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【2017新卒】これだけで最終面接の突破率が劇的に上がる!たった3つの対策

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Picture by ITエンジニアを目指す女子高生たちの学園ライフ4コマ漫画『ぱいじょ!』
f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは、谷口です。

就活生の中には「せっかく最終面接まで進めたのに落ちてしまった」「一次・二次面接は通るのに最終だけ落ちてしまう」といった方が結構多いです。

最終面接で落ちるのは、ほとんどが「一次・二次が通ったから同じような受け答えすれば大丈夫っしょ」と思って何の対策もしないまま受けている人です。

最終面接には、一次・二次面接とは違う「思わぬ落とし穴」が潜んでいるのを知ってますか?

今回は、一次・二次面接と最終面接の違い、そして最終面接を通過して内定を得るための対策をお話しします。

■一次・二次面接と最終面接では見られる部分が違うから落とされる

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まず、一次・二次面接では、主に

・ESや応募書類に書いてあったことの詳細な内容を答えられるか
・質問の意図をくみ取った受け答えや会話ができるか
・通過させて次の面接官に会わせても問題なさそうか

といった点を見られます。

また、二次面接がある企業では、入社後に一緒に働く可能性が高い人が面接官をすることが多いです。例えばエンジニアであれば現場で開発をしていて、入社後に上司になる可能性が高い方が面接官だったりします。

ここでは、

・企業が求める業務に必要なスキル(例えば業務を教えるに当たっての最低限のコミュニケーション力やプログラミングスキル、プロジェクトでやっていけそうな適性があるかなど)を満たしているかどうか

を見られます。

◆一次・二次は迷ったら通す、最終の面接官は迷ったら落とす

一次・二次は、特に問題がなさそうな応募者であれば「とりあえず通す」ということで通過できる場合もあります。

「悪くはないけど、特別良いわけでもない」という応募者の場合、応募してくれた貴重な人材を自分の判断で落とすのはもったいない、次の面接官の判断に委ねようとなる場合もあります。また、選考途中の段階では、他社から内定が出たりして辞退する人も必ずと言っていいほど発生します。ですので、一次・二次では採用予定人数よりも多めに見積もって応募者を通しています。

対して、最終面接では次がありません。内定を出すか・不採用にするかなので、明確に「採用したい!」と感じられない応募者は落とされてしまうのです。ここが一次・二次面接と最終面接の大きな違いです。

一次、二次を通過できた場合、コミュニケーション力やプログラミングスキルや論理的に考える力など、スキルや資質に関してはその企業にとって問題ないレベルにあるということが言えます。最終面接での落選が続くと「自分はなんてダメなんだろう……」と落ち込んでしまう人がいますが、一次・二次を通過できる力があるというのは自信を持っていいところです。

一方で、「一次・二次通った~~このまま同じ調子で行けば最終も通過できるんでしょ?」と何の対策もしないまま最終面接に臨んでしまい、落とされてしまうのは大変もったいないことです。

では、最終面接の面接官は応募者のどこを見ているのでしょうか。最終面接ではどのような対策をとれば内定獲得につなげられるのでしょうか。

■最終面接、面接官は何を気にして見ているのか?

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最終面接の面接官が応募者に対して重要視しているのは主に以下の2点です。

◆熱意、意欲(入社意志)

何度も言いますが、最終面接は内定か落選かを確定させなければならない場です。内定を出しても辞退されてしまいそうな人や入社してもすぐに辞めてしまいそうな人はなるべく避けたいと思われてしまいます。ですので、面接官に「熱意があって入社意志が強く、すぐには辞めなさそう」と思ってもらう必要があるのです。

最終まで進んでくる応募者たちはスキル的にはほとんど問題ないはずですが、差がつく部分があるとすれば「熱意の強さ」です。

ですので、面接では「御社のここがこうだから入社したい」という強い意志が伝わるようなアピールができるとよいでしょう。

◇志望順位を正直に答えていいのか問題について

就活市場では「第一志望じゃない企業に『弊社の希望順位はどれくらいですか?』と聞かれたらどう答えるべきか」ということがよく話題に上がりますよね。

これは当然ですが、企業側からしてみれば「御社が第一志望です」というのが一番ありがたい回答です。

例えば、「面接で話を聞いて思ったけど、この企業はやっぱり自分には合わなさそう……前に受けた企業の方がいいな……」などと思っている場合は、「第三志望です」と言ってしまってもよいのかもしれません。

