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こんにちは。谷口です。
エンジニア未経験の方や、経験が浅い方に向けた新サービス「EN:TRY」を始めて以来、「これからプログラミングの勉強を始めたい」という初心者の方からのご相談を受けることが増えてきました。
特に「プログラミングに興味はあるんだけど、どんな学習方法があって、どれが自分に合っているのかわからない」といった声を多く聞きます。中には、いきなりプログラミング言語の本を読んでみたけど難しくて…という方や、最初の環境構築が大変で挫折したという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、これからプログラミングの勉強を始めたい初心者向けに、どんな学習方法があるのかをご説明していきたいと思います。
■プログラミングスクールに通って学ぶ
最近は、週に一回一コマの授業に出て学ぶ…といった塾形式のスクールだけではなく、より高速でプログラミングスキルを習得できる短期集中のブートキャンプ形式のスクールも増えてきました。
短期集中型のスクールでは、プログラミングの基礎だけではなく、Webサービスの開発手法など実践的な知識を学べるカリキュラムが組まれていることも多くあるため、よりITエンジニアの業務に近い内容が学べるかと思います。
また、わからないところは直接講師に質問できるというのも、独学にはないメリットです。
独学で学習するよりもどうしてもコストがかかってしまう、決まった時間にスクールに通わなければならない、といった条件はありますが、予算を割ける方、未経験から本気でITエンジニアになりたいという方は、検討してみるのも一つの手だと思います。
◇「知識ゼロから学ぶプログラミング」1か月でWebアプリ作成講座:Ruby on Rails編
paizaはこのたび「知識ゼロから学ぶプログラミング」1か月でWebアプリ作成講座:Ruby on Rails編として、土曜×4回コースの個別指導型プログラミングスクールを開催いたします。「これからプログラミングを学びたい」「Webサービスを作れるようになりたい」といった初心者向けの個別指導型・短期集中のプログラミング学習ブートキャンプです。
個別指導形式で、動画の学習教材をもとに、ステップごとに実際のプログラミングを行い、分からないところはその場で講師に質問ができます。その後に演習課題を解いて、理解を深めながら学習を進めていくことが可能です。一斉指導型のスクールではないため、自分のスピードに合わせた学習が可能です!
詳しくはこちら
peatix.com
◇テックキャンプ
Webアプリケーションコース、エキスパートコース、Unity/VRコースがあり、自分のプログラミングレベルと、学びたい内容に合わせたコースを選べます。受講時間も、1日12時間みっちり学べるイナズマ一週間コースから、通常の1ヶ月コースまで、自分の学びたいスピードで学ぶことができます。
■プログラミング学習サイトを使って学ぶ
最近はプログラミング学習サイト、特にブラウザ上にそのままコードを書き、実行して結果が見られるサイトも増えています。最初のハードルである面倒な環境設定をしなくてすぐにプログラミングができるのが大きな特徴かと思います。
独学の場合、一部課金が必要なサイトもありますが、ほとんどの場合スクールよりはずっと安価に学べるのがメリットと言えるでしょう。
自分のペースで学習することはできますが、サイト内の情報だけでは解決できない疑問点などがあった場合は、当然ながら自分で調べて解決する必要があります。
◇paizaラーニング
paizaラーニングは一回3分程度の動画を見ながらブラウザ上で演習問題を解き、すぐに実行して結果を見ることができます。未経験者でもブラウザさえあれば、環境構築不要で手を動かしながらプログラミングの基礎を習得できます。また、わからないことはアドバイザーのエンジニアに質問できるので、一人で詰まってしまうこともありません。
paizaラーニングでは、ただいま有料講座をそれぞれ期間限定で連続無料公開中です!
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◇Progate
スライドによるレッスンで基礎を学び、オンラインエディタでコーディングをして実行結果を見ることができます。コーディングの際は、エディタやプレビュー画面、お手本となる見本画面や解説を見ながら進めることができます。
■書籍を使って学ぶ
当然ですが、プログラミングは書籍を読んだだけで身につくことではありません。また、今は初心者でも始めやすい学習サイトが充実しているので、書籍を買わなくても勉強していくことはできるかと思います。
ただ、書籍はネット上よりも正確な情報が体系的にまとまっていることも多いため、最近では、学習サイトやオンライン実行サイト等と組み合わせて書籍を使って学習していくという方法がよいのではないかと思います。
プログラミング初心者向けの書籍は、開発言語ごとにたくさん発行されていますので、学びたい言語に合わせて選ぶ必要があります。「どの言語を勉強したらいいか分からない!」「そもそもプログラミングって何ができるの……?」という段階の方は、まずプログラミング全体についての入門書を読んでみて、そちらでどの開発言語を学習するかを検討し、言語ごとの入門書に移るとよいかと思います。
◆プログラミング全体についての入門書
◇これからはじめるプログラミング基礎の基礎
- 作者: 谷尻かおり,谷尻豊寿
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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◇おうちで学べるプログラミングのきほん
- 作者: 河村進
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/04/23
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◆Rubyの入門書
◇たのしいRuby
- 作者: 高橋征義,後藤裕蔵,まつもとゆきひろ
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2013/06/04
- メディア: 単行本
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◆Pythonの入門書
◇Pythonスタートブック
- 作者: 辻真吾
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: 大型本
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◆Javaの入門書
◇スッキリわかるJava入門 第2版
- 作者: 中山清喬,国本大悟
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/08/07
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■まとめ
プログラミングは自分で手を動かしてやってみないことには習得できません。
ただ、自分に合う学習方法や、学習の目的は人それぞれです。「未経験だけど絶対にITエンジニアになりたい!」という人もいれば「仕事で周りのエンジニアの話すことが多いので、プログラミングの基礎を理解しておきたい」「なんだか楽しそうだからちょっとやってみたい」という人まで、さまざまな目的があるかと思います。
また、学習方法についても「短期集中で一気にレベルを上げたい」という人もいれば「仕事があるのでまとまった時間を割くのは難しい」「とにかくコストをおさえたい」といった人もいるでしょう。
自分に合った学習方法や予算を考慮した上で、興味のある方はぜひプログラミングの学習を始めてみてください!
そしてプログラミングを習得できてきたら、ぜひpaizaでスキルをはかってみてくださいね!
paizaは、技術を追い続けることが仕事につながり、スキルのある人がきちんと評価される場を作ることで、日本のITエンジニアの地位向上を目指したいと考えています。
自分のスキルを磨いていきたいと考えている方におすすめなのが「paizaラーニング」。オンラインでプログラミングしながらスキルアップできる入門学習コンテンツです。初心者でも楽しくプログラミングの基本を学ぶことができます。
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