paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」(https://paiza.jp ギノ株式会社)の開発者が開発の事、プログラミングネタ、ITエンジニアの転職などについて書いています。

起業家たちが語る「スタートアップ企業が求める人材」とは

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f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは、谷口です。

3月31日(火)、KDDI ∞ Labo第8期開始記念無料イベント「勝ち続ける強いチームのつくりかた」KDDI ∞ Labo open MEETingのパネルディスカッションに、弊社社長の片山がパネラーとして登壇させていただきました。

KDDI ∞ Labo (ムゲンラボ) は、グローバルに通用するインターネットサービスをつくり出していく起業家・エンジニアを支えるためのインキュベーションプログラムです。

新年度を迎え、起業や独立をした方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、中にはイデアを実現するためのパートナーをどこで見つけたらいいのか分からないといった方も多いかと思います。

こちらのイベントでは「チームの力強い仲間と出会うためのサービス」を提供する企業の方々が、それぞれの実績や得意分野について、また今のチームメンバーを仲間につけるためにどのような苦労があったのか、また仲間を見つける秘訣等についてをディスカッションされましたので、そのほんの一部をレポートいたします。

■初期メンバーを集めることについて

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大湯さん:スタートアップの初期のメンバーには、どういう要素が重要だと思われますか?よかったパターンと駄目だったパターンもあればお願いします。

石井さん:うちは12人しかいないので、駄目だったパターンはないんですが、初期メンバーに限らず、ゴールに共感していることとか、最終的に目指したいことが同じで、ビジョンに共感して一緒に追いかけていける人であるというのが大事だと思います。

大湯さん:ビジョンを浸透させるために何かしていることってありますか?

石井さん:社長は巻き込み力がすごい人で、「手伝ってあげたいな」って思わせる力がすごくある人だと思います。

片山:スタートアップの初期のメンバーだと、たやっぱり1〜3ヶ月ぐらいの短期間でやるべき仕事内容が変わっていってしまいますので、変化に耐えられるマルチな人じゃないと難しいなと思います。後から入ってくる人が専門分野のスペシャリストというのはいいんですが、初期のメンバーは「専門分野を極めたいからそのことしかやりたくない」という人ではなく、泥臭いこともできて手が動かせる人がいいですね。paizaでも最近新しく動画サービスを始めたんですが、新しいことを始める時に、何でもやる、すぐにやるという人じゃないと何も進んでいかないので。

中川さん自分が尊敬できる人かなと思います。分かりやすく言うと自分よりも多く給料が払えるかというところもあります。

石井さん:そういう人達と出会うためにはどうしたらいいんでしょうか。出会えたきっかけや工夫があればお願いします。

片山:うちはITエンジニアの転職や学習の支援事業をやっているんですが、コンセプトとしては「日本のITエンジニアを世界レベルに引き上げる」ということを掲げています。僕がこの事業をやっている根底には日本はエンジニアが評価されていないという怒りがありまして。そういった考えやコンセプトを自分から発信し続けて、多少ニッチな世界を突き詰めていくと、そこに感度の高い人が集まってきたりしますよ。

中川さん:うちは今、6人ぐらいなんですが、僕も2年ぐらい、ずっと最初は仲間がいなかったんですが、まずは事業をしっかり成長させて、そんな中で仲間がこつこつ集まってくれて、やっぱりサービスを集中して作り込んでいくと少しずつ人が集まって来たという感じです。

大湯さん:よいメンバーを集めるために、スタートアップだからこそできる工夫やチャレンジというのがあれば教えてください。

片山:エンジニアだと、やっぱり何の仕事をするかが大事なんですよね。大企業に行くと何の仕事をすることになるか分からない場合も多いので、そこでどんな仕事ができるかということをきっちり書いて募集している企業には、スタートアップでも人が集まってくるように思います。上司の経歴とか開発環境とかを書いておくと、自分がやりたいことができるのかが分かりやすいですし、来てから話そうじゃなくて、こういう人がほしいということをちゃんと書いている企業がよい人を採用しやすいんだと思います。あと、残業20時間以下とうたっているところは、人が集まりやすいです。優秀なエンジニアって趣味でもコードを書いている人が結構いて、そういう人は業務以外にも時間がとれるようにしてあげたほうが結局業務にもそこで学んだ事を生かしてくれたりします。

