18卒の就職活動が本格的に動き出してもうすぐ1カ月が経とうとしています。学生の皆さんは就活に勉強にと忙しいのではないでしょうか。
さて、paizaでは、3月25日にSランク・Aランクの18卒学生に限定したイベント「paizaでpizzaを食べながら!もぐもぐ就活勉強会」を開催しました。今回はいつものブログ記事からは少し内容を変えまして、こちらのダイジェストをお伝えします。
■イベントの概要
ここ数年、ITエンジニアの新卒採用でコーディング問題の試験を課す企業が増えてきました。また、面接時にホワイトボードを使って応募者にコードを書かせたり、アルゴリズムに関する質問をしたりする企業も増加しています。
従来の面接対策などに加え、コーディング試験への対応も必要になってきています。
このような流れを踏まえ、paizaでは18卒の学生に向けた勉強会を企画しました。この日行ったのは、paizaに登録している18卒学生のうち、プログラミングスキルが特に高い「Sランク」「Aランク」(※)のみが参加できる勉強会です。都内の会場には、全国(九州から参加してくれた人も!)からスキルが高い学生たちが集結。そして、paiza新卒に求人票を掲載している企業からも5社にご参加いただきました。
当日は以下のようなタイムスケジュールで行われました。
午後1時~ 勉強会開始。問題を出題し、1時間で解答提出
午後2時~ 問題の解説
午後3時~ 各社による会社説明会
午後4時~ pizzaを食べながら懇親会!
午後6時 終了
※paizaではエンジニアのスキルを可視化するために「スキルチェック」を実施しています。スキルチェックの成績をもとにスキルを判定。結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。獲得したランクは就職活動時にスキルの証明となり、企業側が求めるランクを満たしていれば書類選考なしで応募できます。
■第一部:勉強会
午後1時の開始を前に、正午には最初の参加者が来場。受け付け開始直後の12時半ごろにはすでにこの人の入り。参加者の意識の高さを感じました。
この日集まった学生は21名。高いスキルを持った優秀な「エンジニアの卵」たちが全国各地から集まりました。
午後1時過ぎに勉強会がスタート。この日のために用意されたAランク問題が出題されました。
問題に取り組む参加者たち。中には一度紙に書いて考えを整理した上でとりかかる人も。
問題開始から9分ほど経って、早くも最初の正解者が。これにはpaizaのエンジニアチームからも驚きの声があがりました。なお、一番乗りで解いた人いわく「スピード重視でややごり押し気味のコードを書いてしまったのできれいではない」と反省の弁。残りの解答時間でさらにブラッシュアップを重ねていました。さすがです。
さらに、問題開始から15分ほど経つと、それ以外の参加者からも続々と解答が提出されてきました。さすがにS・Aランクの学生だけあって、Aランク問題では歯ごたえが足りなかったかも?
最初の問題開始から30分ほど経ったところで、問題が解けた人用に今度はSランク問題を出題しましたが、あっさり約10分後には解かれてしまいました。こちらも最初の正解者は、さきほどAランク問題を9分で解いた方。「問題を聞いた時点で、この解き方かなと直感的に思いつき、試しに書いてみたら解けました」とのこと。コーディングの速さもさることながら、問題の本質を見抜く力も高いのでしょう。
結局、Sランク問題も時間内に6名が正解にたどりついていました。うーん、レベルが高い!
