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こんにちは。谷口です。
2018年卒業予定の皆さん、そろそろ就活の準備は始めていますか?
18卒は、今年の3月が応募・6月が選考の解禁時期とされているので、「就活始めるのは3月以降でいいや」と思っている方もいるかもしれません。
ただ、実際は経団連の通達よりも早い時期からエントリーや採用選考を開始している企業も多数あります。IT系に多い外資系やメガベンチャー企業を皮切りに、早くもエントリー受付を終了しようとしている企業も珍しくはありません。
例えば、日本マイクロソフトの技術職は既にエントリーを締め切っていますし、GREEはエントリーシート締切が今週末の2月26日です。またクックパッドやサイバーエージェントなど、多くの有名企業も既に18卒のエントリー受け付けをスタートしています。
近年の就活市場では、企業説明会が3~4月に集中し、エントリーシートの締め切りを3月中に設定する企業も増加しています。
まだ応募受付が始まっていない企業に応募するとしても、よく聞かれる項目などは早めに考えてブラッシュアップしておくことで、無理なく精度の高いエントリーシートを提出できます。
今回は、18卒の皆さんが今から始められるエントリーシート作成準備についてお話しします。
■エントリーシートの準備を早めにすべき理由
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◆第一志望に一発書きエントリーシートを送ることになる
時間に追われて締切直前の一発書きでは、ベストなエントリーシートを作るのは難しいでしょう。
また、どんなに一生懸命作った応募書類でも、ほとんどの企業で人事担当者が1人の書類を見る時間は10秒から長くても1分ほどで、NGと判断された応募者はどんどん落とされていきます。
そんな中で、内容も大してよく練られておらず、時間に追われて殴り書きで作ったような、わかりにくい文章のエントリーシートで通過できるでしょうか。
精度の低い書類を提出して落ちてしまい、一次面接にも行けなかった……といった結果になっては目も当てられません。志望度が高い企業であればなおさら、ベストな内容のエントリーシートを提出できないと悔いが残ると思います。
◆二次募集があるとは限らない&あっても狭き門
新卒求人の募集要項を見ていると、「一次締切は〇月×日、二次締切は×月△日……」とか「第1ターム・第2ターム……」といった段階ごとの締切を記載している企業もあるでしょう。
ここで「じゃあ二回目の締切に間に合えばいいじゃん!余裕!」と思って後回しにしてはいけません。
多くの企業にとって二次募集というのは、一次募集で求める人材を採り切れなかった場合のための補助的な募集となっています。
ほとんどの企業において、二次募集に比べると一次募集の方がハードルは低いです。
二次募集が実施されたとしても、採るのは数人だけで一次募集に比べるとかなりの狭き門になってしまうケースが多いです。また、当然ながら一次募集で採用枠が埋まれば、二次募集は実施されない場合もあります。
余裕に思って一次締切を見送ったのに、そこで募集終了……となっては取り返しがつきませんよね。特に志望度が高い企業の場合、エントリーシートは早めに提出するにこしたことはありません。
◆面接ではエントリーシートをもとに質問される
盛りに盛ったエントリーシートを作って「書類は最初のふるいにかけられるだけだから、とにかく通過して面接に進めればいい!」と考えている人もいますが、それは間違いです。
エントリーシートは書類選考を通過するためだけのものではありません。その次の面接では、提出書類に書いてある内容の確認・掘り下げをするために質問するというケースがほとんどです。
思ってもいない内容や盛りすぎた内容を書いたようなエントリーシートばかりを出しても、いざ面接でつっこまれたときに受け答えの整合性がとれず、結局その時点で落ちてしまいます。自分の考えや経験と書いた内容に矛盾がないか、整合性が取れているかというのは、エントリーシート作成における重要なポイントなのです。
エントリーシートを書くことは、自分の考えをまとめておく面接の下準備にもなります。面接が始まってから焦らないためにも、早めに準備を始めた方がよいでしょう。
■早めに準備できる!エントリーシートでよくある項目
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◆業界・職種に対する志望動機
- なぜゲーム業界を目指しているのですか?
- なぜITエンジニアになりたいのですか?
