こんにちは。倉内です。
プログラミングを学ぶ目的はさまざまですが、開発系のITエンジニアを目指している場合、WebアプリケーションやWebサービスをつくれるようになりたいと考えている方も多いと思います。
ただ、プログラミング言語の基礎を学んだあと「次は何をしたらいいのだろう?」と困ってしまう方もお見かけします。手軽に始められるオンラインの学習サービスも多数ありますが、選択肢が多くて迷う場合もありますよね。
そこで今回は、独学でWeb開発の知識を学びたい方ににおすすめのpaizaラーニングのコンテンツをご紹介します。
paizaラーニングは、ブラウザ上で1本3分程度の学習動画の視聴と演習課題に取り組めるため、自分で環境構築なども必要なくすぐに学習をスタートできます。ぜひ参考にしてみてください!
(前提)Web開発とは
Web開発には、冒頭で挙げたWebアプリケーション、Webサービスだけでなく、WebサイトやWebデザインも合わせて語られることもあると思います。
共通しているのはWeb上(インターネット上)で利用できるものをつくるという点ですが、やりたいことによって必要な周辺知識も異なってきます。たとえばWeb開発にあたって、一般的には以下のようなことを学ぶ必要があります。
- プログラミング言語
- Webフレームワーク
- フロントエンドの技術
- バックエンドの技術
- 要件定義や設計の方法
- インターネットの仕組み
- データベース
- コンピュータの基礎知識
勉強を始めたばかりの方にとっては、難しい領域もありますし、実務を通して深く身につくものもあるでしょう。
自分が将来どんなエンジニアになりたいか、業務で何をしたいかをイメージするのが難しい方は、職種と合わせて解説している以下の記事も参考にしてみてください。
本記事では、特にWebアプリケーション開発に必要な知識を学べるコンテンツをご紹介します。
プログラミング言語を学ぶ
体験・入門講座
すでにプログラミング言語の基本を学んだ方は、次に進んでください。これから初めてプログラミングを学ぶ方は、まずはプログラミング言語の基礎を習得し、コードを書けるようになりましょう。
paizaラーニングでは、プログラミング自体初めての方向けの「体験編」講座を公開しています。
対応言語:Python3・Java・Ruby・C#・PHP・JavaScript・C・C++・Swift・Go・Kotlin・Scala・Perl(いずれも全編無料)
また、もう一歩踏み込んでプログラミング言語の基本から一部応用まで学べる「入門編」講座もあります。「新・Python入門編」のように頭に新がついている講座は、もとの講座を再編した新しいバージョンです。
対応言語:Python3・Java・Ruby・C#・PHP・JavaScript・C(一部無料)
「これをやるには絶対この言語!」というのはありませんが、よく選ばれている・扱いやすいなどはあるので、目的によっておすすめの言語も異なります。
たとえば、Webアプリケーション開発には、Webフレームワークが充実しているPHPやPython、Ruby、もしくは需要が高く学習教材の豊富なJavaあたりもよいと思います。いずれもpaizaラーニングで基礎文法を学べますので、やりやすいなと思ったものを選んでもよいでしょう。
問題集でコードを書く力をつける
プログラミング学習はインプットしただけではなかなかコードを書けるようになりません。
プログラミング問題を解くことで、仕様をコードに落とし込む練習ができます。Webアプリケーションの開発に入る前にアウトプットをして、学んだ言語の基本的な文法を定着させましょう。
「レベルアップ問題集」では、さまざまな難易度のプログラミング問題を公開していますのでご活用ください。
Webアプリケーション開発に取り組む
Webフレームワークとは
Webアプリケーションの多くは、Webフレームワークを使って開発されています。学んだことはなくても、Ruby on RailsやDjango、Laravelといった名称を聞いたことがある方もいるかもしれません。
そもそもフレームワークを使って開発をするとどんないいことがあるのでしょうか?
