paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

29歳でSIerから転職して1年経ったので振り返ってみる

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Photo by Marco Verch
f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

2018年8月に前職のSIerからギノ(paiza)へ転職してきて、ちょうど1年経ちました。初めての転職でしたが、とても充実した1年であっという間だったなと感じています。

元は受託案件を担当するSEとして企画・提案、要件定義、設計あたりが主な業務だったので、自社サービスを開発しているギノに来て仕事内容も働き方もかなり変わりました。

そこで今回はこの1年を振り返って「30歳前後の転職で考えておいたほうがいいこと」「転職してよかったこと」などをまとめてみようと思います。

特に30歳くらいで未経験の職種や経験の浅い分野への転職を考えていて、迷っている方に何か参考になる部分があれば幸いです。

未経験分野への転職で考えるべきこと

これまでの経験をどう生かせるか

冒頭に書いたとおり、私は転職前後で業務内容は変わりましたが、前職(SE)の経験は今の仕事にも生きています。

20代後半で未経験の業界や職種に転職する人もいるでしょう。ただ、そういった場合でも、新卒や第二新卒で入社した若者と同じ気分でいるわけにはいきません。

気持ち的に「心機一転ゼロから頑張るぞ!」はいいのですが、実務としては「過去の経験を生かすには」を考えた上で転職をしないとそもそも転職活動がうまくいかない可能性があります。

というのも企業側は30歳前後の人を相手にする場合、「今まで何をやってきたのか」「何ができるのか」を求めてくるからです。それは未経験でも同じです。「なにもないけど頑張ります!」と言うのであれば新卒を採用すればいいので…。

たとえば、「28歳で初めて転職をする場合はどうか?」というのを考える際に、つまずきやすいポイントや対策を以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

paiza.hatenablog.com

働く上でもっとも重視することは何か

未経験の職種やほとんど経験のない業務の仕事に就く、もしくは異なる業界への転職では待遇が下がることもあり得ます。むしろ下がることのほうが多いです。

たとえばSIerにいた人は年次を重ねていたら結構年収も上がっていて、30代前半だともしかしたら主任や課長といった役職についていることもあると思います。しかし、自分が外に出ても同じ評価を得られるかはよく見極める必要があります

受託から自社開発の企業へ転職をした友人たちの中には、在職中にかなりプログラミング学習(SIer時代は仕事では開発しなかったので…)やポートフォリオ作成を頑張って待遇を下げずに転職を実現した人もいます。世代的にも、家庭を考えなければいけない人だと、収入にこだわりたい場合も出てきます。

一方で、家庭を大事にしたいということで多少待遇を下げてでも勤務時間が短く、土日祝必ず休みの仕事を選んだ人もいます。IT業界から出て別の業界へ転職をした友人は「やりたいことを実現したい」というのをもっとも重視していました。SEのころと同じくらいの忙しさでも転職後のほうが楽しいと語ってくれた姿を見ると、働き方というのは人によってさまざまだなと実感します。

このように給与・賞与などの待遇、仕事内容、そして企業そのものを選ぶ軸がないと転職してから後悔する可能性が高くなるので、自分は転職で何を重視するのかよく考えてみてください。「収入も増やして、自由な時間も増やし、裁量も大きくしたい」と欲張ると転職は成功しません。特に未経験ではすべてをかなえるのは難しいでしょう。

そのあたりをどうやって定めていけばよいかは以下の記事で紹介しています。

paiza.hatenablog.com

paiza.hatenablog.com

中・長期的なキャリアを描いてみる

実際私はあまり考えていなかったので偉そうなことを言えないのですが…「転職して3年後、5年後はどうなっていたいか?」という将来のビジョンをある程度考えてから転職をしたほうがよいと思います。

同職種の転職であれば、それまでのキャリアの延長上に目標をおけばいいので、比較的簡単です。しかし、未経験分野にチャレンジするのであれば、これまでにやってきたことと今後作っていきたいキャリアが一見してつながっていないこともあります。そのギャップをどう埋めていくか、それまでの経験を生かしつつどういうキャリアを描いていくのかを頭の中で整理しておきましょう。

30歳前後というのは結婚などでライフスタイルが変わる年代でもありますし、30代以降になると、どうしても20代のころと比べるとポテンシャルで採用されることは減って「前職でどんな経験をしてきて、うちに来たらどんな価値を提供してくれるか?」が問われるようになります。転職時の面接で今後のキャリアプランを聞かれても答えられないと通過は難しいでしょうし、適当に考えついたものを言ってもし内定を得たとしてもミスマッチが起こって転職後すぐに辞めたくなる可能性もあります。しかし、「ダメだったらやり直せばいいや」を繰り返せる年齢ではなくなってきています。

