Photo by Eric.Ray
こんにちは。谷口です。
最近は、エンジニアを目指す人だけでなくエンジニア以外の職種でも自身のキャリアアップや業務効率化のためにプログラミングの勉強を始める方が増えています。
また個人だけでなく、企業側がエンジニア以外の職種の人に対して、プログラミング学習を支援したり費用を出したりする動きも出てきています。
もちろん、「未経験からエンジニアへの転職を目指したい!」という人たちも、この社会情勢にあっても増加傾向にあります。
そこで今回は、この不安定な社会情勢で、プログラミングを勉強することで広がるキャリアやメリットなどについて解説します。
プログラミングを勉強中の方、勉強を始めようとしている方、プログラミングに興味はあるけど「学んだらどんないいことがあるんだろう?」と思っている方の参考になればと思います。
プログラミングを学べばできるかもしれないこと
エンジニア職やIT業界への転職
新型コロナウイルスの影響で、業界問わず倒産や大量リストラ、希望退職の募集、内定取り消しなどのニュースを目にする機会が増えましたが、IT業界、特にエンジニア職を目指す人は依然として増加傾向にあります。
エンジニア職には
- 今の社会情勢においても求人数がそれほど減っていない(=今後も需要がある)
- リモートワークしやすい業務が多く、制度が整っている企業が多い
- プログラミングスキルを身につけるための学習も、やろうと思えば独学でできる
といったメリットがありますし、たしかに魅力的な職業かもしれません。
paiza転職でも、フルリモートワーク可能な求人特集を公開しています。
ただ、最近は企業側もまったくのプログラミング未経験者に向けた教育に大きなコストをかけるのが難しく、求人は未経験者よりも経験者向けに切り替える動きが出ています。
未経験者がエンジニアに転職できないわけではありません。ただ、未経験者可の求人でも、企業が応募者に求めるスキルのレベル感は間違いなく上がってきています。「エンジニアは今も人手不足だから誰でもなれるだろう」「入社したら一から教えてもらえるだろう」と考えるのではなく、早いうちから独学で勉強を始めておくと、実務で求められるレベル感にも早く追いつけるはずです。
キャリアアップ
いきなりエンジニア職への転職を目指すのではなく、現職でのキャリアアップを目指してプログラミングの勉強をしている方もいます。
たとえば、現職でExcelを使う場面がある人は、計算処理を自動化するだけでも業務効率化につながりますよね。
このように、どんな職種の人でもプログラミングスキルが身につけば、業務を効率化できたり、自分の付加価値を高めたりすることができるかもしれません。
実際にpaizaでも、前職は塾講師で、「入試問題の解説動画やスライドをもっと効率よく制作できないだろうか?」と考えたことからプログラミングを学び始めたエンジニアがいます。
詳しくはこちら
paiza.hatenablog.com
エンジニア以外の職種でも、このような業務効率化やツールの活用を実践できる人、プログラミングの知識がある人を求めている企業は少なくありません。現職のスキルにプログラミングスキルが加わることで、キャリアが広がる可能性は大いにあります。
副業
最近は
- 仕事がリモート中心になって自宅ですごす時間が増えた
- 本業の収入が減少したため、別の仕事を増やしたい
- 社員としてコミットするのは難しいけど副業としてならやりたい
といった方が、副業やアルバイトを探すケースも増えてきました。
企業側も「エンジニアを採用するほどないけど、単発や時間単位で手伝ってもらいたい」ということはよくあります。そういった案件を請け負えば、本業は別に持ちながら、副業でエンジニアをすることも可能です。
エンジニアの副業については、こちらの記事でも解説しています。
paiza.hatenablog.com
プログラミング学習のポイントとは?
初心者向けから始めて継続する
実用に通じるレベルのスキルを身につけるには、どんな人でも継続した学習が必要となります。
最近のプログラミング学習サイトは、ブラウザさえあえれば動画やスライドなどを見たり、そのままコードを書いて実行できるサービスが多く、独学で学べる内容もかなり増えてきています。初心者の方は、まずはそのようなサービスを利用して、基礎的なプログラミングスキルを身につけるのがよいでしょう。
paizaが公開しているpaizaラーニングは、動画レッスンを見ながらプログラミングの基本を学び、ブラウザ上で演習問題を解くことでスキルが身につくプログラミング学習サービスです。
Python、Java、C言語、PHP、Ruby、SQLなど人気言語の入門編から、RailsやLaravel、Djangoなど人気のWebフレームワークを使ってアプリ開発ができる講座まで、プログラミング初心者・未経験者でも楽しく・やさしく学べる内容となっています。
自分で手を動かしてコードを書いて作ってみる
このブログでも何度もお伝えしてきていますが、プログラミングは解説や書籍を読んだだけで身につくスキルではありません。実際に自分で手を動かしてコードを書いたり、それを動かして結果を見たりしながら少しずつ身についてくるものです。
paizaのスキルチェック問題では、プログラミング問題の解答結果によって、S・A・B・C・D・Eの6段階でスキルランクを判定しています。Dランクが取得できると、プログラミングの本当に基礎の基礎に当たる概要は理解できているという目安になります。問題を解いたらその場ですぐに採点できるので、「手を動かすといっても何を作ったらよいのかわからない」という方にもおすすめです。
またWebアプリ開発入門編では、各言語のWebアプリケーションフレームワークなどとブラウザ上の開発環境を使って、初心者でもWebアプリを作りながら学べます。「ちょっとしたコードを書くだけでなく、Web上で動かせるものが作りたい!」という方はぜひ挑戦してみてください。
作ったものをまとめて見せられるにしておく
エンジニアとしての転職を目指す場合はもちろん、副業やアルバイトを探す場合も「自分でこんな勉強をして、こんなものを作りました(自力でここまで勉強できています)」といった話をしたり、作ったものを見せたりするのは、非常によいアピールになります。
そのためには、自分の成果物をまとめたポートフォリオを作っておくとよいでしょう。
ポートフォリオについて、詳しくはこちらの記事でも解説しています。
paiza.hatenablog.com
まとめ
というわけで、プログラミングを勉強することで広がるキャリアやメリットなどのお話でした。
今後はどんな職種の方でも、プログラミングを学んでおいて損をすることはないはずです。興味のある方はぜひ始めてみてください。
ただ、大変な日々が続いていますので勉強も無理をしすぎず、体調にはお気をつけてご自愛ください。
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
詳しくはこちら
そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
詳しくはこちら