ただ、そう正直に言われてしまうと企業の方に「うちは確実に人材を確保したいから、入社してくれる可能性が低い人に内定を出すのはちょっとな~……」と思われてしまっても仕方ないです。

熱意を伝えるためには「第一志望です」と言い切ってしまうのも一つの手です。

◆将来のプラン

面接では「〇年後はどんなエンジニアになっていたいですか?」という質問を受けることも多いと思います。

学生の段階で、自分のキャリアプランについて明確に計画を立てている……という人はかなり少数かと思いますが、わかる範囲でよいので企業の理念や戦略を研究した上で、入社後のキャリア設計を自分なりに考えている応募者は魅力的に映りますし、前述の熱意もより伝わりやすくなるかと思います。

また、その企業でやりたいことが明確な応募者や、その企業で長く働くことを前提に自分の将来像を考えている応募者には、企業も安心して内定を出すことができます。企業にとって内定を蹴られることは困ったことですが、入社してすぐに辞められると再び採用活動をしなければならず、もっと困ったことになるからです。


これらの2点を念頭に、以下のようなブラッシュアップをしていくとよいでしょう。

■最終面接の前に!やっておくと内定獲得率が絶対に上がるブラッシュアップ対策

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◆志望動機

できれば志望動機は見直しておいた方がよいでしょう。

一番最初に考えていた志望動機というのは、ある程度イメージで書いていた部分も多いかと思います。最終面接にたどり着くまでには、説明会や一次面接・二次面接等で別の面接官の方とお話したり逆質問をしたり、直接その企業や業務についての説明を受ける機会があったでしょう。

そこで聞いた話や受けた説明等を盛り込むと、「二次面接で現場で働いているエンジニアの方が面接官をされていて、開発に関するこういう話を聞いてさらに志望度が高まりました」といった感じで、自分ならではの説得力がある志望動機にすることができます。

◆将来のプラン

〇年後はどんなエンジニアになっていたいですか?」という質問の受け答えについてももう一度考えておきましょう。

これは、「この開発言語を使ってゲーム開発ができるエンジニアになっていたいです」というような、他の企業でも言えるようなふわっとした答えよりも、「御社のメイン事業である××サービスの開発に携わって、その分野に特化した技術を極めて、〇年後には開発チームのリーダーとなって……」といった感じで、その企業だからこそ実現できる自分の将来像を考えて言えるようにしておくとよいでしょう。「自分は御社で働くことについて具体的にイメージできています」というアピールになります。

◆逆質問

逆質問でも熱意をアピールすることは可能ですが、もちろん質問すれば何でもいいというわけではありません。

「企業理念を教えてください」などのような調べればわかるを聞くのは言語道断ですし、「〇〇アプリの××機能の開発チームではこのような技術を使っているそうですがそれについて~」のような、それは最終面接の面接官(社長や役員)じゃなくて現場で開発しているエンジニアにしかわからないでしょ……という質問もあまり印象がよくありません。

「正直言って質問なんかない」という人もいるかと思いますが、例えば

・もし内定をいただけたら、入社までに準備したり身につけておくべきことはありますか?(「現在私は〇〇の勉強をしているのですが~」といった感じの前置きもできるとさらによいです)
・御社で活躍されているエンジニアの方々は、どのようなスキルや資質を持った方が多いですか?

といった感じで、入社を前向きに見据えた質問をすると、熱意や入社意志も伝わりやすくなります。

■まとめ

最終面接は、普段接することのないような偉い大人(しかも最終だと複数いたりする…)を相手に話さなければならず、緊張してしまうかと思いますが、前述のように最終面接に呼ばれたということは、プログラミングスキルやコミュニケーション力など能力面に関しては問題ないということですので、そこは自信を持って大丈夫です。あとは熱意を持って自分の思いや入社意志を伝えるようにしましょう。


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