午後2時すぎからは問題の解説タイム。スキルチェックの作問を担当し、このブログでも学習記事を書いている秋山が考え方と解答例を解説しました。解説を真剣に聞く学生たち。
実際に学生から提出されたコードを見ながらの解説も。
学生たちに問題の感想を聞いてみると「Aランク問題の中では簡単だった」「落ち着いて考えれば解けたと思う」「難しかった。解説をきいてなるほどと思った」など、感じ方はさまざまだったものの、皆一様に問題を解くことを楽しんでいる様子でした。傍から見ていて「本当にみんなプログラミングが好きなんだな」という印象を受けました。
なお、この勉強会で出題した問題、および解答の解説は近日中にこのブログ内で行います。参加された方も参加できなかった方もお楽しみに。
■第二部:企業説明会
一番手で会社説明をしていただいたビズリーチさん。テレビCMでもおなじみの企業とあって、学生たちの関心も高かったようです。人材サービスの印象が強い同社ですが、説明会ではそれ以外に取り組んでいる分野のご紹介もありました。
午後3時からは会社説明会が開かれました。paiza新卒で求人掲載している企業5社から、それぞれ自社のエンジニア採用や入社後の環境についてのご説明をいただきました。
今回会社説明をしてくださったのは、
・株式会社ビズリーチ様(求人票はこちら)
・株式会社オプティム様(求人票はこちら)
・株式会社Donuts様(求人票はこちら)
・株式会社ナビタイムジャパン様(求人票はこちら)
・株式会社ジーニー様(求人票はこちら)
の5社の採用担当の方々です。
次に説明いただいたのは、IoTプラットフォームサービスなどを手がけるオプティムさん。人事の方だけでなく、現役のエンジニアの方も登場。技術的な話題に学生たちも興味津々でした。
『Tokyo 7th シスターズ』などのゲームや10秒動画アプリ『MixChannel』などで知られるDonutsさん。企業説明もエンタメ色あふれる楽しいものになりました。また、Donutsさんもエンジニアが同席されていました。
地図やルート検索の「NAVITIME」でおなじみ、ナビタイムジャパンさん。実際に現在使っている学生も多いようで、サービスの仕組みや「中の人」たちの働き方に聞き入っていました。
トリを務めていただいたのは、アドテクノロジー事業で成長を続けるジーニーさん。スキルを重視した選考をされているためpaiza新卒との相性もよく、17卒採用では内定10人中、6人がpaiza新卒からの応募だったそうです。
■第三部:pizzaを食べながら懇親会!
企業説明会の途中でピザが到着!
企業説明会が終わった後は、お待ちかねの懇親会タイム。立食形式で学生たちと採用担当者が楽しい時間を過ごしました。静かな雰囲気で進むかと想像していましたが、意外にも(?)学生はみんな積極的。各企業の担当者を質問攻めにしていました。
予定の2時間があっという間に過ぎるほど濃密な時間となりました。すべてのスケジュールが終了した後にも、さらに個別に質問する人もちらほら。熱冷めやらぬといった感じでした。
イベントを終えて、学生さんから感想を聞きました。今日の勉強会どうでした?
「楽しかった!」
「ためになった」
「勉強になりました」
「企業だけでなく、同じ立場の学生と交流できたのも楽しかった」
などなど、好意的な意見が続々。「同じようなイベントがあったら参加したい?」との質問には、なんと全員が「また参加したい」と答えてくれました。皆さんに楽しんでいただけたようでよかったです。学生の皆様、ご来場いただきありがとうございました。これからも勉強&就職活動頑張ってください!
そして、各社の採用担当者からもご意見を伺いました。
「エンジニア志望の学生に絞ったイベントはあまりなかったので参加してよかった」
「話し足りなかった。もっと学生と話す時間があってもいいくらいだった」
「プログラミングが好きな学生が集まっていた」
「気になる学生が何人かいた」
「全体的にスキルは高かったし、中でも特にスキルが高い人が何人かいた」
「スカウトを出してみたい学生がいた」
「今後も同様のイベントがあったらぜひ参加したい」
などなど、ありがたい言葉をいただきました。各社のご担当者様も本当にありがとうございました! この就活勉強会をきっかけに、いいご縁があることを願っております!
今後もpaizaではエンジニアを目指す学生たちを応援していきます。paiza新卒やpaizaラーニングを通じて就職や学習のサポートをするほか、今回のようなイベントも引き続き開催していく予定です。
このレポートを見て「私も行けばよかった」と思ったあなた。ぜひ次は参加してくださいね。お待ちしています!
そして、プログラミングスキルの高い学生を採用したいと考えていて、次回以降のイベントにご興味がある採用担当の方がおられましたら、ぜひご相談ください。また、paiza新卒では、スキルの高い学生に絞った求人を出すことも可能です。筋のいい学生がなかなか見つからないとお困りであれば、ぜひ一度こちらからお問い合わせください。お待ちしております。
paizaは、技術を追い続けることが仕事につながり、スキルのある人がきちんと評価される場を作ることで、日本のITエンジニアの地位向上を目指したいと考えています。
「paiza新卒」は、ITエンジニアを目指す人たちのための、IT/Webエンジニア求人に100%特化した就職サービスです。プログラミングスキルチェック(コーディングのテスト)を受けて、スコアが一定基準を超えれば、ES選考なしで複数の企業へ応募ができます。
まずはスキルチェックだけ、という使い方もできます。自分のプログラミングスキルを客観的に知ることができますので、興味がある方はぜひ一度ご覧ください。
また、paiza新卒をご利用いただいている企業や、paiza新卒を使って就職に成功した方へのインタビューもございます。こちらもぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちら