Photo by Donnie Ray Jones
もじゃ(@s10akir)です。学生時代からpaizaでアルバイトをしていて、今年の4月からそのまま(?)新卒エンジニアとして入社しました。
今回は、私がエンジニアを目指して就活していたときの話や、バイト目線で見ていたpaizaの話が、誰かの何かのお役に立てればと思い、バイト〜入社するまでの話を書きたいと思います。ちなみに結果的にpaizaに入社できたからよかったけど、就活は全体的に全然うまくいきませんでした!
エンジニアになりたい学生・就活生の人、就活があんまりうまくいってない人、単にpaizaに興味がある人の参考になればと思います。
私が学生時代に書いていた記事はこちら
paiza.hatenablog.com
簡単な経歴
情報系の専門学校(&paizaラーニングの動画編集アルバイト)→paizaの新卒エンジニア
バイトをする前は、paizaはひまつぶしにスキルチェック問題を解いたりするくらいにしか使っていませんでした。学生バイトのスカウトがきたときに、初めてちゃんと求人サイトとして使った感じです。
最初は開発系のバイトを探していたのですが、なかなか学校の予定とシフトの条件が合うところがなくて…paizaラーニングの動画編集バイトは「まあ開発ではないけど近しい領域だし、趣味で動画編集の経験もあるし、シフトも調整できそう」という感じで受けたら採用されました。
paizaで学生バイト時代にやっていたこと
最初は前述の通り、paizaラーニングの動画編集の仕事をしていました。具体的に言うと、仮動画に、レコーディング済みの声優の上間さんの声をあてて、タイミング調整や余分なところのカットをしたりする仕事です。
動画でプログラミングが学べるpaizaラーニングはこちら
そのうち演習問題を作ったり、レッスンの動作確認、本番反映用のSQLを作る業務なども任されるようになりました。最初は1日に1200行くらいのスクリプトを書いて動作検証とかをしていたときもありましたが、「それは地獄」ということで、業務効率を上げるツールも作り始めました。
バイトで入ったときにすぐに「ツール作成とかして効率化できそうなことがあったらどんどんやってほしい、むしろやってほしい、探してやってほしい」と言われていたので、既存業務で「これは地獄」と感じたことはどんどん自動化していきました。
もうこのあたりからは自動ツールを作ったり、講座を設定したりが主な業務になってきて、本番設定のフローを一新しました。
既存のフローでは一度デプロイした講座の保守が難しかったり、実際に設定した人しか内容を把握できない属人性があったり、講座開始までに時間がかかったりと問題があったのですが、それを解決できるようなフローを作って移行して、ほかのバイトの人にデプロイ方法を引き継いで属人性をなくしたりもしました。
あとはツールの保守や講座の設定・修正作業を続けつつ、リポジトリやバイトの環境の整備などもやっていました。(バイトマシンの環境構築や環境さをなんとかできないかとか考えながら色々やっていた)
インターンでやったこと
そのうち就活を始める時期が来て、paizaを含む何社かのインターンに参加しました。インターンへの参加が学校で単位扱いされていたので、割と積極的に参加していました。
当時paizaでは、学生インターンは募集されていなかったのですが(そもそも新卒エンジニアを募集してない)、バイトの特権で「インターンをしてほしい!単位になるし!」と言っていたら、ラーニング担当の青木さんがインターンとしての課題を与えてくれました。言ってみるもんやで。
2回インターンをしてもらったのですが、1回目はpaizaラーニングなど用の問題集の管理を楽にする仕組みを考えて、2回目は実際にエンジニアチームに入って、先輩エンジニアにメンターについてもらいながら、開発業務をさせてもらいました。
就活の話
就活のときはpaiza新卒だけを使っていました。中の人だからというわけではないですが、ほかのサービスを見ていても、エンジニアに特化していないサービスの求人は、受託とか大手SIerとかが多いし、逆におもしろそうな自社開発の企業はそういったところに求人をのせていなかったりして、自分は直接プロダクトに貢献できる仕事がしたかったので、あまり見ないようになりました。
あんまりたくさんサービスを使うと自分が混乱しそうだったから、一元化したかったのもあります。
企業選びについて
インターンや求人に応募をする企業は、以下のような視点で選んでいました。
事業に直接貢献できること
例えば、エンジニアに限らず組織内で意見を出し合って、企画を考えたり変えたりしていけそうな企業がいいなと思っていました。
逆に、決められた仕様通りに作ることが求められたり、部署ごとに決められた職能をこなすことだけが求められている仕事は違うなと思っていました。
これは、paizaが前者に近くて、バイトで働きながらも「自分に合っているな」と感じていたので、その影響が企業選びにも出ていたかもしれません。
風通しが良い組織であること
形骸化したルールが残っていたり、改革が歓迎されない組織だと、自分は不満を感じるだろうなと思っていました。
これもpaizaが実際にそうで、誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分で声を上げたら「じゃあやってみる?」と言われるような組織、新しい挑戦ができる体力とフットワークのある企業だと思います。
スキルの高い人がいっぱいいる
エンジニアに限った話ではなく、それ以外の部署でも高いスキルを持った人たちがいっぱいいる組織でその影響を受けたいと思っていました。自分が一番下な組織なら、周りから学ぶことが無限に見つかって楽しいから!
