組み、テーマに沿ったサービスを開発して最後に発表する」といった形式のインターンがこれにあたります。

期間は企業によって一日で終わるものから、一週間やそれ以上かかる場合もあります。

学生の間は複数人で開発をする場面はそれほどないかと思いますが、ITエンジニアとして就職した場合はチームでのプロダクト開発が主な仕事となります。

そのためこうしたインターンでの経験は就活でも強みとなりますし、職種で迷っている人は「自分がエンジニアに向いているかどうか」を考える際にも役立つでしょう。

実務就労形式

その企業で働いている先輩社員の人たちと実務に取り組む形式のインターンです。

期間は企業によって一日で終わるものから、一週間や一か月以上かかる場合もあります。またアルバイトと同様に賃金が発生する求人もあります。

実際の開発業務に従事するため、応募条件としてある程度の開発スキルが求められたり、採用選考が実施されたりするケースがほとんどです。


インターンに参加するメリット

興味のある業界や企業、職種などについて知ることができる

インターンに参加する一番のメリットは「その企業や職種、業務内容などに関する理解を深められる」ことです。

就活では業界研究や企業情報の収集も重要ですが、インターンで実際に経験したからこそ得られる情報もたくさんあります。

とくに就労型のインターンでは

  • 実際の開発業務がどのように進められているのか
  • どのようなツールや技術が使われているのか
  • 社員にはどのような人たちがいるのか

といった実態がわかります。

そのためインターン経験は興味のある業界や企業、職種が自分に合っているのかを考える際のヒントになるでしょう。

面接で経験をもとにした話ができる

近年は企業がインターンに注力するようになり、実際にインターン経由での内定も増えています。

インターンを経験していれば、面接でよく聞かれる志望動機ややりたい仕事などといった質問に対しても「インターンでこのような経験をして…」といった具体的で説得力のある回答ができます。

インターン経験がなければ面接で不利になるというわけではありませんが、志望度の高い企業が実施している場合は積極的に参加を検討したほうがよいでしょう。


インターンで注意すべきこと

目的を持って参加する

インターンに参加するときは、たとえば

  • この仕事に興味があるから体験してみたい
  • この企業に入社したいから情報収集がしたい
  • Aの職種とBの職集ではどちらが自分に合いそうか比較したい

など、インターンを通して「なにを得たいか」を考えておきましょう。

「なんか就活で有利になるっぽいから」「友達もやっているみたいだから」というだけで適当に企業を選んで参加をしても、得るものがあまりない結果となってしまうかもしれません。

スケジュール管理に気を付ける

いくらインターンが就活で役に立つと言っても、無理に参加を決めて学業に支障が出たり体調を崩したりするのは本末転倒です。

とくに卒業研究や教育実習などで忙しくなりそうな時期がわかっている場合は、無理なく両立できるように先々の予定を確認しておきましょう。


インターン先企業の選び方

一番重要なのは、前述の通り「インターンに参加する目的」を考えておくことです。

インターンはとにかくどこでもいいから参加しておけば、必ず就活で有利になるというものではありません。企業選びを適当にしてしまうと、とくに得られるものもなく時間の無駄になる可能性もあります。

「まだ就活も始まってないのに目的なんて思いつかない!」と思うかもしれませんが、興味のある分野や経験できそうな内容、参加可能な期間や場所などで絞っていけば、インターン先候補の企業が見えてきます。

  • どのような業界・企業・職種などに興味があるか

例:IT業界の中でもとくにゲーム系がいい、人工知能の研究開発をしている企業がいい

  • インターンを通してなにが知りたいか

例:ITエンジニアの具体的な仕事内容や一日の流れを知りたい、ふだん使っているアプリがどのような技術やツールを使って開発されているのか知りたい

  • インターンを通してどのような経験がしたいか

例:ITエンジニアとほかの職種で迷っているので業務を体験してみたい、インターンを通じてチーム開発を経験したい、実際に働いている先輩たちの話が聞きたい

  • 時期はいつ・どれくらい参加できるか

とくに長期インターンは企業や業務内容などを深く知ることができ、時給が発生する場合も多くあります。ただしまとまった期間での参加が必要となるため、授業や研究、アルバイトなどと両立できるかどうかをよく考えましょう。

  • 場所はどのあたりなら参加できるか

時期だけでなく場所についてもよく検討しておきましょう。長期休み中であれば、遠方の企業のインターンにも参加できるかもしれません。


インターンに参加してみよう

インターンは興味のある業界や企業の情報を集めたり、就活の方向性を考えたりするのに有効な機会です。

中にはインターン経由の選考を受けて、3年生のうちに内定を獲得する方もいます。あせって参加する必要はありませんが、「やっぱりあの企業のインターンに参加しておけばよかった…」「気付いたら興味のある企業のインターンが終わっていた…」などと後悔しないためには情報収集だけでも早めに始めておくのがよいかと思います。

もしインターン先の企業選びで気になることや迷うことがありましたらpaiza新卒にご相談ください!

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