フレームワークは、Webアプリケーションを構築するための土台となる共通機能をまとめて提供してくれるものです。必ずフレームワークを使わないと開発できないということはなく、必要な機能を実装するためのプログラミングスキルや周辺技術の知識があれば実現することができます。
ただし、フレームワークにあらかじめ備わっている、Web開発に必要な機能をすべて自前で実装しなければなりません。それでは効率がよくないので、Webアプリケーション開発の際はフレームワークについて学ぶことが欠かせないと言えるでしょう。
Webアプリ開発入門講座
paizaラーニングでは、以下のフレームワークを学べる講座を公開しています。掲示板やメモアプリなど簡単なサンプルを用いて開発の基本を理解したあとは、自分でカスタマイズもできるような講座になっています。
冒頭でもお伝えしたとおり、ブラウザ上でできるため、初心者の方がつまずきやすい環境構築などの作業は必要ありません。講座一覧はこちら
PHP
Python
Django編
PythonのWebフレームワークの中でもっとも人気の高いDjango(ジャンゴと読みます)。
ある程度規模の大きなアプリケーション開発に向いており、機能が非常に充実しています。そのためプログラミング初心者にとっては少しとっつきにくい部分もあるかもしれません。
Ruby
Rails編
RubyのWebフレームワークといえばRails(Ruby on Rails)というほど浸透しているRailsは、機能が豊富で大規模かつ複雑なアプリにも向いています。
ただ、同時にルールも多く使いこなすにはある程度の学習や慣れも必要です。
Sinatra編
Sinatraは、Rubyの軽量なWebフレームワークです。小規模なアプリケーションの開発を想定しており、シンプルかつ機能も少ないため、すでにあるRailsアプリケーションの拡張にも適しています。
ちなみに、上記の3つの言語のフレームワークについては、それぞれの特徴やその他のおすすめ学習サービスや書籍を詳しく解説した記事があります。
言語による違い、比較的規模の大きい業務アプリケーションでも用いられるようなフレームワークを学ぶのか、軽量でとっつきやすいフレームワークを学ぶのか…といったことを知りたい場合に参考にしていただければと思います。
Webの仕組みなど周辺技術を知る
Webアプリケーションの開発には、インターネットの仕組みを知っておくことも大切です。
Web技術入門編
「Web技術入門編」では、インターネットの仕組みを動画で学ぶことができます。
HTTP通信やプログラミングでHTMLを処理する仕組み、Webアプリケーション開発には欠かせないWebAPIなど、初心者が独学しようと思うと難しい内容を分かりやすく解説しています。ぜひチェックしてみてください!
Webセキュリティ入門編
「Webアプリケーションをつくりたい!」となったとき、多くの場合、まずはプログラミングを勉強してアプリをつくることが思い浮かぶと思います。
しかし、インターネットにそれを公開するのであれば、企業・個人にかかわらずセキュリティについてしっかり考える必要があります。(個人と企業では度合いが異なりますが)脆弱性を突く攻撃をされるとサービス停止だけでなく、ユーザー情報の流出など重大な問題にもつながります。
「攻撃手法から学ぶハッカー入門(Webセキュリティ入門編)」では、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)といった攻撃手法および対策方法を試しながら実践的に学ぶことができます。
データベースについて学ぶ
新・SQL入門編
シンプルなECサイトでも顧客情報や購入履歴、商品情報など多数のデータを扱います。それらデータの保存や更新など管理をおこなうデータベースは、Webアプリケーション開発でも必要不可欠です。
動画講座「新・SQL入門編」では、データの操作や定義などをおこなうためのデータベース言語である、SQLについて学習します。
データベース管理システムのひとつであるMySQLデータベースを使って実際に動作を確認しながら学べます。さらにレベルアップ問題集の「新・SQL入門編02ドリル」では、問題を解くことで動画内で学んだSQLの理解を深めることもできます。
まとめ
Webアプリ開発に初めて取り組む方向けに、基本的な知識をひと通り独学できるコンテンツをご紹介してきました。
プログラミング学習を始めたばかりだと難しい内容も多いと思いますが、paizaラーニングは事前の準備なしでブラウザ上で動画講座を見たり演習問題を解いたりして学ぶことができます。まずは手を動かしてみて、少しずつ進めてみていただければと思います。
なおpaizaは、実務経験が浅い・未経験の方でもエンジニア求人に応募可能な転職サービス「EN:TRY」を運営しています。ある程度学んでみて「本気でITエンジニアを目指したい!」と思った方はぜひ求人票を覗いてみてください。
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「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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