こんにちは。谷口です。
最近プログラミング初心者の方々から「独学でプログラミング学習をしています!」というお話をよく伺います。
レバテックルーキーが2023年入社予定のエンジニア就活生を対象に実施したアンケート調査では、学校の授業や書籍だけでなく、動画サイトやオンライン教材で学習をしているという結果が出ました。
プログラミングに限らず、自分に合った学習を選ぶのはとても大切なことですし、理解するまでの時間も変わってきます。
そこで今回は、プログラミング未経験の方が、プログラミングを習得するために有効な学習法をいくつかご紹介していきます。
エンジニアを目指す学生の3人に1人が動画で学習
レバテックルーキーが2023年入社予定のエンジニア就活生を対象に実施したアンケート調査によると、プログラミング言語の学習方法で最も多かったのは「学校の講座を受ける」で58.9%、次が「書籍を読む」で52.1%でした(複数選択可能)。次いで「技術ブログを見る」が41.1%、「YouTubeなどの動画サイトを見る」が36.2%となっています。
情報系の学生であれば授業でプログラミングを学ぶことがあるのは当然ですが、3人に1人の学生はYouTubeなどの動画を使い、4人に1人はオンライン教材を使ってプログラミングを学習しているようです。
効率よくプログラミングを学ぶ方法
プログラミング学習サイトを使う
コストの低さ:★★★
始めやすさ:★★★
最近はプログラミング学習サイトがかなり充実してきました。
プログラミング学習サイトでは、プログラミング問題や解説、スライドや動画などを通してプログラミングを学べます。
多くのサイトが初心者向けとなっており、最近はブラウザ上にそのままコードを書き、実行して結果が見られるサービスも増えています。また、費用面も無料〜低額で使えるサービスが多く、スクールに通ったり書籍を揃えたりするよりは手軽に始められるのも魅力です。
また、疑問点を質問できるサービスも増えていて、各種学校で学ぶときと比較したデメリットも徐々に解消されてきています。
プログラミングが動画で学べるpaizaラーニング
paizaラーニングは、動画レッスンを見ながらプログラミングの基本を学び、ブラウザ上で演習問題を解くことでスキルが身につくプログラミング学習サービスです。
Python、Java、C言語、PHP、Ruby、SQLなど人気言語の入門編から、RailsやLaravel、DjangoなどのWebフレームワークを使ってアプリ開発ができる講座など、プログラミング初心者・未経験者でも楽しくやさしく学べる内容となっています。
動画講座は、未経験から始められる各プログラミング言語の入門編から
各言語のWebアプリケーションフレームワークなどを使って、実際に簡単なWebサービスを作ってみることができる実践的なWeb開発入門編
などを公開しています。
paizaラーニングについて詳しくはこちら
ドットインストール
ドットインストールは、コードの書き方や環境設定のやり方、サーバ構築の仕方などを1から10まで動画で公開してくれているサイトです。
「プログラミング初心者なんだけど、どの動画から見たらいいのかな?」という方は、まず「手軽にプログラミングができるJavaScriptを覚えよう」や「Webサービスが作れるPHPを勉強してみよう」などを見てみるのが良いかと思います。
書籍で学習する
コストの低さ:★★
始めやすさ:★★★
最近は初心者でも始めやすい学習サイトが充実しているので、書籍を買わなくても勉強していくことはできるでしょう。ただ、書籍を購入して勉強していくというのは初心者にとってもハードルが低い学習方法ですし、ネットよりも正確な情報がまとまっていることが多くあります。
ただ、プログラミングは書籍を読んだだけで身につくことではありません。読んだ後、もしくは読みながら、実際にパソコンに向かって手を動かしてプログラミングをする必要があります。
そのため最近では、学習サイトやオンライン実行サイト等と組み合わせて書籍を使って学習していくという方法がよいのではないかと思います。
プログラミング初心者向けの書籍は、開発言語ごとにたくさん発行されていますので、学びたい言語に合わせて選ぶ必要があります。「どの言語を勉強したらいいか分からない!」「そもそもプログラミングって何ができるの……?」という段階の方は、まずプログラミング全体についての入門本を読んでみて、そちらでどの開発言語を学習するかを検討し、言語ごとの入門本に移るとよいかと思います。
疑問点がある場合は本が答えてくれるわけではないので自分で調べる必要がありますが、現在はSNSを使って質問をするといった方法もあります。昔と比べると本での独学もしやすくなっているといえるでしょう。
スクールで学習する
コストの低さ:★
始めやすさ:★★
「プログラミングを独学で習得するのは無理!」「コストかかってもいいからスクールで勉強したい!」という方は、プログラミングスクールへの入会を検討される方も多いと思います。
今は、夜間や土日に対応しているスクールも多くありますので、社会人の方でも通いやすいところが増えていると思います。
特に、学生ほど時間に余裕のない人や、異業種からエンジニアへの転職を目指している未経験者など、独学で実務で通用するレベルに早く到達したい人はスクールで集中して学ぶ人が多いようです。
実際、未経験からpaizaに入社したエンジニアにも、前職を辞めてスクールに通いながらプログラミングスキルを身につけたエンジニアがいます。
未経験からpaizaに入社した経緯については、こちらの記事に詳しく書いています。
paiza.hatenablog.com
スクールの大きなメリットは教える側にノウハウが蓄積されていることです。どこでつまずきやすいか、どう教えたら理解しやすいかといったポイントを理解しているので、比較的スムーズに学習できる可能性が高いです。習得までの期間も他の方法と比べると短くできることが多いです(ただし、個人差があります)。
一方、集団授業のスクールだと内容についていけない場合も出てくるかもしれません。個別指導であればその心配はありませんが、今度はコスト面が問題となってくるでしょう。
まとめ
というわけで、「これからプログラミングを勉強したい」という初心者の方にプログラミングの学習方法についてご紹介しました。
エンジニアを目指さない人にとっても、プログラミングの勉強は楽しく、また日々の仕事や生活でも役に立つものです。興味がわいた方はぜひこの機会にチャレンジしてみてください!
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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