また、私は自分がエンジニアであるという点はあまり重視していません。
プログラミングはあくまでも手段で、自分のスキルを課題解決や目標達成に生かしたいと考えています。
もちろんプログラミングは大好きだし楽しいですが、たまたま自分にはそれが合っていただけで、ほかにも武器にできるものが見つかればそっちに行ってもいいと思っています。
上記を軸に、いいなと思った企業のインターンに参加するようにしていましたが、第一志望はpaizaでした。
面接で受けたフィードバックの話
就活はあまりうまくいっていませんでした。paizaも新卒求人を出しているわけではなかったし、もうどこからも内定が出なかったら本気でこのままpaizaラーニングのバイトを続けていくか…と思っていました。
最初は、正直就活自体を舐めていました。というのも、スキルに関しては周りよりも時間と労力をかけて培ってきたという自負があり、それにともなう自信とプライドがありました。実際インターンに参加するとスキルを評価してもらえるケースが多かったので、「結構内定もらえるんちゃうか」と思っていたのです。
しかし、面接を進んでいくと、「内定もらえるんちゃうか」と思っていた企業の最終面接での落選が続き、結構メンタルをやられてしまいました。
落選理由のフィードバックとしては「コミュニケーションスタンスがマッチしない」「チームとして働く上で障害となる」などが多く…。
(paiza新卒では、面接後のフィードバックやアドバイスを受けることができます。)
ほかにも言われたのは
「あるべき」論が強い
たしかに自分の中で「こうあるべき」というルールを作りがちではありますが、それを人に押し付ける気はなかった(つもりだった)ので、それが面接でうまく伝えられなかったのは失敗でした…。
チーム内でスキルの差がある相手と衝突しそう(≒自分よりもスキルが高くない人を傷つけそう)
これは学校でのチーム作業などでも分裂を経験していたので、悩んでいた部分でもあったし、言われたとおりだと思います。自分を基準に考えてしまったり、人の気持ちを理解できずに衝突してしまった経験もありました。
落選企業からフィードバックされる内容は短所として自覚があり、面接では出さないようにしていたつもりだったので、かなりショックでした。自分に対する客観性のなさを実感したと同時に、採用担当の人たちの見抜く力ってすごいんだ…と思いました。
それはそれとして、「スキルは評価されても落選になるくらい人間性が悪いのか…」とかなりへこみ、これまでやってきた努力や人生がすべて否定された気がしました。
paizaの選考について
paizaもバイトからぬるっと潜り込んだわけではなく(?)、ちゃんとインターン→選考課題の提出&面接の選考を受けました。ただ、そもそも新卒求人が出ていたわけでもないし、だから新卒の受け入れ態勢が整っていたわけでもないし、結果を待っている間は「正直だめかもな」という気持ちもありました。
選考では、「成長とは何か」というテーマで小論文を書く課題が出ました。(※課題の内容は中途では募集求人によって異なります)
私は「多様性」にフォーカスを置いて、自分の思う多様性って何なんだろうなということをゼロから考え直しました。この課題が自分の考え方を改めて見つめ直したり、自分の個性と向き合い方を見つけるきっかけになったので、受けておいてすごくよかったです。ここで自分を見つめ直すきっかけを持たなかったら、課題のあとの面接にも落ちていたかもしれません…。受かってよかった…。
paiza入社後の話
内定後は、前述の通り2回目のインターンで開発業務をしていたのですが、入社後の現在はpaiza転職の採用企業側のサービス改修をしています。
入社してみると、バイト時代に見えていたものは氷山の一角でしかなく、知らなかったことばかりでとても楽しいです。
特にバイトはpaizaラーニングの業務だったので、今は転職サービスの中身やエンジニアの転職市場については本当に入社後に初めて勉強することになりました。
今はまだわからないことだらけなので、まだまだ必要な知識を得るための時間が多くなっていますが、事業やサービス・プロダクトに対して自分なりの考え方や目線を持って、より良いものにするための挑戦や機会を常に狙っていきたいです。
あとは組織に対してフラットな目線を持って、本当にそれに意味があるのか?常に自分の考えを持ってオープンにして発信していきたいし、人の話もたくさん聞いて、理解したいと思っています。
まとめ
というわけで、私が学生バイト〜新卒入社するまでの話を書いてみました。
エンジニアを目指している就活生や未経験者のみなさん、今はご時世的にも大変だと思いますが、自分と向き合ってぜひがんばってください。
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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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