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未経験者がエンジニア職の面接を受けたときに「絶対に聞かれる4つの質問」

こんにちは。谷口です。

未経験からITエンジニアを目指しているみなさん、面接は得意ですか? 得意どころか、不安で仕方ないという方のほうが多いかと思います。

特に未経験者の方は、エンジニアを目指すにあたって、

  • 面接では一体どんなことを聞かれるのか
  • 経験がなければ落とされてしまうのだろうか

などといったことが気になるのではないでしょうか。

そこで今回は、未経験者の面接で聞かれる代表的な質問4つをご紹介します。これらの質問の意図を知ることで、未経験者がエンジニアになるために何が必要なのかが見えてくるでしょう。未経験からITエンジニアへの転職を目指している人、近いうちに面接を受ける予定がある人、転職したいけど面接が苦手で不安な人の参考になればと思います。

エンジニア職の志望動機

Q.なぜエンジニアになりたいのですか?

未経験者であれば、避けては通れない質問です。

いわゆる「志望動機」と言われると、就活のときの「御社のこのようなところにひかれ〜〜」みたいな話が思い浮かぶ人も多いでしょう。この場合の志望動機とは、企業に対してというよりも「なぜ未経験からエンジニアになりたいのか」という、エンジニア職に対するものです。

エンジニアに限らず、キャリアチェンジして未経験の職種に応募をする場合は、まずこのような質問をされるでしょう。

特におおげさなエピソードやきっかけがなくてもよいので、「プログラミングに興味を持って、自分で勉強したらこんなところが楽しくて仕事にしたいと思いました」といった感じで、自分なりに「なぜやりたいのか」「プログラミングをしてみてどう感じたか」を含んだ動機が話せるとよいでしょう。

逆に「営業をやっているが、自分は人と話すのが思ったより得意ではなかったので、次はあまり人と話さずにすむ仕事がしたい」「今の仕事は将来がない、エンジニアはこれから需要があって食いっぱぐれなさそうなので目指したい」などといった動機をそのまま話す人は、落とされてしまう可能性が高いでしょう。

「この仕事をしたくないから」というのは、前職を辞めたい理由であって、「だからエンジニアになりたい」という動機にはなりません。また、「楽そう・稼げそうだから」という動機は、イメージ止まりでエンジニアの仕事についてきちんと調べていないんだなと思われるでしょう。

当然ですが、エンジニアは人と話さずPCの前に座っているだけの仕事ではありませんし、楽して稼げてすぐに手に職がつくような仕事でもありません。

Q,なぜ転職をしようと思ったのですか?前職を続けようとは思わなかったのですか?

上の志望動機と比較的関連する質問ですが、転職理由を聞かれることもよくあります。

「こんな理由で、現職を辞めてでもエンジニア職に挑戦したいと考えました」といった感じで、志望動機と一貫性のある転職理由が話せるとよいでしょう。

未経験からキャリアチェンジしてエンジニアを目指している場合は、「こういった理由でエンジニアを目指したかったので…」という感じで志望動機とつながっているとよいでしょう。

転職理由を聞いているときも、企業は「なぜ転職してまでエンジニアになりたいのか?(現職を辞められればたとえエンジニアでなかろうとなんでもいいと思っていないか?)」と考えています。

よく、転職理由を聞かれて「前職のここが嫌だったから」と前職を辞めた理由だけを話して終わってしまう人がいますが、それだけだと「エンジニアである理由」がないので落とされてしまう可能性があります。

「辞めた上でどんな転職がしたいのか」が伝わる「志望動機を含んだ転職理由」を考えておきましょう。

転職理由の考え方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

paiza.hatenablog.com

エンジニアになるために勉強している内容


Q.現在どんな勉強をされていますか?どんな技術に興味がありますか?

未経験からエンジニアになったら、それでゴールというわけではありません。むしろスタートであり、その後も仕事を続けていくには継続した勉強が必要になります。

企業側も「まだ自分ではまったく勉強していません」なんて人に対して「ポテンシャルがあって活躍してくれそうだな!」と思う面接官はないでしょう。

そもそも、エンジニア経験者だって転職する人はいっぱいいます。彼らのように実績がある人達もいるなかで、何も作ったことがないばかりか、勉強もしたことがない人を企業だって積極的に採用したくはありません。当たり前ですが、企業は、できる限り活躍してくれる可能性が高い人を採用したいのです。それは未経験であろうと変わりません。

未経験者に対しても、「現時点でエンジニアの仕事内容をどれくらい理解しているのか」「どこまでの内容を勉強できているのか」「技術に興味を持っているか」を重要視しています。

エンジニア経験者は転職活動でも業務経験をアピールすればある程度のスキルをアピールできますが、未経験者はその経験がありません。そこで、「経験はないけど興味ややる気はあります。その証拠に自分でこんな勉強をしました」という話をしたり、ポートフォリオで実際に作ったものを見てもらったりする必要があります。

自分で作った成果物をまとめたポートフォリオを作るメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

paiza.hatenablog.com

paizaラーニングの「ITエンジニアの就活準備編」では、IT業界の業界構造、ITエンジニアのキャリアや働き方、就活や転職活動で使えるポートフォリオの作り方などについても解説しています。

ITエンジニアの就活準備編の「ITエンジニアの就活準備編2: ポートフォリオ制作」はこちら

将来に関すること

Q.どんな仕事がしたいですか?どんなエンジニアになりたいですか?

まだエンジニアになれてもないのに、将来のことなんてわからない!と思うかもしれませんが、さきほども書いたとおり、企業側も「エンジニアになれたらなんでもいいです」なんて人を喜んで採用はできません。できるだけ採用後に活躍してくれる人を求めており、将来のビジョンは重要な判断要素です。

長期的なキャリアの計画まではわからなくてもよいので、少なくとも応募先の事業や業務内容、開発環境などを調べた上で、「こんな仕事をして、このスキルを磨きたい。将来的にはこんなポジションについたりこんな分野の開発がしてみたい」とイメージしておけるとよいでしょう。


paizaの転職成功ガイドでは、志望動機や転職理由、キャリアなどに関する質問の対策についても解説しています。

転職成功ガイドについて、詳しくはこちら

まとめ

4つの質問を通して、未経験者がエンジニア求人の面接で見られている点を紹介してきました。

まとめると、

  • なぜ前職を辞めてまでエンジニアになろうと思ったのか
  • エンジニアになって何がしたいのか
  • どんな勉強をしているのか

ということです。

上記の内容については、特に未経験者はどんな企業の面接でも聞かれるかと思います。あらかじめ自分の考えをまとめたり、自分がやってきたことを振り返ったりしておくと、いざ面接で聞かれたときにあわてずに済みます。


EN:TRYの「転職成功ガイド」では、未経験者がエンジニアを目指すための転職活動・面接対策などを公開しています。未経験からエンジニアを目指している人、どうやって転職活動を進めたらよいかわからない人、面接に苦手意識がある人はぜひごらんください。

転職成功ガイド」について、詳しくはこちら

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