志望動機はほぼ必ず聞かれる項目です。
「なぜこの企業がいいか」は応募する企業が決まってから個別に考える必要がありますが、既に「ゲーム開発企業を中心に受けたい」「機械学習の研究開発ができる企業に入りたい」といった希望がある場合、業界や業務内容に対する動機は使い回せます。
まだ応募先が決まっていない場合も、自分がなぜエンジニアになりたいのか?どういうきっかけでそう思ったのか?エンジニアの仕事のどこに魅力を感じているのか?ということは、よく聞かれる項目ですので、筋道を立てて書けるようにしておくとよいでしょう。
◆自分についての質問
- 自己PRをお願いします。
- 学生時代にがんばったことを教えてください。
- 挫折した経験・失敗した経験を教えてください。
自己PRや、学生時代に頑張ったことなども、必ずと言っていいほど聞かれます。
「これをがんばってきました!」と胸を張って言える経験がある人なら問題ないかと思いますが、「アピールできることが何もない……」と感じる人も多いかと思います。
別にものすごく特別な経験やスキルだけがアピールポイントになるわけではありません。
どうしても自分のアピールポイントが見つからない……と詰まってしまう場合は、「自分が今まで何をやってきたか」を棚おろしして、本当に小さなことでもいいので「課題を解決した」経験や、「うまくいかなかったけど学びを得た」経験を思い出してみてください。もめごとを解決したとか、失敗したけど何度目かに成功させられたとか、成功しなかったけど学びを得られたとか、ささいなことでも徹底的に思い出して書き出してみるとよいでしょう。
サークルの代表や副代表をやってなくても、何かの大会で優勝してなくても、バイト先でわけのわからない表彰をされていなくても大丈夫です。役職や成果ではなく、「自分がどんな時にどう考えてどんな行動をとったか、それを経てどんな学びを得たか」ということが、アピールポイントになるのです。
◆将来についての質問
- 将来どのような仕事に挑戦したいと思いますか。
- 就職したらどのようなITエンジニアになりたいと考えていますか。
- エンジニアになれたら何を作り、どんなことを実現したいと思いますか。
応募者がどんなキャリアビジョンを持っているかについての質問も、多くの企業で聞かれます。
「働く前から仕事やキャリアのことなんかわかるか!」と思う気持ちはわかりますが、企業の方も「入れたらどこでもいい、やりたいことは特にない」「エンジニアにさえなれたら何でもいい」といったマッチ度が低い人に来られたり、入社後に「思ってたのと違った……」とすぐに辞められたりしては困るわけです。
入社後のことなんてよくわからない……と詰まってしまう場合は、業界や職種・業務内容の研究から始めるとよいでしょう。研究と言うと大げさに聞こえますが、要は仕事内容やキャリアに関する具体的な情報収集ですね。
求人サイトや企業のWebサイトを見るだけでもある程度の情報収集はできます。
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■まとめ
就活期間が長かった時代は、就活が苦手な人でも、何社か落選をしながら徐々に改善を経て内定を得る……といったケースが珍しくありませんでした。ただ、これは時間に余裕があるからこそ可能な手法で、最近の短期化した就活では難しくなりつつあるため、近年ではどれだけ事前準備できているかが重要になっています。
3月以降はエントリー開始を皮切りに、説明会やOB訪問など、企業と触れる機会も増えていきます。
毎年、応募締切の直前になってあわてて企業研究や自己分析を始める人がいますが、つけ焼き刃の準備で精度の高いエントリーシートを作るのは難しいでしょう。理系の方は研究もどんどん忙しくなってくるかと思いますが、就活は時間に余裕のある早い段階から準備をした方が、無理なく効率よく進められるかと思います。
とは言え、何社もエントリーシートを作成するのは大変ですよね。paiza新卒の掲載求人は、スキルチェック問題を解いて規定のランクが獲得できていれば、事前のエントリーシート選考なしで必ず企業の面談を受けられます。
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また応募後は、paiza新卒が応募者と企業の間に立って面接の日程調整などを行うため、採用担当者とのやりとりに気を遣うこともありません。
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