大湯さん:めちゃくちゃ開発ができる人が、「自分が成長できている」と感じてくれるような環境がいいんだろうなと思います。うちは週1回は必ず勉強会をやっていて、そういう時間を作ったりとか、直接仕事とは関係ない勉強もできているということが仕事に生きていると思いますし、そういうフェーズはあった方がいいと思います。

■社内の仕組み、今後の働き方について

大湯さん:社内の評価制度やマネジメントの部分についてを教えてください。

石井さん:各チームのリーダーが、チームで月毎に決めた目標をどう達成していくかというのをシェアしています。

片山:1年前ぐらいから目標設定をやっていたんですが、今期から評価制度が半年に1回になりました。最初は1年で昇給ということだったんですが、もっと短いスパンでいろいろな実績を上げているのに、1年たたないと評価されないというのはスタートアップにとっては長すぎるということで、半年にしました。

大湯さん:給与設定って結構難しいと思うんですが、何を意識して決められていますか?

中川さん:うちは、いくらほしいですかというベースからです。ある程度言い値を聞いて、こんな感じだから、これぐらいでどうですかというところですね。

片山:最初のうちは前年収を聞いて、そこからじゃあこれぐらいで、ということだったんですが、途中からはある程度グレードを作っておいた方がいいなということになりました。

石井さん:最初は、現状いくらですというところを聞きます。会社を辞めてきてくださるわけですから、基本的に現状以下ということはないです。あとは貢献度、成果を上げているかどうかという結果ベースです。我々マネージャー達も、結果を出していなかったら挿げ替えられるという危機にいつも晒されてやっています(笑)。

大湯さん:結構各社ごとに色があるんですね。大きな話なんですが、皆さんこれからの働き方はどういうふうになっていくといいなと思われますか。

中川さん:うちの事業モデルでいうと、企業にとっても良い人が来てくれて、個人にとっても好きなことに関われて、多様化が認められていくといいと思っています。

片山:企業にキャリアを任せるというのは問題だとずっと思っていて、自分のキャリアをどうするかを考えて、自分が何ができるのかというのを把握するというのが必要だと思います。企業が欲しい人を選ぶというより、個人が自分のスキルを伸ばして働きたい企業を選ぶという方向にもシフトしていくと思います。

石井さん:長く1つの会社に勤めるということはきっとなくなっていくと思います。私達も、スタートアップにいたら出口は必ずあるわけだし、その先は誰かに任せることになるかもしれませんし。

■質問タイム

質問:冒頭のところで人を集める際の成功事例として、「ゴールを共有すること」というお話がありましたが、どうやって共有するかという答えとして「社長がいい人だから」というお答えがあったと思いますが、ゴールを共有するよい方法があればよろしくお願いします。

大湯さん:僕も社長なので答えてよいでしょうか(笑)。3つあるんですが、いい人だと思っても、誰かから見るといい人じゃないかもしれないので、仕組み化するというのは大事だと思います。目に入る回数を増やすのが大事だと思うので、絶対にスライドの2枚目でビジョンを必ず出しています。2つ目は、一緒に作るということです。作るフェーズに関わらせることで、すごく愛着を持ってもらえて、大事に思ってもらえるというのが必要だと思いますね。3つ目としては、評価制度を入れることで、達成したかどうかが明確になって誰も逃げられないので、必然的に浸透するということはあります。

片山:先ほど言いましたが、自分たちの場合「日本のITエンジニアのレベルを世界レベルに引き上げる」ということを掲げているので、そのビジョンをもとに、これは本当にITエンジニアのためになるか?と考えて全ての意思決定をしています。うちは、僕が間違ったことを言うとメンバーが「それってビジョンと違っていませんか」と言って軌道修正してくれるので、ビジョンをもとに全ての意思決定をしていくというのは大事だと思います。

■まとめ

スタートアップで働くということ、チームで仕事をしていくということについてお話が伺えた大変有意義なイベントでした。

今後もKDDI ∞ LaboさんはITエンジニアの皆様にも役立つイベントを定期的に開催されるということですので、興味のある方はぜひご参加いただければと思います!

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皆さんありがとうございました!




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