paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

logo

ITエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

いまさら聞けない「DX」と「2025年の崖」って何ですか?

f:id:paiza:20181121100021j:plain
f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

「DX」という言葉を耳にしたことはありませんか。エンジニアの中には「最近会社がDX化を推進している」という方や、経産省のDXレポートや「2025年の崖問題」で知った方も多いかと思います。

「DXと言われても、なんだかよくわからない」「自分には関係ない」と思われるかもしれませんが

  • 既存システムが部門ごとに構築されていて、全社横断した運営やデータ活用ができない
  • 既存システムの細部の詳細な仕様について誰も知らない(ブラックボックス化してしまっている)

といった経験がある方は要注意です。

企業のDX化が進まないと、こうした問題が一向に解決されないからです。

今回は、DXとは何なのか、DX化に必要なことなどについて解説します。

DXって何なの?

f:id:paiza:20210601182317j:plain
DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、経産省の「DX推進ガイドライン Ver.1.0」では、以下のように定義されています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。(デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)Ver. 1.0)

もう少し噛み砕くと、「データとIT技術を活用して、プロダクトやビジネスモデル、業務や組織、企業文化などなど(要は仕事にかかわることすべて)を変え、競争上の優位性を確立すること」というところですね。

なぜこのDX化を進めなければならないのでしょうか、そこにはどのような課題が隠れているのでしょうか。

2025年の崖とは

常日頃から業務においてデータとIT技術にふれているITエンジニアのみなさんは、DX化の必要性についてはじゅうぶん理解されているかと思います。

しかしその一方で、なかなかDX化を進められない壁を感じた経験もあるのではないでしょうか。

たとえば、最初にあげたように

  • 既存システムが部門ごとに構築されていて、全社横断した運営やデータ活用ができていない
  • 既存システムの細部の詳細な仕様について誰も知らない(ブラックボックス化してしまっている)
  • 人がシステムに合わせたほうが効率化できるはずなのに、現場の抵抗があり、システムを人に合わせなければならない(なかなか変革できない)

といった経験がある方は多いですよね。

こうした問題が解決できず、DX化が進められない場合、2025年以降、最大で毎年12兆円(現在の約3倍)の経済損失が生じる可能性があると言われています。これが「2025年の崖」と呼ばれている問題です。

逆に、DXが推進できれば、2030年のGDPにおいて130兆円の押上げが期待できるとも言われています。

日本のIT人材不足は以前から叫ばれていましたが、DX化の推進とともにビジネスモデルや組織の変革を通じてIT力の強化をしていかなければ、国際的な競争力も失われてしまうでしょう。

DX化に必要なこと

f:id:paiza:20200915091332j:plain
DX推進ガイドラインでは、「経営戦略・ビジョンの提示」「経営トップのコミットメント」についてが言及されています。

前述の事例を改善し、DX化を進めようとすると「組織全体で横断的に利用できるシステムを構築し、全社的なデータ活用ができるようにする」などといった変革が必要となりますよね。

こうした変革を進めようとすると、現場からの反対意見がつきものです。ここで重要なのは、トップがきちんとDX化を進められる意思決定をすることです。

また、今後企業に所属しているエンジニアのみなさんには今後レガシーシステムの廃止・システム刷新への取り組みが求められるでしょう。

大変な取り組みではありますが、むしろ世の中全体のDX化が進んでいけば、今後は「レガシーシステムを放置したままの企業に未来はない」という潮流が生まれるかもしれません。

各社のDX化事例

株式会社ミスミの事例

金型部品や工具などを販売している株式会社ミスミでは、見積もりや発注をAIによって自動的に行い、設計データから加工プログラムを自動生成する「meviy」という仕組みを開発しました。

顧客がアップロードするCAD設計データをもとに、3D形状を認識して見積もりや発注をすることが可能なオンラインサービスです。これにより、発注担当者・製造現場間の情報伝達・共有が高速・正確になり、見積もりの自動化や納期短縮が可能となりました。

jp.misumi-ec.com

日本交通の事例

日本交通は、過去の乗車履歴、イベント情報や気象情報、公共交通機関の遅延情報などをAIが分析し、タクシー需要が多い場所を予測する「AI配車」を導入しました。

AI配車によって、タクシーの車両の稼働率は向上し、またユーザー向けに配車アプリを提供することで配車の効率化も進んでいます。

xtech.nikkei.com

まとめ

DX化は組織全体、事業全体の改革にもつながるため、

  • トップの意思表示とコミットメント
  • 少しずつ段階的に変える
  • 長期的に取り組む

ことが非常に重要です。

エンジニアのみなさんもその一手を担うIT人材として、そのスキルを大いに生かし、一緒に世の中を変えていきましょう。

paiza転職は、エンジニアの技術力がきちんと評価されて、スキルを生かせる企業が探せるプラットフォームです。

自分のプログラミング力が他社で通用するか腕試しができるエンジニアのための転職サービスとなっており、プログラミングスキルチェック(コーディングのテスト)を受けて、スコアが一定基準を超えれば書類選考なしで複数の会社へ応募ができます。

「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

paiza転職について詳しくはこちら
paiza転職

※参考資料

デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)Ver. 1.0
DXレポート~IT システム「2025 年の崖」の克服と DX の本格的な展開~







paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。

詳しくはこちら

paizaラーニング

そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

詳しくはこちら

paizaのスキルチェック

paizaのおすすめコンテンツ

Webセキュリティ入門 ハッカー入門 Webセキュリティ講座がスタート!CVは内田真礼さん! Python✕AI 機械学習入門講座 CVに上坂すみれさんを起用!人気の機械学習講座を公開中!
paiza転職 paiza新卒 EN:TRY paizaラーニング 記事内に記載している情報は、記事公開時点でのものとなります。 Copyright Paiza, Inc, All rights reserved.