Photo by Petras Gagilas
こんにちは、谷口です。
毎日仕事をしていると、仕事やキャリアについてどうすべきか悩むことがあると思います。
「開発は好きだけど、激務で精神的にも疲れてきた」
「自分で便利なシステムを考えて作りかったけど、現実は振ってきた案件を消化するだけになってる気がする」
「やりたいことがわからなくなってきた……自分はこのままでいいんだろうか?」
等々……課題や壁にぶつかったとき、不安が消えずにどうしたらよいかわからくなったとき、世界の著名なIT技術者や経営者の方々の言葉が助けになることもあります。今回は彼らのマインドに触れられるよう、ヒントになりそうな言葉を抜粋して集めてみました。(元の発言が英語によるものは意訳になります)
■ITエンジニアや経営者たちによる名言
◆ポール・グレアム(スタートアップ養成所・Yコンビネーター創業者)
他人にとっては仕事のように思えても、自分にはそう思えないものがあるなら、それがあなたに適したものなんだ。
ポール氏のエッセイ「What Doesn't Seem Like Work?」
◆スティーブ・ジョブズ(アップル社共同設立者)
2005年スタンフォード大学でのスピーチ心から満足したいなら、自分が素晴らしいと信じる仕事をするしかない。そして素晴らしい仕事をしたいなら、自分が愛する仕事をするしかない。それがまだ見つかっていないなら、探し続けることだ。妥協するな。
心の問題と同じで、そういう仕事が見つかればピンと来るものだ。
https://www.youtube.com/watch?v=UF8uR6Z6KLc
◆ディック・コストロ(ツイッターCEO)
未来に期待しても何も生まれません。ですから、まずは自分が大好きなことをやることです。
余談ですがコストロ氏のスピーチは「まず今の状況をツイートしなければならないのでちょっと待ってください、私はプロですからすぐに終わります!」と言って写真を撮る(会場爆笑)ところから始まります。若い頃コメディ俳優を目指していたというだけあってスピーチの内容もすごく楽しいです!!
2013年ミシガン大学での卒業スピーチ
Dick Costolo Commencement Speech - University of Michigan - YouTube
◆徳重徹(テラモーターズ社長)
向こう(シリコンバレー)では頭のいい人ほどクレイジーで、大きなことをぶちあげるんです。一方、日本は頭のいい人ほどロジカルで、大きなことをいわない。だから優秀な人がベンチャーに流れてこない。そこが大きな違いだと思います。
http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_12180.html
◆ドリュー・ヒューストン(Dropbox創業者)
僕の知っている成功者たちのほとんどは、単に大好きなことを仕事にしてるだけではありません。彼らは、気になって仕方がない大切な問題を解決することに没頭しているのです。
2013年マサチューセッツ工科大学卒業式でのスピーチ
- YouTube
◆マーク・ザッカーバーグ(facebookのCEO)
やる価値があることというのは、たくさんの手間がかかるものです。近道なんてありません。
2011年ベルヘイブン中学校卒業式のスピーチ
Mark Zuckerberg's Speech to Eighth Graders at Belle Haven - YouTube
◆ジャック・ドーシー(ツイッター創業者)
他人に何を言われようが、自分にとって重要だと思われるものを描かなければなりません。なぜなら、彼らは自分が言っていることを理解していない。さらに言うと、彼らは私達が何を生み出したいのか理解していないからです。
Startup School 2013でのスピーチ
Jack Dorsey at Startup School 2013 - YouTube
◆ジェフ・ベゾス(Amazon.comのCEO)
失敗しても後悔しないことはわかっていました。そして、自分のアイデアを試さないことの方が後悔するだろうというのもわかっていました。
(中略)
80歳になったあなたが、あなたの過去を振り返るとします。そのときに最も心に残っていること、思い出すことは、あなたが下してきた数々の決断であると私は信じています。あなたが何を選ぶかが、あなたが下す決断が、「あなた」をつくっていくのです。
2010年プリンストン大学卒業式でのスピーチ
Amazon founder and CEO Jeff Bezos delivers graduation speech at Princeton University - YouTube
◆ラリー・ペイジ(Google創業者)
夢が非現実的であればあるほど、競争者がいなくなる。
2009年ミシガン大学卒業式でのスピーチ
Larry Page's University of Michigan commencement address - YouTube
◆本田宗一郎(本田技研工業創業者)
独創的な新製品をつくるヒントを得ようとしたら、市場調査の効力はゼロとなる。大衆の知恵は、決して創意などは持っていないのである。大衆は作家ではなく批評家なのである。作家である起業家が、自分のアイデアを考えずに、大衆にそれを求めたら、もう作家ではなくなるのである。
◆ゴードン・ベル(PDPシリーズコンピュータの開発技術者・企業家)
トップレベルのチームはマネジメント重視でなく行動重視でなければ駄目だ。
■まとめ
実際に物事を成し遂げている方々の言葉というのは、自分の中でどうしてもやる気がわいてこないときなどに読んでみると気持ちがいいものです。
(余談ですが面白いスピーチやためになるスピーチを聞きながら訳すというのなかなか楽しいので、英語の勉強の方法としてかなりおすすめできます。)
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