手詰まりとならないよう、今後のキャリアについてはしっかり考えておきましょう。ITエンジニアへの転職を考えている人は、以下の記事も参考にしていただければと思います。

paiza.hatenablog.com

転職して得られたもの

ここまで、未経験分野への転職の恐怖感をあおるような内容になってしまいましたが、もちろん得られるものもとても大きいです。ここからは自分がこの1年、転職後に得られたこと、感じたことを書いてみます。

自分のアイデアがサービスに反映される

受託でももちろん反映できる部分はあるのですが、基本的には要件はお客さまから引き出すので、何か新しいことや面白そうなことに挑戦するというのはハードルが高かったです。

まだいちから自分のアイデアでなにか新しい企画ができたわけではないのですが、今は「こうやるといいのでは?」「こう改善するともっとユーザーに見てもらえる(使ってもらえる)のでは?」という細かい改善などをどんどん言って試すことができる環境です。

あと、前職では意思決定に時間がかかったり前例がないと新しい技術を採用することが難しかったりということが多く、もどかしい思いをすることがよくあったのでそういったストレスがかなり軽減されたたのもよい点だと思います。

多くのユーザーの声を聞くことができる

完璧なサービスというわけではないので厳しい意見をいただくこともありますが、paiza転職を使って希望通りの転職を実現させた方やラーニングの動画講座でプログラミング学習が楽しくなったという方の声を聞けるのは嬉しいですね。

また、ブログの記事を読んで意見や感想をSNS等に書いてくださる方もいるのでダイレクトな反応が見れるのは面白いです。

前職で担当していたシステムは規模と社会的影響度は大きかったですが、多くても事業者の中で5~6名が専門的に使うくらいで、大勢に利用されるサービスは初めてなので全然別の種類のやり甲斐を感じることができています。

休日出勤や深夜対応がなくなった

これは受託のSEでも担当しているお客さま(システム)によるので一概には言えないと思いますが、24時間稼働しているシステムを担当していたのと、公共性の高いシステムだったので、特に大きなリリースの直後などは休日でも「いつ障害の電話がかかってくるか…」と心が休まりませんでした。

もちろんその責任の重さがやり甲斐ということもできるのですが、思った以上に精神的な負荷がかかっていたのかなと思います。

時間的にも余裕ができて、転職してすぐは平日の夜に時間があるという状況をどう過ごしていいか分からず慣れない感じがありましたが、今となってはプログラミング学習してみたり、趣味のことをいろいろ楽しんでみたりと時間を有意義に使えています。

これからの課題

転職してすぐは、とにかく激変した環境に慣れることと、目の前の業務をこなすことに必死でした。未経験分野への転職は、通常の転職と比べて、入社までだけでなく入社後のキャッチアップも大変です。

とはいえもう1年。これからは自分の役割をよりはっきりさせて価値をどう高めていくかを考えていかなければならないのかなと思います。

多くの場合、チームで仕事をするときには同じ職種(ポジション)に複数人いると思うので、自分の強みの軸が何もないと結構焦ります…。ただ、経験年数など埋められない差はもちろんありますし、「自分だけにしかできない仕事」というのは難しいので(属人的になりすぎてもよくないですし)「自分が得意とする仕事」を見つけられればいいのかなと思います。

成果を出せているのか・期待に応えられているのかという気持ちを常に持って仕事に取り組むのももちろん悪いことではないと思いますが、早いうちに強みを確立したいですね。

ちなみに転職後にどういったことに気をつけるといいかについては以下の記事を参考にしてみてください。

paiza.hatenablog.com

まとめ

転職して1年経ったので、いろいろ振り返ってみて30歳前後の転職で気をつけたいことや転職してよかったことを書いてきました。

新卒で入社したSIerで約7年間やってきた仕事とは違うことに挑戦するのは勇気も要りましたが、1年経っても転職してよかったと思える結果になってホッとしています。

もちろんいいことばかりではなく悩むこともありますが、それを解決する手助けをしてもらえる環境だということを1年間でとても感じました。

転職に迷っている人はまずこの記事で挙げた内容を考えてみて、その上で「本当に転職しかない!」となったらカジュアル面談を利用して企業の情報収集をしてみてください

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