先日paizaでは、オンラインで『プログラミング授業の実践ノウハウ満載「paizaラーニング」活用セミナー』を開催しました。
paizaは、初学者向け動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全レッスンや演習課題を「paizaラーニング 学校フリーパス」として小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料でご提供しています。
本イベントでは、実際にプログラミング教育に携わるお二人を招きして「paizaラーニング 学校フリーパス」を教育現場でご活用いただく際のノウハウや、プログラミング教育の現場で感じている課題、その解決にどう取り組んでいるかなどをお聞きしました。
今回は、その様子をレポートいたします。
piazaラーニングの「学校フリーパス」とは
paizaラーニングは、プログラミング未経験者・初心者でもプログラミングの基礎を学べるオンライン講座です。「1本3分程度のレッスン動画」に加え、「ブラウザ上でコードを書いて実行できるオンライン実行環境」「複数の練習問題」で、初心者でも無理なくプログラミングの初歩を習得することができます。
レッスン中はこのような画面構成で、動画を見たりブラウザ上のエディタでコーディング・実行したりすることができるようになっています。
レッスンには全編無料のものと一部有料のものがありますが、小・中・高・大学・専門学校に対しては、「学校フリーパス」としてpaizaラーニングのレッスン動画や演習課題をすべて無料で提供しています。
実際の教育機関におけるご利用事例
バンタンテックフォードアカデミーの事例
バンタンテックフォードアカデミー運営マネージャーの渡邊さんにご登壇いただきました。
バンタンテックフォードアカデミーは、プログラミング、デザイン、起業などについて実践を重視したカリキュラムで学べるITスクールです。
開校前に考えていたお悩みについて。環境構築や教材づくり、成績のつけ方やモチベーションの維持など、プログラミング教育にかかわる方であれば誰しも感じる課題ではないでしょうか。
こうした課題が、学校フリーパスの導入によって解決されたとのことです。
paizaのスキルチェックに関しては、結果がそのまま就職に結びついた卒業生の方もいらっしゃるそうです。
昭和学院中学校・高校での事例
昭和学院中学校・高等学校教員の榎本先生にご登壇いただきました。
榎本先生の情報の授業では、授業の中で知識習得を行うのではなく、事前の課題でpaizaラーニングを使った知識習得を行ってもらい、授業では課題実践や疑問点の質問などを実施しているそうです。
プログラミング教育で生徒さんたちがつまずきやすいポイントは、非常に興味深いお話でした。
真面目な生徒さんほど、自分で試してコンピューターに聞けばいいことを先生に正誤判定を聞く。何度も挑戦すれば、成功すると思っている。コードを書いて実行できたけど、そのコードの意味はわからない。検索の仕方がわからない(学び方を学んでもらう)。など…
榎本先生はこうしたつまずきを解決し科学的思考力を強化するために、毎日20分プログラミングの時間を設けたり、答えを調べてOKな小テストを実施されたりしているそうです。
paizaラーニングは個別最適化された学びに最適というお言葉もいただきましたが、「プログラマになるためではなく思考法を学ぶために、全員が学ぶことに価値がある」というのはまさに今後の情報教育が担う重要な役割だと感じました。
まとめ
実際の教育現場での「paizaラーニング 学校フリーパス」活用事例をお聞きできて、サービスを作る側としても非常に興味深く、また今後のサービスづくりにも反映できそうなお話をお聞きすることができました。
実際に学校フリーパスを導入していただいていたり、導入をご検討いただいている教育機関関係者の方にとっても、情報教育について参考になるウェビナーとなったかと思います。
「paizaラーニング 学校フリーパス」は、初学者向け動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全170レッスン、1,450学習動画、2,650問の演習課題を小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料で提供するサービスです。
「paizaラーニング 学校フリーパス」について、詳しくはこちら
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「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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